福岡・福津の初夏を告げる味覚イベントが今年も開催。5月16日(金)から6月29日(日)までの45日間、福津市内の飲食店22店舗が参加する「第15弾ふくつの鯛茶づけフェア」が幕を開ける。

「吾智網(ごちあみ)漁」で水揚げされた天然真鯛を、地元各店が趣向を凝らした“鯛茶づけ”で提供する。福津の初夏を彩る、名物フェアだ。

22通りの「福津の鯛茶づけ」、そのこだわりとは

同フェアに参加するのは、地元食堂から和洋中の専門店、さらには海辺のリゾートレストランまで個性豊かな全22店舗。

どの店でも「玄界灘の天然真鯛を使用」「ご飯にお茶や出汁をかけていただく」「各店独自の調理法で提供」という“福津の鯛茶づけ三か条”を守りながら、それぞれの解釈で一杯を創り上げる。

素朴な郷土の味に、料理人たちの創意と技が重なり、食通も唸る鯛茶づけが出揃う。コース仕立ての逸品もあれば、スパイスや異国の香りを添えたアレンジも。まさに“食べ比べが楽しい”イベントだ。

鯛茶めぐりを後押しする、スタンプラリーと夜営業

期間中はスタンプラリーも実施し、異なる3店舗で鯛茶づけを味わうと500円分の食事券がもらえる(先着100名)。6店舗をめぐれば「鯛茶マスター」の称号とバッジも授与される。

今年は新たに、夜営業で鯛茶づけを楽しめる店舗も案内されており、昼に訪れづらい人でも「福津の味」を堪能できる配慮がなされている。

食後の寄り道は、絶景と文化が待つ街・福津へ

鯛茶づけの余韻とともに立ち寄りたいのが、歴史ある宮地嶽神社。ちょうど5月24日(土)からは「菖蒲まつり」も始まり、ライトアップされた花々と社殿が幻想的な夜を演出する。

また、“かがみの海”として知られる遠浅の海岸では、干潮時にだけ現れるリフレクション現象が話題に。青空と雲が砂浜に映り込む景色は、まるでアートのようだ。

鯛を通じて海と人がつながるまち、福津。旅の目的がひとつ増えるこの季節に、ぜひ一度“ご当地の一杯”を味わってみてはいかがだろうか。

第15弾ふくつの鯛茶づけフェア
期間:5月16日(金)~6月29日(日)
場所:福津市内協賛店舗22店舗
特設ページ:https://dmofukutsu.com/taicha-fair/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000161358.html

(山之内渉)

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