出版人・俳人として活躍した角川源義氏の没後50年、そして角川武蔵野ミュージアムの開館5周年を記念し、10月より順次記念講演会と展覧会が開催される。
会場は、彼の志を受け継ぐ場所──ところざわサクラタウン、そして同施設内にある角川武蔵野ミュージアム。
©角川武蔵野ミュージアム
池上彰が語る、文化の復興
10月25日(土)には、ところざわサクラタウン ジャパンパビリオンホールBにて、同館館長・池上彰氏による講演会「角川源義と文化の復興」が開催。
敗戦直後に創刊された角川文庫の発刊辞で、「祖国の文化に秩序と再建への道を示し、この文庫を角川書店の栄ある事業として、今後永久に継続発展せしめ、学芸と教養との殿堂として大成せんことを期したい」と語った角川氏。その精神を現代に照らし、文化が果たす役割や未来への展望について語られる予定だ。
出版人・俳人としての足跡を辿る「角川源義展」
角川書店を創業し、俳人・国文学者としても活動した角川源義氏。10月25日(土)から2026年3月30日(月)まで開催される「角川源義展」では、「出版」「研究」「俳句」という3つの軸からその58年の生涯を振り返る。
年表のように構成された会場内で、人生の節目ごとに詠まれた俳句を手がかりに、その軌跡を体感できる展示となっている。

モリカズのまなざしと筆跡。「熊谷守一展」も12月に開幕
12月20日(土)からは、洋画家・熊谷守一氏の特別展も開催される。
いのちと自然を見つめる画業に加え、角川氏が俳人として題字を託した『西行の日』にも焦点をあてた構成。絵と書を通して、自由と静謐が共存する熊谷芸術の魅力を紹介する。
熊谷守一 《桃》 1955年 熊谷守一つけち記念館所蔵
文化と向き合う時間、所沢で静かな対話を
角川源義氏の言葉に導かれるように、文化の力を信じる時間。
今回開催されるこの記念事業は、出版や芸術に込められた情熱とまなざしを、静かに今へと引き継いでいく。
©角川武蔵野ミュージアム
この秋、所沢で文化と向き合う時間を過ごしてみてはいかがだろうか。
角川武蔵野ミュージアム
所在地:埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3
公式サイト:https://kadcul.com/
各種チケットページ:https://tix.kadcul.com/
池上彰講演会「角川源義と文化の復興」
会場:ところざわサクラタウン ジャパンパビリオンホールB
日時:10月25日(土)13:00~(開場12:30)
料金:1,000円(全席指定)※先着販売受付中
チケットページ:https://t.livepocket.jp/e/3pzj7
角川源義展
会場:角川武蔵野ミュージアム5階 武蔵野ギャラリー
会期:10月25日(土)~2026年3月30日(月)
開館時間:10:00~18:00(最終入館17:30)/火曜休館
料金:一般1,400円
熊谷守一展
会場:角川武蔵野ミュージアム4階 エディット アンド アートギャラリー
会期:12月20日(土)~2026年3月9日(月)
開館時間:10:00~18:00(最終入館17:30)/火曜休館
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000123526.html
(山之内渉)
※10月のチケットは9月16日(火)13時から、12月分のチケットは11月18日(火)13時から発売予定