6月12日(木)から15日(日)、世界文化遺産・上賀茂神社の神聖な空間で、唯一無二のコーヒー体験が楽しめる。清らかな湧水と共に生きる土地で育まれた「神山湧水珈琲」を、蛍の舞う夜に味わうという粋なものだ。

自然、文化、味覚のすべてが交差するこの催しは、大人の感性に深く響く時間を提供する。初夏の夜の幻想に訪れてみては。

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静寂に包まれる夜、蛍と味わう「神山湧水珈琲」

京都・上賀茂神社で開催される「京都の四季を味わう神山湧水珈琲会」は、コーヒーという日常の一杯を、非日常へと昇華させる。舞台は、古来より神域とされる神山の麓。6月12日(木)から15日(日)の4日間、夜の静寂のなかで蛍の光を追いながら、神域の湧水を使ったコーヒーが振る舞われる。

神山湧水は、神が降り立ったとされる神山に湧く清水。「神山湧水珈琲」は、味の素AGF社がこの水に敬意を払って特別なブレンドを生み出し、2015年より上賀茂神社に奉納してきた。焙煎、豆選び、ブレンドにおいて幾度も試作を重ね、湧水の個性に調和する味を追求した神山湧水珈琲は、まさに一点物だ。

今回の催事では、蛍が舞う幻想的な空間で提供されるコーヒーと、老舗和菓子店・亀屋良長による特製の和菓子が、短い夜に深い記憶を刻む。

京都|世界文化遺産 上賀茂神社で、初夏の蛍と神山湧水珈琲を。雅な「夜カフェ」開催

一杯に宿る水の記憶と、十年の歩み

神山湧水珈琲が生まれた背景には、「命を育む水は、食を育む水」という哲学がある。味の素AGF社が上賀茂神社と共に進めてきた文化事業は、2015年の式年遷宮をきっかけに始まり、神社の歴史や自然への敬意を形にしたものだ。

奉納から10年となる節目の今年、自然と文化、味覚の融合を体験として提供するこの催しは、単なる観光でもイベントでもない。訪れる者が、水の大切さを肌で感じ、日常の中で見落としがちな価値に目を向けるきっかけとなる。

京都|世界文化遺産 上賀茂神社で、初夏の蛍と神山湧水珈琲を。雅な「夜カフェ」開催

夜間特別参拝では、国宝である本殿や権殿を特別参拝できる。

神職による講和では、湧水や蛍との縁が語られ、コーヒーを通じて精神性の高い時間が提供される。

手に取る一杯に、選ぶ理由がある

催事の参加者にはドリップパックの記念品も配布される。抽選制ながら、一日20名限定という少人数制が、密やかで贅沢な時間を保証する。

境内の休み処では、神山湧水珈琲がホットとアイスで提供され、マイボトル持参者には「デカボスコア」に応じた割引も用意されている。アイスコーヒーは76%、ホットは51%のCO2削減効果があるとされ、持続可能性にも目を向けた仕掛けが施されているのも見逃せない。

京都|世界文化遺産 上賀茂神社で、初夏の蛍と神山湧水珈琲を。雅な「夜カフェ」開催

蛍の灯りと共に楽しむ神域の湧水珈琲。この夏、ただ静かに、贅沢な夜を過ごしてみたい。

「京都の四季を味わう神山湧水珈琲会」~初夏の蛍と夜カフェ~
開催日時:6月12日(木)から6月15日(日)19:00~21:00 受付開始 18:30
場所:賀茂別雷神社(上賀茂神社)
所在地:京都府京都市北区上賀茂本山339
参拝初穂料:一人1,000円 ※現金のみ
参加方法:6月3日(火)12:00までにフォームから応募
当選発表:6月4日(水)当選者にのみメールにてお知らせ
応募フォーム:https://agf.ajinomoto.co.jp/enquete/index/2506_kamigamo

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000099.000131617.html

(Fumiya Maki)

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