鹿児島・大隅半島の超軟水で仕込みをおこなう「菱田蒸溜所」が、薄熟ウイスキー「ニューボーン」の最新作となる「菱田蒸溜所ニューボーンPrelude2.5」を7月15日(火)に発売する。
姉妹蒸留所「長濱蒸溜所」のチーフブレンダー監修による新ブレンドは、短熟ながらもバニラや蜂蜜、フローラルのアロマが絡み合い、香ばしさと深い余韻がある。
短熟ウイスキーの豊かなキャラクター
「Prelude 2.5」は、熟成3年未満の原酒のみを使用するニューボーン。バーボン樽とシェリー樽熟成原酒に加え、グレーン原酒「チョコレートバーレイ」をブレンドしている。鹿児島の温暖な気候によって、短熟ながらも十分な熟成感が得られるのが特徴だ。
同ウイスキーを監修した「長濱蒸溜所」の屋久氏は、「短熟だからこそ引き出せる素材本来の力強さと繊細さが融合している」とコメントしている。
「2.5」の秘密は最適比率の再構築
同蒸溜所は今年3月に「Prelude Ⅰ」を発表し、続けて輸出限定品「Prelude Ⅱ」をリリース。「Prelude Ⅱ」は「東京ウイスキー&スピリッツ・コンペティション」にてベストコスパ賞を受賞したが、構成原酒の都合上増産が叶わなかったという経緯を持つ。
そこで今回生まれたのが、「Prelude 2.5」。「Prelude Ⅱ」のレシピを踏まえつつ、ブレンド比を再構築することでできあがった。3,000本限定で醸造された同ウイスキーは、既存ファンと新規層の期待に応える逸品となっている。
深い香味と余韻のテイスティング
同ウイスキーは、まず琥珀色の輝きで視覚的に魅了する。アロマはバニラと蜂蜜を思わせる樽感とどっしりした熟成香が主軸となっており、その背後にシェリー由来の華やかさやワインカスク由来のフローラル、コーヒーやモカ、ナッツの香ばしさが重層的に広がる。
口に含むと、南国由来の力強さと繊細な果実味が調和し、焙煎グレーンが深い余韻を残す。複雑味とバランスの良さが光る、ほかにはない味わいだ。
掲載元:天星酒造公式サイト
2022年よりウイスキーの醸造を開始した「菱田蒸溜所」
菱田蒸溜所は、1901年に初代・松永貞信が鹿児島・大崎町菱田に創業した焼酎蔵。
2022年には同敷地内にウイスキー製造部門「菱田蒸溜所」を新設し、以来、国内外の人々に愛される蒸溜酒を提供するべく挑戦を続けている。
「菱田蒸溜所 ニューボーン Prelude 2.5」は、7月15日(火)に3,000本限定で発売開始。短熟ながら香味豊かな本格ウイスキーを探しているなら、今すぐ狙いたい一本だ。鹿児島発、新たな酒文化の旗手として、引き続き同蒸留所にも注目したい。
菱田蒸溜所 ニューボーン Prelude2.5
発売日:7月15日(火)
原材料:モルト(イギリス産、ドイツ産)、グレーン(国産)
内容量:700ml
アルコール度数:47%
ボトリング本数:3,000本
価格:5,500円(税込)
天星酒造公式サイト:https://tensei-shuzo.com/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000157294.html
(kyoko.)
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