サウナ大国フィンランドの文化をそのまま日本へ──。北欧式の心地よさを詰め込んだ移動式サウナ『Fin-sauna』が、日本初上陸に向けてクラウドファンディングを開始した。
プロジェクトを手がけるのは、サウナアクセサリーブランド「キャックルコム」。北欧での実体験から生まれた構想が、ついにかたちとなる。
フィンランド式ならではの、やさしい温もり
『Fin-sauna』で体験できるのは、フィンランドに根づく“日常のサウナ”。日本で一般的なドライサウナとは異なり、50~60度の穏やかな温度と豊かなロウリュによって、肌をやさしく包み込むような蒸気浴が楽しめる。
換気設計も工夫されており、サウナ室には常に新鮮な空気が流れ込む仕様。息苦しさがなく、心地よさを自分のペースで調整できるのが特徴だ。
“走るサウナ”で体験できる3つの北欧文化
このサウナでしか味わえない、本場フィンランドさながらの文化体験も魅力のひとつ。
ひとつは、ロウリュの熱で温めて楽しむフィンランドの定番ソーセージ「マッカラ」。もうひとつは、お気に入りのアロマを蒸気に乗せて楽しむロウリュアロマセラピー。そしてもうひとつが、白樺の枝葉「ヴィヒタ」で体を叩く伝統的な入浴法だ。
いずれも『Fin-sauna』のプライベート空間で体験でき、蒸気と香りに包まれながら、自分だけの“ととのい”を見つけることができる。
地域を走り、文化を届けるプロジェクトへ
『Fin-sauna』は、フィンランド製サウナキャビンを日本のトラックに載せて運用される移動型サウナ。
これまで設置が難しかった地域や施設にも対応できる柔軟性を持ち、今後はアウトドア施設などとの業務提携も視野に入れている。
クラウドファンディングの目標金額は200万円。地域の交流や文化体験のきっかけとして、日本のサウナカルチャーに新しい風を吹き込む挑戦が始まった。
Fin-sauna クラウドファンディング
期間:7月29日(火)~8月31日(日)
目標金額:200万円
プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/861569/view
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000166870.html
(山之内渉)