「子どものイスを変えたい!」という想いから誕生した「アーユル・チェアー」。

2つに割れた座面が動くことでバランスを取り、正しい姿勢を作り出すという画期的なこのチェアーは、専門家と3年の歳月をかけて開発し、2005年に誕生した。

アーユル・チェアー ジャパン社は、この「アーユル・チェアー」発売20周年を記念して今年4月、原宿に体験型ショールームをオープンした。

「アーユル・チェアー」のラインナップがすべて揃うのは、ここだけ。実際に座って試せるだけでなく、腰痛や姿勢に関するさまざまな相談やサービスも無料で受けられる。

ミドル世代は加齢による骨や筋力の衰えが気になってくる頃だろう。一度、自身のカラダを見つめ直す機会として同ショールームを訪れてみてはいかがだろうか。これから体験する筆者のレポートを参考にしてもらいたい。

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「アーユル・チェアー」のショールームで座り心地を体験

「アーユル・チェアー」とは、理想的な姿勢へとカラダを導くチェアー。ポイントは「坐骨で座る」点にある。

本来、人は坐骨の二点で支えながら座るのが正しいのだが、現代人の多くは骨盤が前方にズレ、背骨が曲がって首が前に出てしまう。これにより、慢性的な肩こりや腰痛につながりやすくなるのだそうだ。

「アーユル・チェアー」は、座面が小さく背もたれのないイス。ゆがんだ姿勢が癖づいてしまった人でも、正しい姿勢を維持できる革新的なチェアーだ。

原宿のショールームでは、その「アーユル・チェアー」の座り心地と「AI姿勢診断」「骨格ゆがみ測定」を体験できる。

【体験レポート】できるビジネスパーソンは“姿勢”から。坐骨にアプローチする「アーユル・チェアー」で仕事の質を高める“健康投資”のススメ

見慣れぬイスが立ち並ぶショールームでの新体験

「アーユル・チェアー」のショールームは、JR「原宿駅」または地下鉄「明治神宮前駅」から徒歩およそ7分のところにある。

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エレベーターで2階に上がり、ドアが開くと、目の前に独特の形状をしたチェアーが姿を現す。

出迎えてくれたのは「アーユル・チェアー」代表の長谷川さん、マネージャーの北野さんと広報の大久保さんだ。体験の前にまずはこのユニークなアーユル・チェアーが誕生した背景、そして日本人の姿勢について、話を伺った。

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左から長谷川さん、大久保さん、北野さん

「昔の座敷文化だったころの日本人は姿勢がよかったですよね。それは畳の上での正座やあぐらによって自然と“坐骨”の二点で座り、骨盤が立っていたからなんですよ」と話す長谷川さん。しかし、欧米からソファや柔らかなイスが入ってくると事態は一変する。

狩猟民族で背中側の筋肉が発達し、胸が開いていた欧米人は、ソファや柔らかなイスに座っていても姿勢が極端に悪化しなかった。

対して、農耕民族で前かがみの作業が多く、お腹側の筋肉が発達していて猫背や巻き肩が多い日本人は、ソファや柔らかなイスが広まったことであっという間に姿勢が悪くなってしまったのだという。

これは「坐骨」ではなく「お尻全体」でべったりと座り、背もたれに頼ってお尻が前に滑った状態になってしまったからだ。それと比例して日本人に腰痛が増加したという。

「周りに“なんか腰が痛いなぁ”と訴える人がいませんか?腰痛は国民病というか、痛みを訴えるのはいまや日常的な側面がありますよね」とマネージャーの北野さんは話す。

筆者は特に、原稿執筆で1日のほとんどを座りっぱなしで過ごすことも多い。

たまに立ち上がると、カラダ全体が固まったような感覚があり、肩や腰が重だるく感じられ、意識して伸ばしたり、ストレッチしないといけないなとよく自戒する。

そんな自身の悩みを聞いていただきながら、フレンドリーに対応いただいたスタッフの皆さんのおかげで、気兼ねなく「アーユル・チェアー」の座り心地を思う存分に試すことができた。

「骨盤ゆがみ測定」で骨格のゆがみを知る

商品を試した次は、自身の「カラダ」について知るステップだ。「骨盤ゆがみ測定」では、普通のイスに普段の座り方で座った時と、「アーユル・チェアー」に座った時とのお尻にかかる圧力を比べ、どれくらい骨格がゆがんでいるかを測定する。

まず初めに、いつも通りの姿勢で普通のイスに座ってみる。

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すると、目の前のモニターにお尻にかかっている圧力が表示される。

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これが普段お尻にかかっている圧力だという。

次に、「アーユル・チェアー」にお尻を突き出した状態で深く座る。

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すると、目の前のモニターに先ほどと同じく、お尻にかかる圧力が表示される。

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先ほどよりも赤くなっている部分が二か所現れるのだが、これこそが坐骨であり、本来の正しい姿勢で座るということなのだそう。

見比べてみると、一目瞭然である。

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普段の座り方が、いかに坐骨で座れていないのかがわかる。一方で「アーユル・チェアー」に座った際は、坐骨の二点がくっきりと赤色で表示され、正しく座れているのが明白だ。

そして「アーユル・チェアー」に正しく座ったときに、同測定の肝となる姿勢の“ゆがみ”がわかる。

例えば、重心が右に傾いている人だと、右のお尻が大きく赤くなり、左は小さくなる。どちらか片方に圧がかかっていることを証明する測定結果となるのだ。

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筆者の測定結果でも、よく見ると右に重心が多くかかっており、若干だがゆがんでいることがわかった。ただ、北野さんいわく、筆者の骨格はゆがみが少なくてきれいなほうらしい。

しかし、普段の姿勢が悪いことには変わりがない。同体験は、普段の姿勢がどれほど骨格をゆがませているのか痛感できる内容だった。

「AI姿勢診断」で普段の姿勢を知る

「AI姿勢診断」は、普通のイスに座った場合と「アーユル・チェアー」に座った場合の姿勢を写真に収め、AIによって姿勢の良し悪しを診断をするというものだ。

まずはいつも通りに、普通のイスに座って、写真を撮ってもらう。

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次に、「アーユル・チェアー」に座って、同じように写真を撮ってもらう。

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二つの姿勢を照合し、AIが姿勢分析を開始。診断結果が下記の画像と同じように出てくる。

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単一の写真だけでは、それほど違いがわからなかったが、こうして見比べてみてAIによる診断を受けてみると、普段の姿勢の悪さが浮立ち驚愕した。

改めて普段の姿勢を見直すきっかけとなり、日頃から気をつけなければならないと感じた。

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「アーユル・チェアー」に座ると、坐骨で座り背筋がまっすぐになるため、腰への負担が少なくなり、普段のデスクワークで感じていた首筋の痛みも感じにくかった。

なお、この診断結果は体験者のスマホへ共有が可能なため、自身で姿勢診断の結果をいつでも見返すことができる。

筆者は、帰宅後に改めてAIによる姿勢診断の結果を見て、仕事の途中に姿勢をそっと正した。

「アーユル・チェアー」の魅力と各モデル

「アーユル・チェアー」は、座面が小さく真っ二つに割れている。背もたれがなく腰当てがあるだけで、座面の高さを変えることが可能だ。

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シンプルでありながらも座る時に姿勢が正されるよう細かな仕様にこだわり、さまざまなシチュエーションに合わせたモデルが展開されている。

あぐらイス

座敷文化の日本ならではの「あぐらイス」は、あぐらをかきながら正しい姿勢を保てるモデルだ。

座面に高さが出るため、膝に痛みがある人や身体が硬い人でも楽にあぐらをかける。新聞を読んだり床に座って仕事をしたりする際に適している。

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あぐらイス

また、基本モデルでありながら人気No.1のキャスターが付いた「オクトパス」は、デスクワークや普段使いにも使える万能型。腰に負担をかけず、正しい姿勢で仕事に集中あるいは趣味に没頭できる。

プレミアムモデル01

そして、シリーズ最上位モデルの「プレミアムモデル01(ゼロワン)」は、レッグ部分がアルミダイキャスト製で、高いインテリア性を誇る。

ラグジュアリーな見た目で高級感あふれる空間をつくりだしながら、正しい姿勢をしっかりと維持できるモデルだ。

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掲載元:アーユル・チェアー公式サイト「プレミアムモデル 01」

全モデルに座ってみたが、どれも坐骨で座れて姿勢が美しく保たれる。

腰や首筋の痛みを感じにくく、快適な座り心地を体感できた。

健康器具となるとデザインは二の次になりやすいが、「プレミアムモデル01」は見た目も性能も追求している。

インテリアにもこだわりたい場合は、最上位モデルの「プレミアムモデル01」で、姿勢も空間もより美しくしてみてはいかがだろうか。

ayur-chair × HUMAN MADE/プレミアムモデル01

NIGO氏が手掛けるライフスタイルブランド「HUMAN MADE(ヒューマンメイド)」とのコラボ第5弾となる「ayur-chair × HUMAN MADE/プレミアムモデル01」もおすすめモデルのひとつ。

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腰あて部にはHUMAN MADEのロゴプリント、下部にはエンボスでハートロゴの刻印が入り、ディテールの一つひとつに特別仕様ならではの遊び心と品格が宿る。

現在もショールームと公式サイトで購入可能となっているため、HUMAN MADEスペシャルデザインを確実に手に入れたい人は早めのチェックをおすすめしたい。

「腰にかかる負担が減った」購入者の声をご紹介

「アーユル・チェアー」を購入した方の実際の声を紹介しよう。

すでに腰痛持ちだったという50代自営業の男性は、「初日から腰の痛みを感じなくなったことに驚きました。慣れない坐骨座りのため専用のマットを敷いて座っていましたが、3日ほど使うと、逆に併用しない方が快適に感じてきました」と語る。

また、30代会社員の男性は、他社の高価なイスに座っても腰痛が改善していないなか、「アーユル・チェアー」を試したところ、これまでのイスが自分に合っていなかったと気がついたそう。

「“アーユル・チェアー”に座っていると、一定の時間でお尻が痛くなりますが、座りっぱなしを防ぐことにも繋がるので、とても気に入っています」と語った。

近年はリモートワークの増加により、座りっぱなしの時間が増えている。デスクワークで姿勢が悪かったり、ゴルフやキャンプなどで腰痛につながったりする人も少なくなく、「アーユル・チェアー」の存在意義が増していくのも頷けるだろう。

「姿勢」が仕事や人生の質を左右する

「アーユル・チェアー」は、座るだけで姿勢が良くなり、腰の負担を軽減して集中力を高めてくれる健康イスだ。

特に腰痛や肩こりに悩まされている人は、同製品と普通のイスとの違いに驚くはず。

この機会に原宿のショールームで姿勢診断を受け、どれほど骨格がゆがんでいるのかを確かめてはいかがだろうか。そして「アーユル・チェアー」の座り心地と、正しい姿勢がいかに普段のカラダの負担を軽くするのかを全身で体感してほしい。

アーユル・チェアー公式サイト:https://www.ayur-chair.com/f/retail

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000111324.html
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000111324.html

(みくと)

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