夜空に浮かぶ星々を、もっと鮮明に、もっと自然な色合いで──。7月25日(金)、ケンコー・トキナーと伊藤光学工業による共同開発で生まれた観察用グラス「Kenko x 伊藤光学 星群Glass」が発売された。

光害を抑えながら、肉眼での星空観察を快適にする機能性が詰め込まれており、都市部でも天体観察を楽しめるアイテムだ。

夜空本来の色を取り戻す視界体験。光害を抑える「星群Glass...の画像はこちら >>

光害を抑え、夜空本来の色へとチューニング

街灯やLED照明など、人工の明かりが空に反射してしまう“光害”。

「星群Glass」では、レンズに練り込まれた特殊色素が地上の光をスペクトル制御し、夜空を覆うオレンジ色のかすみを軽減。肉眼では見えづらかった星々の光を浮かび上がらせる。

分光特性

分光特性によって余計な波長をカットすることで、都市部でも星のきらめきを捉えやすくなる仕組みだ。

世界初の設計で“ピント調整”の負担を軽減

視認性を高めるもう一つの工夫が、伊藤光学工業による世界初の「被写界深度延長設計」。

ピントが合う範囲を広げるアシスト眼鏡レンズ(ESレンズ)を採用しており、視線を頻繁に動かしても焦点がズレにくい。星空や流星群など、遠景を広く見渡すようなシーンに適している。

伊藤光学工業の被写界深度延長設計による調整力

また、伊藤光学の「ULTRA LOW REFLECTION」コーティングによって反射を抑え、明るさやコントラストも自然に保たれる仕様となっている。

眼鏡の上からでも使える、軽量仕様のオーバーグラス

フレームは眼鏡の上から装着できる“オーバーグラスタイプ”を採用。わずか約33gと軽量なつくりで、持ち運びに便利なセミハードケースも付属する。

装着例

また、視感透過率は約83%と高く、夜間だけでなく昼間の運転にも対応。視界の快適さと安全性を両立させた設計で、アウトドアや天体観測以外のシーンにも活用できる一本だ。

Kenko x 伊藤光学 星群Glass
価格:17,600円(税込)※公式オンラインショップ販売価格
重量:約33g
特長:光害軽減設計、被写界深度延長ESレンズ、高透過・超低反射コーティング、オーバーグラスタイプ
付属品:セミハードケース
商品ページ:https://shop.kenko-tokina.co.jp/4547438910212

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001481.000008859.html

(山之内渉)

* 形状によっては非対応の場合あり

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