埼玉・飯能の「メッツァビレッジ」で、北欧の雰囲気をまとった秋の恒例イベント「森と湖のクラフトビールジャーニー」が、9月13日(土)と9月14日(日)の2日間にわたって開催される。クラフトビールの飲み比べ、北欧やジプシースウィングジャズの生演奏、湖畔を彩る花火など、大人の感性を刺激する特別な2日間に注目だ。
個性派ブルワリーが集結するビールの祭典
ビール好きにとって同イベント最大の魅力は、多彩なクラフトブルワリーが集う点だ。飯能の「CARVAAN(カールヴァーン)」をはじめ、「本庄銀座ブルワリー」や「Teenage Brewing」「秩父麦酒醸造所」など、地元埼玉を代表するブルワリーが揃う。さらに、西池袋発の「CYCAD BREWING」も日替わりで参加する。

「CARVAAN」は古代の歴史や文化を映し込む独創的なビール造りで知られ、アンデス産カカオや地中海のスパイスを使った一杯が、飲む者を異国へと誘う。一方、「本庄銀座ブルワリー」は硬水を活かしたキレのある飲み口が特徴で、シンプルながら何度でも飲みたくなる。「Teenage Brewing」は「10代の情熱」をコンセプトに掲げ、洗練された新世代の味わいを追求している。「秩父麦酒」は山あいの澄んだ水を原料とし、「人の癒しになれる麦酒」を目指す優しい風味が魅力だ。

いずれも個性豊かで、ビール片手に醸造家の思想まで味わえるのがこのイベントの真骨頂である。

ジャズが響く贅沢なライブステージ
夕暮れが迫るころ、会場は一転して音楽の舞台へと変貌する。注目は、スウェーデンから来日するヨーラン・モンソン氏だ。巨大なコントラバス・ブロックフルーテを操り、鳥のさえずりから大地の轟きまで表現する同氏の独創的な演奏は必聴。また、パーカッショニスト・渡辺庸介氏との共演により、森と湖がまるで北欧へと姿を変えるだろう。

また、日本からは山本佳史トリオが登場する。ヨーロッパ伝統のジプシースウィングジャズを本格的に演奏する稀有な存在で、超絶技巧のギターとリズムが織りなす哀愁のメロディは、グラスを傾ける手を自然に進ませる。

フードと花火で締める至福の秋夜
同イベントでは、メッツァビレッジ内の人気店が提供するスペアリブや北欧風ミートボール、トマトのマルゲリータなどが、クラフトビールの風味を引き立てる。特に「SAIBOKU」のスペアリブは埼玉ブランド豚を使用したジューシーな逸品で、肉汁とホップの苦味が絶妙に調和する。

夜が更けると、両日ともに湖畔の空を彩る「メッツァの北欧花火2025」が始まる。北欧各国の国旗をイメージした花火が夜空を染め、各国大使館のセレクトによる音楽とシンクロする。幻想的な光と音の共演は、昼間のビールと音楽体験を締めくくるにふさわしいクライマックスである。

クラフトビールとジャズ、そして花火。自然と文化が交差する「メッツァビレッジ」での2日間は、秋を迎える最高の贅沢。日常から一歩抜け出し、五感で北欧の世界を体感してみては。
森と湖のクラフトビールジャーニー ‐メッツァ オクトーバーフェスト2025‐
開催日:9月13日(土)、9月14日(日)
開催時間:11:00~20:30
開催場所:メッツァビレッジ
所在地:埼玉県飯能市宮沢327-6 メッツァ
詳細ページ:https://metsa-hanno.com/event/39011/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000431.000020740.html
(kyoko.)
※イベントは小雨決行