読書のひとときをより豊かに演出する逸品が誕生した。人気小説家・神永学氏の作家デビュー20周年を記念し、革製品ブランド「UNROOF(アンルーフ)」が特別に制作した本革ブックカバーが、5月17日(土)から予約受付が開始されている。

落ち着きがありつつも品格の漂うブックカバーは、本物を知る知的な大人にぴったりのアイテムだ。

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物語と革工芸が交差する、記念すべき逸品

2004年『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』でデビューした神永学氏。その代表作の世界観をまとった本革ブックカバーが、デビュー20周年を記念して登場した。同作の主人公・斉藤八雲の象徴「赤い左眼」をモチーフに、神永氏の監修を経てUNROOFの職人が丁寧に仕上げたデザインは、手に取った瞬間にその世界観を感じられる特別な一品だ。

さらにファン垂涎の書き下ろしショートストーリーが小冊子として付属。カバー内側に刻まれた謎の文字の意味が、物語を読むことで明かされるという仕掛けも用意されている。

同梱されるしおりには、「PSYCHIC DETECTIVE YAKUMO」の英字ロゴが刻まれ、単体でも小物としての完成度を誇る。細部に至るまで作品世界の再現にこだわりがあるのがいい。

小説家・神永学氏デビュー20周年記念で「UNROOF」とコラボしたイタリア製レザーのブックカバー発売

カラーは、藍(インディゴ)・雲(アイボリー)・香(ペールトープ)の3色。日本の自然に着想を得た命名で、落ち着いた色合いが手元を優雅に引き立てる。

機能美を極めた、本革という選択

素材には、イタリア・トスカーナ州のLa Perla Azzurra(ラ・ペルラ・アッズーラ)社が製造する「ALASKA」レザーを使用。銀面にロウを引いた質感と、長く使うほどに変化を見せる深い味わいは、使い手と共に育っていく革ならではの魅力。表面に残るホワイトロウが雲のような模様を描き、まるで一冊の物語の始まりを感じさせる佇まいだ。

小説家・神永学氏デビュー20周年記念で「UNROOF」とコラボしたイタリア製レザーのブックカバー発売

また、文庫本から厚さ7.5cm・1400頁クラスの大著まで対応可能な構造は、UNROOFならではの独自設計。

書籍の厚みに合わせてしっかりと包み込み、幅広い読書スタイルをスマートに支えてくれる。サイズは文庫判と四六判の2種類を用意し、価格はそれぞれ11,999円、13,999円となっている。

匠の手仕事と社会性が生む、未来への読書道具

製作を担うUNROOFは、「障がいがあるだけで仕事の選択肢が制限される社会を変えたい」という理念のもと設立されたブランド。自社工房では、発達・精神・身体障害のある革職人が働き、日々技術と感性を磨き続けている。

職人の手仕事が刻まれたこのアイテムは、半世紀以上続く老舗活版印刷企業が手掛けるブックケースに収められ、まるで美術品のような佇まいを放つ。額縁を模したデザインは、読後もお気に入りの本の装丁として活用できるよう工夫されている。

小説家・神永学氏デビュー20周年記念で「UNROOF」とコラボしたイタリア製レザーのブックカバー発売

販売はUNROOF公式オンラインショップおよび全国5つの書店で行われる。先行予約は5月27日(火)まで、一般販売は5月28日(水)よりスタートする。数量には限りがあるため、確実に手に入れたい人は早めの予約がおすすめだ。

小説家・神永学氏デビュー20周年記念で「UNROOF」とコラボしたイタリア製レザーのブックカバー発売

読書の質を高める道具として、あるいは時代と感性を映す逸品として。このブックカバーは、読むことに人生の深みを求める大人にこそふさわしい。

神永 学オリジナル本革ブックカバー
先行予約期間:5月27日(火)23:59まで
一般販売開始:5月28日(水)00:00 ~
価格:文庫本サイズ11,999円/四六判(ソフトカバー用)サイズ13,999円
取扱店舗:ブックファースト新宿店、書泉グランデ (神保町)、芳林堂書店高田馬場店、京都蔦屋書店、文喫六本木
UNROOF公式オンラインショップ:https://unroof.jp/products/kaminagamanabu-original

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000601.000021621.html

(Fumiya Maki)

※価格はすべて税込

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