自然と芸術が交差する箱根の地にて、「ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ」と「TRADMAN’S BONSAI(トラッドマンズ ボンサイ)」による初の共同展示会が開催される。花と盆栽、異なる植物芸術が調和し、時間と文化を超えた美の体験が生まれる。
四季折々の自然とアートが融合する箱根で、特別なひとときを堪能してみてはいかがだろうか。
自然と美が交わる唯一無二の空間で“時”を味わう
箱根・強羅に広がる「ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ」は、フラワーアーティストのニコライ・バーグマン氏が整地し、自然とアートが響き合う空間として誕生した。
今回、「自然の造形は、時と文化を超える」をテーマに、園内6つのパビリオンにて、バーグマン氏によるフラワーデザインと、「TRADMAN’S BONSAI」による洗練された盆栽作品が共演する。
両者の表現は単なる植物装飾にとどまらず、時の流れや文化の重なり、自然が織りなす造形美そのものを物語る。
異なる背景を持つアーティストが交わることで生まれる空間は、今この瞬間にしか立ち現れない、儚くも力強い景色を描き出す。花も盆栽も、「いまを生きる植物」であるがゆえに、美の本質を静かに宿している。
それは、訪れる者にとって“再発見”の時間となるに違いない。

伝統と革新が紡ぐ“盆栽”という体験
展示の一翼を担うのは、TRADMAN’S BONSAIを主宰する小島鉄平氏。ストリートカルチャーを背景に持つ同氏が手がける盆栽は、従来のイメージを覆しながらも、日本文化が本来有する精神性を内包する。shu uemura、Dior、RIMOWAといった一流ブランドとのコラボレーションを重ね、盆栽を単なる装飾ではなく、“体験”へと昇華させてきた。

“伝統とは革新の連続である”という信念のもと、TRADMAN’S BONSAIは、現代的な美意識を通じて、盆栽という文化資産に新たな光を当てる。今回の展示では、ニコライ・バーグマンの感性と融合し、静と動、光と影が織りなす空間芸術としての盆栽が立ち現れる。
箱根でしか味わえない、感性の旅へ
会場は、四季の移ろいを全身で感じられる自然美と、人の手による繊細な創造が共存する場所。春には桜、夏には紫陽花、秋はススキ、そして冬の静謐な風景。

開催は7月4日(金)から13日(日)までの10日間。園内では限定グッズの販売も予定されており、自身の美意識を記憶に残す品として持ち帰ることもできる。
都心から少し足を延ばすだけで、日常の喧騒とは異なる、時間がゆったりと流れる非日常へと誘われるだろう。初夏の幻想的なこの庭園へ訪れてみたい。
「自然の造形は、時と文化を超える」展
期間:7月4日(金)~13日(日)開園10:00-閉園17:00
会場:ニコライ バーグマン 箱根ガーデンズ
所在地:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1323-119
アクセス:
箱根登山電車「強羅駅」下車後、箱根登山バス 観光施設めぐりバス「ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズバス停」下車すぐ
「強羅駅」よりタクシー5分
入園料:事前Web予約 1,500円/現地購入 1,800円
イベント詳細ページ:https://hakonegardens.jp/blogs/whatson/nicolai-bergmann-hakone-gardens-tradmans-bonsai
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000120492.html
(Fumiya Maki)
※ 画像は同展示のものではない