神奈川県小田原市に、新たなガレージライフの拠点が完成した。木造賃貸住宅「Sustainable PGH 二宮IC」が竣工し、7月7日(月)より入居者の募集が始まっている。
クルマやバイクと共に暮らすライフスタイルに“環境配慮”という視点を加えたこの住まいは、木の温もりと機能性を両立する、これからの賃貸住宅のあり方を提示している。
クルマと暮らす人のための、賃貸住宅という選択肢
今回完成した「Sustainable PGH 二宮IC」は、ガレージと住空間を一体化したメゾネット型の賃貸住宅だ。
ガレージ部分には鉄骨造に匹敵する開口のシャッターを備え、バイクや愛車の出し入れもスムーズに行える設計。
天井には木質構造材「CLT(直交集成板)」があらわしで仕上げられ、車庫でありながらも木造ならではの柔らかな空間が広がる。
居住スペースからガレージへ、そのまま愛車にアクセスできる動線設計は、クルマ好きにとってまさに理想の空間。趣味や在宅ワーク、ちょっとした整備も“自分の城”のなかで楽しむことができる。
国産材×木造建築のサステナブルな挑戦
建築にあたって採用されたのは、日本CLT技術研究所が開発した「LC-core構法」。
この構法は、少ないパネル数で間取りの自由度と高い耐震性を両立し、木造でありながらも都市型ガレージハウスを実現可能にした。
素材には国産スギのCLTが使用され、環境に配慮した持続可能な住まいを目指している。外観や構造だけでなく、室内にも木の質感を活かした仕上がりが随所に施され、住む人の感性に寄り添う。
モデルルーム公開中、“木と愛車”のある暮らしを体感
物件は地上2階建て・全2戸で構成され、そのうち1戸はモデルルームとして公開中。変形地や駅から離れた立地でも価値を生む“ガレージ付き木造住宅”の新たな可能性が、この場所から広がっていきそうだ。
「愛車と共に暮らすこと」を軸に、環境への配慮と快適な住空間を両立させたこの賃貸住宅。無理なく、心地よく、好きなものに囲まれた生活が、ここから始まるかもしれない。
Sustainable PGH 二宮IC
所在地:神奈川県小田原市小竹
構造:木造2階建(CLTパネル工法/LC-core構法)
延床面積:140.88平米(42.61坪)
CLT使用量:24.7414㎥(国産スギ)
モデルルーム:1戸公開中
詳細ページ:Sustainable PGH 二宮IC
日本CLT技術研究所公式サイト:https://nc-labo.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000035877.html
(山之内渉)