薩摩酒造が、2023年よりウイスキー製造を開始した「火の神蒸溜所」の公式ブランドサイトを開設。
10月7日(火)には、同蒸溜所からの対外リリースとしては初となるニューボーンウイスキー「HINOKAMI NEW BORN #1」を数量限定で発売する。
こだわりのウイスキーを手がける「火の神蒸溜所」
「火の神蒸溜所」は、敷地内にモルトとグレーン双方のウイスキー製造棟に加え、ウェアハウスや国内でも希少なクーパレッジを併設したウイスキー蒸溜所*。

同蒸溜所が手がけるモルトウイスキーのテーマは「エレガント」。澄んだ麦汁づくりに注力しつつ、エール酵母とディスティラリー酵母を併用して厳正な管理のもと乳酸発酵を促すことで、複雑で奥行きのある香りとしなやかな口当たりのウイスキーをつくりだしている。
一方、グレーンウイスキーには連続式蒸留機を導入。薩摩酒造が焼酎製造で培った知見を活かし、将来的にはブレンデッドウイスキーの展開も見据えているそうだ。
ウェアハウスには高低差による温度差を利用したラック式を採用。モルト用は8段(約13メートル)、グレーン用は19段(約28メートル)の高さで熟成を行い、豊かで複雑な味わいを育んでいる。
さらに、火の神蒸溜所敷地内では現在、蒸溜所の魅力を体感できる「ビジターセンター」の建設が進められている。ここには百名山の開聞岳や枕崎市街地、漁港を望むバースペースや、限定グッズを購入できるリミテッドストアを設置予定で、開業後は年間1万人の来場を見込んでいるという。
火の神蒸溜所の公式ブランドサイトがオープン
薩摩酒造はこの秋、そんな火の神蒸溜所の公式ブランドサイトを新設。
サイトでは、蒸溜所の理念や製造工程の特徴を紹介するほか、今後は新商品の情報も発信予定だ。現在建設中のビジターセンターに関する情報もサイトから発信されるので、あわせてチェックしたい。




「HINOKAMI NEW BORN #1」が10月に発売
火の神蒸溜所がリリースしたばかりの商品「HINOKAMI NEW BORN #1」に関する情報も見逃せない。
「HINOKAMI NEW BORN #1」は、チーフブレンダーが厳選した6樽のバーボンバレル原酒をヴァッティングしたニューボーンウイスキー。火の神蒸溜所が目指す「エレガントな味わい」の原点を感じさせる酒だ。
グラスに注げば、若い原酒ならではの爽やかさに、蜜リンゴや焼きたてのシナモンパイを思わせる甘み、クリームのようなまろやかさが重なりながら鼻をくすぐる。ほのかに香るスモークのニュアンスも非常に上品だ。喉元を過ぎれば、果実の甘みとほのかな焚火のニュアンスが余韻として静かに残る。
アルコール度数は50度、200ml入りで価格は3,500円(税抜)。火の神蒸溜所の“今”を体感できるボトルとなるだけに、多くのウイスキーファンの注目を集めそうな予感だ。
火の神蒸溜所 公式ブランドサイト:https://hinokamidistillery.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000078.000031999.html
(IKKI)
* 2025年9月時点