長崎県・波佐見町のパッケージの企画・製造を手がける総合メーカー岩㟢紙器は、9月19日(金)に複合施設「そとがわとなかみ」をオープンした。
コワーキングスペースを兼ねたカフェやパッケージのショールーム、ギャラリースペースが揃い、日常では気付けないパッケージの魅力を堪能できる場となっている。
「そとがわとなかみ」で触れるパッケージの魅力
「そとがわとなかみ」は、パッケージそのものの“そとがわ”である完成品だけでなく、その裏にある“なかみ”への思いや背景を知ることで、新たな価値や出会いを提供する施設だ。
岩㟢紙器がこれまで手掛けてきた貼箱製造の歴史を辿りながら、素材サンプルやアーカイブ展示、さらには貼箱づくりの体験を通じて、パッケージの新しい可能性に触れることができる。

ショップからカフェまで、多彩な体験が叶う
「そとがわとなかみ」には、訪れる人がさまざまな角度からパッケージと向き合える空間が用意されている。
Shop & BOX LABで買って、作って愉しむ
コンセプトショップには、岩㟢紙器オリジナル製品に加え、岩㟢紙器がパッケージ制作を手伝ったさまざまな商品が並ぶ。さらに「BOX LAB」では、好きな箱型に好きな紙・パーツを選んでオリジナルの貼箱を作る体験が可能だ。

さまざまな展示を開催するGallery Space
「Gallery Space」では、国内外で活躍するさまざまなアーティストの展示や、各メーカーのPOP UPなどを企画・開催していく。
9月19日(金)からは、同施設のグラフィックデザインを担当したブランディングデザイン事務所「DEJIMAGRAPH Inc.」による展示「NONFICTION展 ~岩㟢紙器とデジマグラフ これまでの仕事~」が開催される予定だ。

ショールームとカフェ――2階で落ち着いた時間を
岩㟢紙器が作ってきた貼箱のアーカイブと素材サンプルが並ぶショールーム「BOX MUSEUM」のほか、2階にはテラス席も設け、長崎のブーランジェリー「JUNE COFFEE」監修のカフェ「なかみcafé by JUNE COFFEE」も新設される。
同カフェは、コワーキングスペース・ミーティングスペースとしても活用できる場だ。

トークショーやファクトリーツアーも見逃せない
10月11日(土)には、「そとがわとなかみ」のOPENを記念し、立ち上げに携わった4名のトークショーを開催。さらに、平日のみ予約制で、パッケージや紙の魅力を感じられるファクトリーツアーを開催していく。
「そとがわとなかみ」を訪れれば、展示を見るだけでなく、自ら選び、手を動かす体験を通じて、パッケージを起点とした新たな交流の場が広がっていくことだろう。
そとがわとなかみ
所在地:長崎県東彼杵郡波佐見町田ノ頭郷202-1
営業時間:10:00~17:00
定休日:不定休
公式サイト:https://sotonaka.jp/
NONFICTION展 ~岩㟢紙器とデジマグラフ これまでの仕事~
日時:9月19日(金)~11月3日(月・祝)10:00~17:00
会場:そとがわとなかみギャラリースペース
入場料:無料
トークイベント「そとがわとなかみ、そのあいだ」
日時:10月11日(土)16:00~17:00
会場:そとがわとなかみギャラリースペース&工場前
申込ページ:https://sotonakatalk001.peatix.com/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000169486.html
(IGNITE編集部)