現在開催されている2025年大阪・関西万博のイタリア館にて、モレスキンとモレスキン財団による世界巡回展「Detour Osaka」が、8月23日(土)までの期間限定で開催中。
同展では、イタリアと日本のクリエイターに焦点を当てつつ、世界各国のアーティストを含む68人による作品が展示される。
日本・イタリアを中心としたアート作品の数々
同展では、日本から伊東豊雄氏、隈研吾氏、佐藤オオキ氏、妹島和世氏、ホンマタカシ氏らが参加し、イタリアからはマッシミリアーノ・フクサス氏、フラヴィオ・アルバネーゼ氏、ジュリオ・ヤケッティ氏らの作品が一堂に会する。
さらに、大阪での開催を記念し、関西に縁のあるアーティストとして、パフォーマンス/インスタレーションの塩田千春氏、デザイナーのコシノジュンコ氏、グラフィックアーティストのVERDY氏、アーティストのMuSuHi氏、京藍染師の松崎陸氏による作品も展示されるほか、大阪・関西万博に作品を出展している写真家/映画監督/現代美術家の蜷川実花氏も同展に参加している。

モレスキン×大阪芸大の共同プロジェクトも
さらに、同展ではモレスキンと大阪芸術大学による共同プロジェクト「Unleash Your Genius」アートコンペティションの受賞作品も展示されている。
同プロジェクトは、モレスキンが掲げる「Unleash Your Genius(才能を解き放つ)」というメッセージを、学生たち自身の視点で自由に表現することを目的に、2025年前期「デザインプロジェクト」授業として開講された。デザイン学科の多様なコースから23名の学生が、モレスキンのノートブックとペンを使いアイデアの発想から作品制作を行い、最終的にポスターとして完成させるという課題に取り組んだ。
その中から選ばれた最優秀賞・陰下瑞生氏、優秀賞・岩崎楓氏と浦上夏奈氏の作品が、ポスターとして大阪・関西万博会場に展示されている。また、8月14日(木)より順次、最優秀賞・優秀賞に加え、奨励賞の作品も全国のモレスキン直営店にて巡回展示される予定だ。
各ポスターには、「Roland DG(ローランド ディー.ジー.)」の最先端UVプリント技術が用いられ、創造性とテクノロジーが融合した作品に仕上がっている点にも注目したい。

モレスキンノートブックというシンプルなツールを通じて、個々のクリエイティビティを引き出し、個人や社会に変化をもたらす力を提示する展覧会「Detour Osaka」。
「紙に書く」という、ごく日常的でありながら本質的な行為には、自己と向き合い、思考を深め、社会とつながるための創造的可能性が秘められている。同展を通じて、創造性がもたらす可能性と、社会的インパクトを体感してほしい。
Detour Osaka
会期:開催中~8月23日(土)
会場:2025大阪・関西万博 イタリア館
所在地:大阪府大阪市此花区夢洲東1
営業時間:9:00~22:00
モレスキン公式サイト:https://www.moleskine.co.jp/ja-jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000121718.html
(kyoko.)