イマーシブ映像空間技術「uralaa(うらら)」が、大阪ヘルスケアパビリオンのリボーン体験ルート内、ミライのヘルスケア2の休憩スペースに常設される。
「uralaa」は、日本の森や自然に包まれるような体験ができるリラクゼーションスペース。
イマーシブ映像空間技術「uralaa(うらら)」を常設している「ミライのヘルスケア2」の休憩スペース
森や自然に包まれるイマーシブ空間「uralaa」
「uralaa」は、映像・音・空間構成により、あたかも森の中にいるかのような感覚をつくり出す没入型空間技術だ。デジタル・ウェルビーイング企業のフォレストデジタル社が開発したもので、2022年に空間型VRプラットフォームとしてリリースした。
ヘッドマウントディスプレイ(HMD)不要で実現し、赤ちゃんからお年寄りまで体験することが可能である。
今回の展示では、横長1面スクリーンを用いて視界いっぱいに広がる自然の映像をクラウド配信で展開。季節や地域に応じて全国1,000種類以上もの自然映像を即座に切り替えられるため、多様な風景をすぐに届けられるようになっている。

「ミライのヘルスケア2」提供:(公社)大阪パビリオン
北海道から九州まで、日本各地の四季折々の森や渓谷、山、海の映像が選択可能。大阪ヘルスケアパビリオンの休憩スペースでは、北海道・十勝や大阪・箕面などの美しい自然映像と音が流れる。
来館者は、視覚と聴覚から深い安らぎを得る「新しい休憩体験」を楽しむことができるのだ。
最新技術が集まる大阪・関西万博で、歩き回った足を休めに豊かな自然を存分に満喫してみてほしい。
心拍数の低下や副交感神経の活性化が実証された空間
「uralaa」がつくり出すデジタル森林浴森空間には、実際の森林浴と同等の生理的・心理的な回復効果があることが実証されている。
この効果は、2022年の国際誌「International Journal of Environmental Research and Public Health」に論文掲載され、2023年には「人間・環境学会」から学会賞を受賞するまでに至った。
すでに医療・福祉・教育現場などで活用が進む安心の技術ということである。
日常空間に自然の癒しを届ける新たなツールとして評価されている同技術を、この機会に体感してみてはいかがだろうか。

「提供:(公社)大阪パビリオン」「協力:2025年日本国際博覧会協会」
uralaa(うらら)
場所:「大阪ヘルスケアパビリオン」リボーン体験内「ミライのヘルスケア2」(2階)休憩スペース
所在地:大阪府大阪市此花区夢洲
期間:展示中~10月13日(月・祝)
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000069887.html
(みくと)