今、世界中が注目する日本のシティポップ。当時の代表的な名盤ほか、数多くのアーティストのレコードやCDジャケットを手がけたのが、イラストレーターの永井博氏だ。
この度、同氏がラベルデザインを手がけたウイスキーがリリースとなり、6月19日(木)から抽選予約がスタートする。南国リゾートにトリップできるボトルで、一足先にサマーバカンス気分に酔ってみては。
南国リゾートの風が吹いてくる永井博ワールドのラベル
近年、世界で注目の的になっているのが、都会的で洗練されたサウンドを特徴とする1970年代後半~1980年代に大流行した日本の“シティポップ”だ。当時の代表的な名盤の1枚として、大瀧詠一氏のアルバム「A LONG VACATION」挙げられる。
このアルバムのジャケットを手掛けたのが、イラストレーターの永井博氏だ。同氏は、1978年にイラストレーターとして独立、「A LONG VACATION」の後、独自の地位を確立し数多くのアーティストのレコード・CDジャケットを手掛けた。
濃厚な青い空、鮮やかなブルーの水を湛えた白く輝くプール、ヤシの木の影など、独特の原色使いで描いた作風で永井博ワールドを築き上げ、以後も広告や雑誌、個展の開催など精力的な活動を続けている。
そしてこの夏、オリジナルウイスキー通販サイト「WHISKY MEW(ウイスキーミュウ)」から、永井博氏のイラストをラベルにしたウイスキーをリリースすることとなった。

©HIROSHI NAGAI
伝統的なフロアモルティングに拘り続ける蒸留所のウイスキー
新しく登場する永井氏のイラストラベルウイスキーは、ウイスキー評論家・山岡秀雄氏が選んだ「シークレットオークニー2007」だ。
山岡氏は、ウイスキー評論家/ジャーナリスト/翻訳者であり、世界的なネットワークを持ちながら、「Collecting Scotch Whisky」で世界のウイスキーコレクター16人のうちの一人に選ばれた人物。また、海外のノージングコンテストで8回の優勝歴があり、ウイスキー専門サイト「WHISKY MEW」のスーパーバイザーも務める。
同サイトは、小学館の漫画編集者であった山岡氏と小学館集英社プロダクションが組み、山岡氏が選んだ最高のウイスキーとそれに合う漫画や芸術、アニメなどのラベルをコラボレーションするプロジェクトとして誕生。“グラスを傾けるひとときがより楽しくなる”ような、魅力的なウイスキーばかりを扱う。
「シークレットオークニー2007」の蒸留所名は非公開だが、スコットランド北部、オークニー諸島のメインランド島にあり、今なおフロアモルティングに拘り続ける独自のピート感が特徴の蒸留所だ。
キャンディーやレザーハニーの甘さ、ピート焚きした麦芽のライトな香り、ややスパイシーでウッディーな苦み、リッチで深みのある味わい、さまざまな要素が凝縮されたようなシングルモルトなので、ストレートや爽やかにハイボールで、80年代の風を感じながら味わいたい1本となっている。
ボトルに描かれた、晴れ渡った青い空、背の高い椰子の木、陽光を受けてきらきらと輝くリゾートホテルのプールの風景は、眺めているだけでこれから始まるサマーバケーションへの期待で胸がときめくようだ。ウイスキーの香りと喉を通る華やかな味わいをゆっくり楽しみながら、南国のリゾート地へと旅立ってみたい。
永井博ラベル・ウイスキー/シークレットオークニー2007
容量:700ml
アルコール度数:53.6%
熟成年数:16年
原材料:モルト
原産地:スコットランド(英国)
販売価格:20,900円(税込)
WHISKY MEW公式サイト:https://whiskymew.jp
インスタグラム:https://www.instagram.com/whisky_mew/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001531.000002610.html
(ERIKO T)