キャンピングカー専門店「加藤モーター」は、10年ぶりにトレーラーラインを復活。今回はアウトドアブランド「CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)」とタッグを組んで「keymaker(キーメイカー)」を開発。
燕三条のものづくりとアウトドアスピリットが融合した、まったく新しいキャンピングトレーラーの登場に注目したい。
燕三条が誇る2社のパートナーシップが実現
今回のコラボレーションは、同じ燕三条地域に本拠を置く2社の技術力と経験が結集した特別な取り組みだ。katomotorは燕市を拠点とするキャンピングカーメーカーで、2025年に創業70周年という節目を迎える。一方、CAPTAIN STAGは三条市が拠点のアウトドアブランドだ。
今回のパートナーシップでは、それぞれが培ってきた技術とノウハウを融合させることで、従来にない新しいトレーラーの開発を実現した。

「自然とつながる動く家」をコンセプトに設計
「keymaker」の開発コンセプトは「自然とつながる”動く家”」。このトレーラーは単なる移動手段ではなく、katomotorとCAPTAIN STAGが共有する “自然の中で、家族や仲間と過ごす時間をより豊かにする” という夢を形にした、特別な一台として位置づけられている。
katomotorが長年培ってきたクラフトマンシップを活かし、内装は天然木のぬくもりと手仕事の丁寧さが際立つデザインに。車内には広々としたリビングスペースや収納性に優れたキッチン、落ち着きのある寝室など、アウトドアに必要な要素がすべて揃っている。
まるで自然の中に自宅を持つような感覚をもたらす、特別なトレーラーだ。

牽引免許不要のトレーラー型、受注生産で対応
「keymaker」はトレーラー型キャンピングユニットとして設計されており、牽引免許は不要。就寝定員は3名で、スペースも十分に確保されている。販売形態は受注生産で、先行予約受付も実施される予定だ。
燕三条の技術力を結集した特別な一台として、キャンピングカー愛好家からの注目を集めることが予想される。
東京キャンピングカーショーでは「Pablo」も同時披露
東京キャンピングカーショー2025では、「keymaker」と同時に、PABLO PICASSO生誕145周年とkatomotor創業70周年という節目の年に誕生した特別記念モデル「Pablo」もお披露目される。

「keymaker」がキャンピングカー業界に吹き込む新たな風が、燕三条のものづくり技術の素晴らしさを、全国に発信するきっかけとなりそうだ。
keymaker
タイプ:トレーラー型キャンピングユニット(牽引免許不要)
定員:就寝3名 + リビングスペース
販売形態:受注生産(先行予約受付)
東京キャンピングカーショー2025
会期:7月26日(土)~27日(日)
会場:東京ビッグサイト 東7・8ホール
公式サイト:https://jrva-event.com/ex/tccs/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000125555.html
(春緒)