デンマークの人気デザインブランド「Form & Refine」と「MOEBE」の2025年秋冬新商品が、9月初旬に発売される。今期は使用済み飲料カートンをリサイクルした循環型素材を活用したスツールなど、サステナビリティを追求しながらも美しいデザインを実現した製品群が注目される。
時代にあった、サステナブルで美しい家具の登場だ。
飲料カートンから生まれた革新的なスツール
「Form & Refine」から登場する「Remake Stool」(52,800円)は、スウェーデンのRecoma社が提供する「Pack Wall Design Board」を新素材として導入。この素材は使用済み飲料カートンを特殊なプロセスで再資源化したもので、紙、プラスチック、アルミニウムなどのさまざまな素材が混ざり合ってできている。

Remake Stool
廃棄物が新たな物質の流れへと変換される時代の象徴として、持続可能なライフスタイルを実践したい人にとって理想的な選択肢となる。
成長の早いボスニア産パイン材を使用した新シリーズ
「Beam Bench / Pine」(82,500円)は、今期新たに導入したボスニア産パイン材を使用した収納スペース付きベンチ。柔らかい木材なので、使い込むほどに生活の痕跡が現れるのが、この素材の魅力。FSC認証を受けた木材のみを使用し、環境への配慮と美しさを両立している。

Beam Bench / Pine
専用の「Ordinary Storage Box」(13,200円・2個セット)と組み合わせることで、機能的な収納システムとしても活用できる。
光をアートのように操る「MOEBE」の照明シリーズ
『MOEBE』からは、形状と明るさの両方を調節できる彫刻的な照明「Pivoting Table Lamp」(66,000円~71,500円)と「Pivoting Wall Lamp」(66,000円~71,500円)が登場。
鋼板を組み合わせた構造で、手動で光の方向をダイナミックにコントロールできる設計。イエロー、サンド、ステンレスの3種の仕上げから選択でき、単なる照明器具を超えたインテリアアートとしての価値も持つ。

ピヴォティングテーブルランプ(イエロー)
簡単にリペア・リサイクルできる設計思想
両ブランドは「良いデザインとは、それ自体がサステナブル(持続可能なもの)である」という信条のもと、簡単にリペア、組立、リサイクルできるパーツで製品を構成している。
持続可能性と美しさを両立させたデンマークデザインの新作は、環境意識の高いライフスタイルを求める人にとって、長く愛用できる価値ある投資となりそうだ。
発売時期:9月初旬
価格:Remake Stool 52,800円
Beam Bench / Pine 82,500円
Pivoting Lamp シリーズ 66,000円~71,500円 など
公式サイト:https://nomadinc.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000137978.html
(春緒)
※価格はすべて税込