7月に山梨県で開催された「Japan Wine Competition(日本ワインコンクール)2025」において、「中伊豆ワイナリー シャトーT.S」醸造の「伊豆シンフォニー・レッド2022プレミアム」が、「グランドゴールド賞」を受賞。

欧州系品種の赤ワインがこの賞を受賞するのは、同コンクール初のこと。

受賞したほかのワインとともに紹介したい。

伊豆の赤ワイン「伊豆シンフォニー・レッド2022プレミアム」...の画像はこちら >>

雨の多い環境で伊豆らしいワインを造る

「中伊豆ワイナリー シャトーT.S」では、霊峰富士を背景に、雄大な伊豆山麓に広がる10ヘクタールの畑で“熱い思い”を持ったぶどう栽培を行い、ワイン醸造の技術者たちが“いかに伊豆らしいワインを造るか”を追求している。

三方を海に囲まれた伊豆半島は温暖で雨の多い地域だが、同ワイナリーはそこから世界に通用するワイン造りを目指す。

品種ごとに創意工夫し、ぶどうに寄り添った栽培方法を徹底している栽培チームと、ぶどうのポテンシャルを最大限に引き出す醸造チームの努力の結晶によってワインが造られている。

伊豆の赤ワイン「伊豆シンフォニー・レッド2022プレミアム」が、ワインコンペで最高賞を受賞

伊豆で栽培された欧州系品種の赤ワインが栄光に輝く

「伊豆シンフォニー・レッドプレミアム」は、「欧州系品種」赤部門において同コンクールの最上位である「グランドゴールド賞」に輝いた。2024年の20回記念に設けられた同賞で、今年は出品された860品のワインの中から1本だけが選ばれた。

また、同ワインは昨年も2021年ヴィンテージにて金賞を受賞しており、2年連読で高い評価を得ている。さらに、「伊豆プティ・ヴェルド2021」「伊豆プティ・マンサン2024」も、ともに金賞を受賞した。

厳選したワインをブレンドしたフラッグシップ

「伊豆シンフォニー・レッド2022プレミアム」は、標高290mに位置する自社畑で収穫された「プティ・ヴェルド」「カベルネ・ソーヴィニヨン」「メルロー」を使用。より色の濃いぶどうを選別するために樹ごとに色分けをし、その後、色の濃い房・薄い房を選別。高度な選果も行っている。

同ワインは、樽セレクションにより厳選したワインをブレンドしたフラッグシップワインだ。ブレンドならではの複雑性や調和のとれた味わいの中にある、心地よい酸味と渋みが楽しめる。

伊豆の赤ワイン「伊豆シンフォニー・レッド2022プレミアム」が、ワインコンペで最高賞を受賞
価格:7,800円 / 発売日:9月予定

価格:7,800円 / 発売日:9月予定

金賞を受賞した、果実を感じる赤と白ワイン

「伊豆プティ・ヴェルド2021」は、自社畑で収穫された「プティ・ヴェルド」を使用。カシスやプラムといった果実の香りとオーク樽の重厚な香りが調和し、丸みのある渋味、豊かな果実の風味、心地良い酸味が楽しめる。

伊豆の赤ワイン「伊豆シンフォニー・レッド2022プレミアム」が、ワインコンペで最高賞を受賞
価格:5,500円 / 発売日:販売中

価格:5,500円 / 発売日:販売中

「伊豆プティ・マンサン2024」は、伊豆の温暖な気候においても高い糖度と酸度を有する「プティ・マンサン」から造られ、果実の風味が強いワインに仕上がった。和柑橘やハチミツの濃厚な香りに、やさしい甘みの口当たりと爽やかな酸味が感じられる。

伊豆の赤ワイン「伊豆シンフォニー・レッド2022プレミアム」が、ワインコンペで最高賞を受賞
価格:4,000円 / 発売日:8月9日(土)

価格:4,000円 / 発売日:8月9日(土)

同ワイナリーではほかにも、「伊豆ソーヴィニヨン・ブラン2024」が銀賞、「伊豆信濃リースリング甘口2024」「伊豆シャルドネ2023プレミアム」が銅賞を受賞している。

伊豆の赤ワイン「伊豆シンフォニー・レッド2022プレミアム」が、ワインコンペで最高賞を受賞

ワイナリーの農場スタッフと醸造スタッフによる熱い想いが詰まったワインだ。

中伊豆ワイナリー シャトーT.S
所在地:静岡県伊豆市下白岩1433-27
公式サイト:https://nakaizuwinery.com/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000116681.html

(田原昌)

※表示価格は全て税別

編集部おすすめ