和三盆の里・香川県の東端に位置する東かがわ市にある「馬宿蒸留所」。和三盆の糖蜜を原料にしたラム酒の蒸留所だ。

“サトウキビと和三盆の価値を最大化する”をミッションに製品作りを行う同蒸留所では、このたび、9月8日(月)よりホワイトラム「RON SETO WHITE」をリリースする。

晩夏の夕暮れに、冷たいジャパニーズラムはいかが。

香川県馬宿蒸溜所で製造したホワイトラム。和三盆から生まれた「...の画像はこちら >>

和三盆糖の糖蜜で作るラム酒を醸造する「馬宿蒸留所」

香川県の東かがわ市は、江戸時代からの伝統産業“讃岐和三盆糖”づくりが盛んで、南は阿讃山脈、北は瀬戸内海に面し、田園が広がる自然豊かな場所だ。「馬宿蒸留所」のある“馬宿”という地名は、源義経一行が1185年の源平合戦屋島の戦いに向け、馬を休めた場所としたことが由来となっている。

同蒸留所は、香川の伝統特産品である「和三盆糖」の製糖過程で生じる上質な糖蜜の一部が廃棄されている現実に着目した。「この糖蜜で酒を作れないか」という発想から、“和三盆ラム酒”づくりが始まったのである。

2019年からは西野金陵社の協力を得て製造を開始。販売にあたってはクラウドファンディングを実施し、大成功を収めて支援金を集めた。その結果、香川県内にとどまらず、全国のバーや飲食店でも提供されるようになり、多くの人々に親しまれる存在となった。

そんな中、2022年に蒸溜所の建設計画を発表し、再度クラウドファンディングを実施ししたところ多額の支援金が集まり、2023年に着工。2024年には製造免許を取得、8月に初めての蒸留を行った。そうして、試行錯誤を繰り返していく中で製造も安定し、十分な量の原酒を確保できたため、9月8日(月)に、馬宿蒸溜所の定番品となる「RON SETO WHITE」の販売を開始することとなった。

香川県馬宿蒸溜所で製造したホワイトラム。和三盆から生まれた「RON SETO WHITE」が販売開始

和三盆の優しい甘さが魅力のジャパニーズラム

「RON SETO WHITE」の「RON」はスペイン語でラム酒のこと。

「和三盆」の”糖蜜”を用いて作った「瀬戸内海のホワイトラム」だ。瀬戸内の気候の穏やかさや、和三盆糖の特徴でもある優しい甘さを感じられる香りが特徴のジャパニーズラムに仕上がっている。

キャップもラベルも「白」で、ラベルには馬宿蒸溜所のロゴマークである馬の絵があしらわれている。

香川県馬宿蒸溜所で製造したホワイトラム。和三盆から生まれた「RON SETO WHITE」が販売開始

残暑が厳しくなりそうな9月。氷をたっぷり入れた「RON SETO WHITE」で作ったモヒートを楽しみながら、涼風を感じるチルタイムを過ごしてみたい。

馬宿蒸溜所 「RON SETO WHITE」
品目:スピリッツ(ラム)
内容量:700ml
アルコール度数:40%
原材料名:糖蜜(香川県製造)
希望小売価格:2,420円(税込)
発売日:9月8日(月)
販売場所:全国の酒販店、馬宿蒸溜所直営店「RUM STAND UMAYADO」及びオンラインショップ
商品詳細ページ:https://wasanbonrum.theshop.jp/items/116501997

馬宿蒸留所公式サイト:https://www.umayado-distillery.com

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000087583.html

(ERIKO T)

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