東京・銀座の「三笠会館」は、創業100周年記念として、完全オリジナル・ワイン「三笠会館 100周年記念ワイン」を575本限定で生産した。
このワインは、6月15日(日)と16日(月)に開催する特別ディナーコース「100周年記念 WINE DINNER」で披露される。
人数限定での予約となっているので、興味があれば早めに申し込みたい。
創業100周年を記念したオリジナル・ワイン
「三笠会館」は、1925年の創業。
創業者が奈良県東吉野村から上京し、東銀座の歌舞伎座前に「氷水屋 三笠」を開店したのが始まり。今年で創業100周年を迎えた。

「ドメーヌ・コーセイ」で醸造した575本のワイン
同館の創業100周年を記念した「三笠会館 100周年記念ワイン」は、長野県塩尻市片丘地区のワイナリー「Domaine KOSEI(ドメーヌ・コーセイ)」で醸造したものだ。
同ワイナリーは、メルロ種のスペシャリストとして、数多くの銘醸ワインを手掛けてきた味村興成氏が自身の名を関したワイナリーで、メルロ種を専門で栽培している日本最高品質のワイン造りを目指している。
ワインの製作には企画から約5年の歳月をかけて、同館の多くのスタッフが現地に定期的に通い、ブドウ栽培や醸造作業などに携わって完成させた。

メルロ種にこだわった塩尻市のワイナリー
味村氏は「メルシャン(旧・三楽オーシャン)」に入社後、フランス・ボルドー大学への留学を経て、「勝沼ワイナリー」で醸造責任者として活躍。日本ワインの品質向上に貢献してきた。
退職後、自身の理想とするワイン造りを追求するため、2016年に塩尻市片丘で「ドメーヌ・コーセイ」を設立。2019年にはワイナリーを完成させ、メルロ種のブドウ栽培とワイン醸造を開始している。

6店舗のシェフたちが考案したメニューで乾杯
特別ディナーコース「100周年記念 WINE DINNER」は、銀座・三笠会館の6店舗のシェフ・支配人が共同でコースメニューを考案する。
フランス料理「榛名」の宮嵜シェフ、イタリア料理「Trattoria Mezzanino」の滝沢シェフ、中国料理「揚州名菜 秦淮春」の外崎シェフ、「しゃぶしゃぶ・すき焼き 吉野」の近藤シェフ、「ステーキ&シーフード 鉄板焼き 大和」の支配人中井氏、そして「ビステッケリア イントルノ」の冨士大シェフの6名が、それぞれのこだわりと技術を活かした料理でコースを構成している。

同館に受け継がれてきた料理、長年ゲストに愛されてきたサービスなど、これまでの歴史やストーリーを紡いだ特別なディナーコースとともに、ワインを楽しみたい。
三笠会館 100周年記念ワイン
ベースワイン:片丘メルロ 無濾過
品種:メルロ
収穫年:2022年
熟成樽:オーク・バリック2樽(ブレンド)で12ヶ月熟成
瓶熟成:約12ヶ月
100周年記念 WINE DINNER
開催日:6月15日(日)・16日(月)
会場:三笠会館 本店5階 パーティールーム
所在地:東京都中央区銀座5-5-17
開催時間:受付17:30~ / 開演18:30~
会費:38,000円(税・サ込)
詳細ページ:100周年記念 WINE DINNER
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000079981.html
(田原昌)
※席は限りあり