シンフォニア岩国に、15年ぶりとなる巨匠・小林研一郎が帰ってくる。9月6日(土)に開催される公演では、大阪フィルハーモニー交響楽団を率いて、ベートーヴェンの交響曲第5番『運命』を指揮。

ソリストには、注目のヴァイオリニスト・周防亮介を迎え、情熱と技巧が交錯する一夜が、観客の記憶に深く刻まれるだろう。

©K.Miura

“炎のコバケン”15年ぶりの岩国公演

指揮者として50年以上にわたり第一線で活躍し、85歳を迎えた今もなお精力的にタクトを振る小林研一郎氏。

その熱く魂を込めた音楽づくりから“炎のコバケン”の愛称で親しまれ、聴衆を魅了し続けてきた。

小林研一郎、炎の情熱で奏でる“運命”。周防亮介と大阪フィルが...の画像はこちら >>

指揮:小林 研一郎氏(©山本倫子)

今回のプログラムでは、ロッシーニ『セヴィリアの理髪師』序曲を皮切りに、チャイコフスキー『ヴァイオリン協奏曲』、そしてベートーヴェンの『運命』を披露。大阪フィルの重厚な響きとともに、円熟を極めた演奏を届ける。

若き名手・周防亮介が奏でるチャイコフスキー

ヴァイオリン協奏曲のソリストを務めるのは、国内外で高い評価を得る周防亮介氏。

クラシック音楽WEBマガジン「らららクラブ」の「聴きたい日本人ヴァイオリニスト2025」では第2位に選出されるなど、今最も注目を集める存在だ。

小林研一郎、炎の情熱で奏でる“運命”。周防亮介と大阪フィルがシンフォニア岩国に集う

ヴァイオリン:周防亮介(©松尾淳一郎)

超絶技巧と繊細な音色を武器に、胸を打つ旋律とスケール感あふれる演奏を実現。シンフォニア岩国での初舞台となる今回、チャイコフスキーの名協奏曲をどう表現するのか期待が高まる。

情熱あふれる小林研一郎、若き才能・周防亮介、そして大阪フィルの重厚なサウンドが交わる舞台。15年ぶりの岩国公演は、まさに“運命”の調べに身を委ねる一日となるだろう。

大阪フィルハーモニー交響楽団 小林研一郎×周防亮介
公演日時:9月6日(土)14:00開演(13:15開場)
会場:シンフォニア岩国 コンサートホール
料金:S席 8,000円/25歳以下 4,000円、A席 6,500円
予定曲目:
ロッシーニ「セヴィリアの理髪師」序曲
チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35」
ベートーヴェン「交響曲第5番 ハ短調 作品67《運命》」

シンフォニア岩国 公式サイト(チケット購入):https://www.sinfonia-iwakuni.com/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000141707.html

(山之内渉)

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