9月26日(金)、ホテルインターコンチネンタル東京ベイにて、南米チリのワイナリー「ヴィニャ・マーティ」の創業者であるパスカル・マーティ氏の来日に伴い、ワインメーカーズディナーを開催する。
日本酒酵母を使用した超低温発酵ワイン「ぎんの雫」をはじめ、5種のワインが鉄板焼料理とのペアリングで提供される。
伝説の醸造家の挑戦!日本酒酵母を使用した「ぎんの雫」
マーティ氏は、ボルドー格付け1級シャトー、ムートン・ロスチャイルド社の醸造責任者を経て、オーパス・ワンやアルマヴィーヴァなど世界を代表するワインの醸造に携わってきた伝説的人物だ。2008年に満を持して南米チリに自らのワイナリーを設立し、伝統に根差しながらも革新を追求するワイン造りを実践している。
同氏の代表作である「ぎんの雫(Goutte d’Argent)」シリーズは、日本酒酵母を使用し5~10℃という極めて低温で発酵させることで、ワインとしては類を見ない繊細さと香りの余韻を表現した。日本の食卓とも自然に調和する、新たな可能性を持ったワインとして、国内外で注目を集めている。
正規輸入元であるソムリエ社は「『ぎんの雫』は単なる新しいワインではなく、東洋と西洋が交差する哲学のあるワイン」と評価。グローバル品種のソーヴィニヨン・ブランに日本酒酵母という技術が融合することで生まれる独特の香りの余韻と、超低温発酵が生む味わいの重なりが、造り手の思想と経験に裏打ちされた「次なるクラシック」を創造している。

アジアツアーの中でも特別な日本滞在
マーティ氏は今回の来日について「中国、韓国、台湾、ベトナムを巡るアジアツアーの一環だが、日本での時間は常に最高のひととき」とコメント。日本市場の成熟度と消費者のワインに対する深い知識を高く評価し、日本の伝統がワイン造りの伝統を思い起こさせると語る。
特に「ぎんの雫」については「日本の酒酵母を使用することは、両国の文化の融合と調和を結晶化させ、一つの製品として結実させたもの」と説明。技術ではなく感性でワインと日本料理の親和性をつなぐアプローチの象徴的存在としている。

世界的醸造家と料理人の対話が実現したペアリング・イベント
当日は異なる製法と個性を持つ5種のワインが、鉄板焼「匠」の料理とのペアリングで提供される。14人限定の、特別なペアリング・イベントだ。
料理人との対話を通じ、マーティ氏本人が語るワインの真価が味わえる貴重な機会だ。ワイン愛好家にとって見逃せないイベントとなる。
ヴィニャ・マーティ × 鉄板焼 匠 ワインメーカーズディナー
開催日時:9月26日(金)19:00開始(受付18:30~)
会場:インターコンチネンタル 東京ベイ「鉄板焼 匠」1F
所在地:東京都港区海岸1-16-2
料金:30,000円(税・サービス料込)
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000141645.html、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000815.000053012.html
(春緒)