ミシュラン獲得店であり京都の名店として知られる「未在(みざい)」で腕を磨いた五十嵐庄大朗氏が店主を務める「御料理 無窮」が9月4日(木)、東京・六本木ヒルズにオープンする。

店内は都心にありながら侘び寂びを感じらる静謐な空間。

一皿一椀に“天壌無窮”の哲学を宿し、和の真髄を描く料理を提供する。

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名店で腕を磨いた料理人による懐石「御料理 無窮」

同店を手掛けるのは、ミシュラン三つ星「未在(みざい)」、二つ星「御料理 宮坂」での経験を持つ五十嵐庄大朗氏。「“未だ在らず”──完成はない。」という、未在で学んだ“未だ在らず”の精神から学んだ探究心により、懐石の真髄をゲストへ提供する。

“終わりなき料理の道”を探究する「御料理 無窮」が東京・六本木ヒルズにオープン

「限りなく、終わりなきもの」を意味する店名

店名の「無窮(むきゅう)」は、天地とともに永遠に続く精神に通ずる「天壌無窮」に由来する。店主・五十嵐氏が自身の料理人生と重ね、“内なる探求を続け、限界を設けず広がっていく”という思いを込めて名付けた。また、「Mukyu」という響きには「国境を越えて和食の美意識を届けたい」という願いも込めた。

自身の思いを冠した「無窮」は和の心と味を後世へつなぐだけでなく、世界にも広げていく「終わりなき旅」の出発点だとしている。

和の真髄を描く「一椀一語」の料理

同店が提供するのは、季節の「今」を映し出すコース料理。繊細な手仕事が詰まった前菜からはじまり、和の真髄を物語る椀物。表面は香ばしく身はしっとりと仕上げ、香味が食欲をそそる焼き物、旬の食材と米の甘み、出汁の香りが調和する土鍋ごはん。

そして、コースの要には究極の和牛すき焼きが登場。静けさの中で火と素材が語り合うメイン料理の後は、旬の果実の瑞々しさを包み込む特製大福を甘味として用意する。

“終わりなき料理の道”を探究する「御料理 無窮」が東京・六本木ヒルズにオープン

“終わりなき料理の道”を探究する「御料理 無窮」が東京・六本木ヒルズにオープン

都心で“侘び寂び”をまとう空間

店内は都心にありながら、大正から昭和初期の和洋折衷建築をモチーフにした“侘び寂び”と“文化の調和”が息づく空間。まるで古都の一角に迷い込んだような非日常を演出する。

料理を盛り付ける器も料理の一部ととらえ、アンティークの時代物や現代作家の作品を採用。

重さ・手触り・所作の美しさにこだわり、趣きのあるものと革新性を纏うものが並ぶ。

和の未来を切り拓く、五十嵐庄大朗氏

福島県出身の店主・五十嵐氏は自然に恵まれた環境で育ち、生産者や職人たちとの触れ合いから「料理は人の手から始まる」という信念を持っている。

京都・ミシュラン三つ星「未在」では懐石料理の道には終わりがないことを学び、東京・南青山「御料理 宮坂」では副料理長として活躍。その後、六本木ヒルズ「茶寮 宮坂」にて総料理長を務め、2025年「御料理 無窮」を開業する。

“終わりなき料理の道”を探究する「御料理 無窮」が東京・六本木ヒルズにオープン

懐石の真髄を求める新たな場として、食通たちが集う店になりそうだ。

御料理 無窮
所在地:東京都港区六本木6-12-2 六本木ヒルズ レジデンスB棟 3F
営業時間:18:00~23:00
定休日:水曜日
公式サイト:https://gf-restaurant.jp/mukyu

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000476.000023530.html

(hachi)

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