仙台藩伊達家御用藏として知られる宮城・仙台の「勝山酒造」が、初の試みとして酒造好適米「蔵の華」を8%まで磨き上げた純米大吟醸酒「伊達ノ黒船」を発表した。政宗公の夢を映すこの逸品は、遠心搾りと袋搾りの2種、各300本限定で、5月23日(金)より販売される。
高級感溢れる香り高い日本酒を、この機会に手に入れたい。
伊達政宗公の夢を映す「伊達ノ黒船」
1613年、伊達政宗公の命により建造されたガレオン船「サン・ファン・バウティスタ号」は、慶長遣欧使節団を乗せて太平洋を渡った。この壮麗な船はのちに「伊達ノ黒船」と称され、政宗公の夢とロマンを象徴する存在として知られることとなる。
「勝山酒造」は、この歴史的背景に着想を得て、「伊達ノ黒船 純米大吟醸」を醸造。武士道の精神と政宗公の想いを反映した、洗練と気品を兼ね備えた希少な一本となっている。

8%精米の「蔵の華」を使用した2種の搾り
「伊達ノ黒船」は、宮城県産の酒造好適米「蔵の華」を8%まで精米することで、米のポテンシャルを最大限に引き出している。
醸造方法は「遠心搾り」と「袋搾り」の2種類。
遠心分離機を用いて純粋なエキスだけを抽出した「遠心搾り」は、軽やかな口当たりの中に米本来の深い旨味と果実香が広がり、上品な甘みと酸味の心地よい余韻が特徴だ。一方、酒袋に詰めた醪をゆっくりと丁寧に槽で搾った「袋搾り」は、透明感の中にしっかりとしたコクと爽やかな果実味の吟醸香が広がり、軽やかな甘さとふくらみが感じられる味わいに仕上がっている。

伝統工芸と融合した特別なデザイン
「遠心搾り」は、仙臺箪笥の被せ箱に収められており、カリブ海や地中海の美しいマリンブルーが漆塗りで表現されている。華やかで繊細な飾り金具が施され、美術的要素と実用性を兼ね備えた逸品に注目だ。
「袋搾り」は、専用の化粧箱に収められ、贈答品としても最適な装い。いずれも、伝統工芸と融合した特別なパッケージが、酒の価値を一層引き立てている。

日本酒ファンはもちろん、歴史やクラフトへのこだわりを重視する大人にも響く「伊達ノ黒船」。
伊達ノ黒船 純米大吟醸
発売日:5月23日(金)
種類:遠心搾り、袋搾り
内容量:720ml
アルコール分:16度
精米歩合:8%
使用米:蔵の華100%
原材料:米(宮城県産)、米麹(宮城県産米)
保存方法:冷蔵保管(輸送時常温可)
価格:伊達ノ黒船 -遠心搾り- 仙臺箪笥 被せ箱入り 88,000円、伊達ノ黒船 -袋搾り- 化粧箱入り 27,500円
公式オンラインショップ:https://www.katsuyama-shop.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000019894.html
(kyoko.)
※価格はすべて税込