1960年代、過酷なミッションを支えたスイスの伝説的ウォッチメーカー「Ollech&Wajs(オレッヒ&ワイス)」が、二十数年の時を経て日本に帰ってくる。新作「M-110」は、そのタフなDNAを受け継ぎつつ、現代的な視点でリファインされたタクティカルツールウォッチ。

8月より石岡商会から販売開始となる、知性と美しさを兼ね備えた注目の逸品だ。

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原点回帰と進化。伝説を継ぐM-110

1956年、ジョセフ・オレッヒとアルベルト・ワイスによって設立されたオレッヒ&ワイス。彼らは「タフで高品質な時計」を追求し、1964年には世界に先駆け、減圧ベゼル付き1000m防水ダイバーズウォッチ“Caribbean 1000”を完成させた。その堅牢性と耐久性から、世界中のエキスパートに支持され、ベトナム戦争ではアメリカ軍兵士の間で人気を博したという。

クォーツ革命の波に抗い、機械式時計へのこだわりを貫いたオレッヒ&ワイス。一時低迷するも、1990年代後半の機械式時計再評価とともに復活を遂げる。2017年には、シャルル・ル・メネストにその哲学が受け継がれ、新たなスタートを切った。そして今回、創業以来の美学と哲学を最新技術で融合させたM-110が登場。21世紀の新たな伝説が幕を開ける。

スイスの伝説再び。Ollech&Wajs、タフな新作「M-110」で日本再上陸
O & W M-110AS ヘンプ×レザーストラップ仕様 28万6,000円(税込)、O & W M-110M メタルメッシュブレスレット仕様 31万9,000円(税込)

O & W M-110AS ヘンプ×レザーストラップ仕様 28万6,000円(税込)、O & W M-110M メタルメッシュブレスレット仕様 31万9,000円(税込)

ミリタリーとダイビングのDNAが息づく

新作M-110は、60年以上にわたるミリタリーとダイビングの専門知識が息づくタクティカルツールウォッチだ。ベゼルには東西南北を示す方位マーカーと360度コンパスが刻印され、アメリカ陸軍レンジャー・ハンドブックに記された、磁気コンパスがない状況で方位を知るための腕時計活用法を想起させる。

文字盤には、軍事や遭難時に通信を制限する際の無通信期間マーカーが設定されている。ケースは往年の名作モデルで採用されていたスキンダイバーを復活させ、60年の歴史と技術力の結集とも言える仕上がりだ。

M-110の心臓部には、オレッヒ&ワイスが独自にモディファイを加えた「Soprod Cal.P092」自動巻ムーブメントを搭載。性能へのこだわりは現代的にアップデートされている。

ストラップには、スイス陸軍のミルスペックに適応した二重織りヘンプを使用。裏地はイタリア製ソフトレザーで手縫い仕上げという高級仕様だ。M-Heritage 20mmステンレススティール製メッシュブレスレットは、クラスプにサイズ調整機能付き。手磨き仕上げの高級感が、時計本体の精悍な雰囲気を際立たせる。

Ollech&Wajsの新作M-110は、過去の栄光を背負いながら、現代のニーズに応えるべく進化を遂げた注目のモデルだ。タフな外観と実用的な機能は、デイリーユースはもちろん、アウトドアシーンでも活躍してくれるだろう。8月の発売が待ち遠しい。

Ollech&Wajs Japan:https://www.ollechandwajsjapan.com

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000106099.html

(akihiro takeji)

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