神奈川県厚木市の地ビールメーカー、サンクトガーレン社より、「ホエイサワーエール ブルーベリー」が7月17日(木)に発売する。
乳酸菌やビタミン、ミネラル、タンパク質などが豊富に含まれるホエイに着目し、乳酸菌によるフルーティーな酸味にブルーベリーの甘味がアクセントになった、ビールの概念が覆す一本だ。
乳酸菌とブルーベリーのオリジナルビールが誕生
同商品は茅ヶ崎市のチーズ工房 Osteria e Bottega S (オステリア エ ボッテガ エッセ)のチーズ製造時に出るホエイを原料に、ビール工場の大敵とされる乳酸菌を使用して徹底管理の中で製造した個性豊かなビールだ。

「ホエイサワーエール ブルーベリー」330ml、539円(税込)

泡まで紫色のジュースのような見た目で、アルコールは4.0%と低め。甘酸っぱい味わいに仕上がっている。
廃棄されるホエイを活用して誕生
原料となるホエイは牛乳からチーズを製造する際に出るものを使用した。牛乳からチーズを製造する場合、1割ほどがチーズになり、残りの9割はホエイとして廃棄されているという。このホエイを何かに活用したいと考えたことから同商品は開発された。

ホエイ引取の様子
ビール工場の大敵とされる「乳酸菌」を使用した製造
一般的にビールを製造する工場には、乳酸菌の持ち込みは厳禁とされている。よって、同商品を製造する際は乳酸菌がほかのビールに混入しないよう通常業務をすべて停止し、排気口などタンクの開口部はフィルムなどを使ってすべて密閉する。さらに、製造が終了した後はすべての部品を分解洗浄するなどして、厳戒態勢の中で同商品は誕生した。

タンクの排気口などをフィルムで覆っている様子
直営店では20種類の樽生ビールを提供
同商品の販売は公式ネットショップのほか、東武百貨店 池袋店、東急百貨店 吉祥寺店などにて。詳細は公式サイトに随時掲載する。
また、本厚木駅北口すぐの場所にあるサンクトガーレン社の直営店「サンクトガーレン タップルーム」では樽生を味わうことができる。同店ではレギュラービールをはじめ季節限定ビールなど20種類のオリジナルビールをラインアップする。
さらに、注文を受けてから生地をのばして石窯で焼き上げる本格ピザなどフードメニューも充実。合わせてチェックしてみては。


乳酸菌とブルーベリーの新しい出会いを体験できるオリジナリティ溢れる味わいは、ビール好きはもちろんギフトとしても喜ばれそうだ。
ホエイサワーエール ブルーベリー
原材料:麦芽、ホップ、ブルーベリー、ラクトース、ホエイ
アルコール:4%
容量:330ml
価格:539 円(税込)
商品詳細:https://www.sanktgallenbrewery.com/blueberry/
サンクトガーレン タップルーム
所在地:神奈川県厚木市中町2-2-1 本厚木ミロード2. 1階
公式サイト:https://www.sanktgallenbrewery.com/taproom/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000232.000025081.html
(hachi)
※ホエイは国内でビールの原料として認められていないため同商品は発泡酒となるが、麦芽率は高いため実際の酒税はビールと同じになる