静岡・用宗発のクラフトビールブランド「West Coast Brewing」が、東京初となる直営店のビアバーを丸の内と虎ノ門に連続オープンさせた。常時フレッシュなビールと音楽、アートが融合する空間は、日常に新たな彩りを添えてくれるだろう。

都市の真ん中で、出来たての味わいを堪能する新しいビア体験に注目だ。

静岡発の蒸留所「West Coast Brewing」。直営...の画像はこちら >>

丸の内に誕生した音楽とビールの拠点

6月に東京駅直結の「新丸ビル」地下1階にオープンした「Hopbeat Records」は、レコードショップのような佇まいが特徴のミニマルなビアスタンド。常時6種のドラフトビールに加え、10種以上の缶ビールが冷蔵ショーケースで販売されている。テイクアウトも可能なため、新幹線乗車前の一杯や仕事帰りの軽い一息に最適だ。

店内の壁には約2,000枚のレコードが並び、ジャズを中心とした音楽がアナログで流れる。まるで旅の途中に立ち寄った秘密基地のような、都会の“隙間時間”を楽しむための空間となっている。通勤者や観光客の行き交う丸の内という立地を活かし、昼から夜まで多彩なシーンにフィットする使い勝手の良さが魅力だ。

静岡発の蒸留所「West Coast Brewing」。直営のビアバーが東京に2店舗連続オープン

虎ノ門店は20種ドラフトとTex-Mex料理

そして、8月にオフィス街の中心にある「虎ノ門アルセアタワー」1階に開業した「WCB The Room」は、20種ものドラフトビールを揃える本格ビアレストラン。Tex-Mex(メキシコ風アメリカ料理)をベースとした創作メニューは、ビールの特性に合わせてペアリングが考え抜かれており、ランチからディナーまで幅広く対応する。

DJブースや高品質な音響設備も備え、昼はランチ客で賑わい、夜は音楽と共にクラフトビールを楽しむ大人の社交場として機能。テイクアウト販売も行い、丸の内店と共通する「缶ビールが買える直営店」という利便性を持ちながら、レストランとしての滞在価値も高めている。まさに“飲む・食べる・聴く”を一つにした、遊び心溢れる新拠点となっている。

静岡発の蒸留所「West Coast Brewing」。直営のビアバーが東京に2店舗連続オープン

クラフトビールとカルチャーを東京へ

「West Coast Brewing」は、2019年に静岡・用宗漁港で創業。魚の加工場を改装した醸造所で、ホップの香りを効かせたアメリカンスタイルのクラフトビールを造り続けている。

今回の東京進出は、過去2年にわたり六本木で行ったポップアップイベントでの成功が後押しとなった。

両店舗の内装は同醸造所の代表であるバストン・デレック氏自らが手掛け、缶ビールラベルに登場するキャラクター「Hop Dude」をテーマにしたアートや、ミューラルアーティスト・KAC氏によるスプレーアートも壁を彩る。クラフトビールと音楽、アートが交差する場として、東京でも同醸造所のフレッシュでおいしいビールと遊び心あるカルチャーを発信していく。

静岡発の蒸留所「West Coast Brewing」。直営のビアバーが東京に2店舗連続オープン

丸の内と虎ノ門、2つの直営店はそれぞれ異なる表情を持ちながら、共通して“新鮮なビールとカルチャーを届ける”という同醸造所の精神が息づいている。東京にいながら静岡のクラフトビールを、音楽とともに味わう贅沢な時間。新しいビール文化の波を、実際に店舗に足を運んで体感してみたい。

Hopbeat Records
所在地:東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング B104区
営業時間:月曜~土曜 11:00~23:00、日曜 11:00~21:00
定休日:無休(年末年始を除く)
公式Instagram:https://www.instagram.com/wcb_shinmaru/

WCB The Room
所在地:東京都港区虎ノ門2-2-3 虎ノ門アルセアタワー1F
営業時間:ランチ11:00~14:30、ディナー17:00~23:00
定休日:日曜(9月~)
公式Instagram:https://www.instagram.com/wcb_toranomon/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000075331.html

(kyoko.)

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