瀬戸内の島々を舞台に、3年に一度のスパンで催されている現代アートの祭典『瀬戸内国際芸術祭』の2025年開催が、春&夏会期を経ていよいよフィナーレの秋会期に突入する。
10月3日(金)から始まる秋会期では、人気の小豆島ツアーをはじめ、新エリア・宇多津&塩飽諸島(しわくしょとう)をめぐる公式ツアーなどが設定されている。
アートを道しるべに島々をめぐる旅
春・夏・秋の3シーズンに分かれ、約100日間の会期で開催されている同イベントは、瀬戸内の島々を中心とした全17エリアで展開中。
来訪者はアートを道しるべに島々をめぐりながら、瀬戸内ならでは美しい自然や文化、食の魅力などと触れ合っていく。

同イベントは国際的な芸術祭として広く知られ、会期中には、国内外から約100万人のゲストが足を運んでいるという。
日帰りチャーター船で島々をめぐる公式ツアー
10月3日(金)から始まる秋会期では、日本有数の“塩のまち”として栄えた「宇多津エリア」が初登場する。
そして、宇多津エリアと塩飽諸島の中心「本島」を組み合わせた土曜限定の公式ツアーでは、日帰りチャーター船&バスに乗り込んで、五感を刺激するアートな一日を過ごすことができる。

同ツアーでは、国の重要伝統的建造物群保存地区である本島の笠島地区を訪れ、歴史ある町並みの中で屋内アート作品をじっくり堪能。さらに泊地区では、地域の人々から集めた衣服や小物を素材に、住民のメッセージが刺繍された新作アートが展開される。

一方、宇多津の臨海部エリアでは、瀬戸内海を望みながら、水族館の水槽にも使われるアクリル板を用いた屋外アート作品を間近から鑑賞する。
さらに、ステンドグラスの三角塔が印象的な「倉の館 三角邸」をはじめ、歴史ある町家や神社仏閣が立ち並び、風情が残る古街(こまち)エリアの散策を楽しむことができる。

ランチには、本島のお母さんが心を込めて作る、タコ飯をメインとした「島娘弁当」が用意されている。

その他、日本最古の海員養成学校や漂流郵便局で有名な「粟島」をはじめ、「伊吹島」や「高見島」といった西エリアの島々をめぐるツアーも実施。瀬戸内の美しい景色や風、アートの魅力を体感しながら、心身をリフレッシュしてみたい。
『瀬戸内国際芸術祭 2025』公式ツアー ・秋会期
開催期間:10月3日(金)~11月9日(日)
公式サイト:https://takamatsuu.com/setouchi-artfest
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000125122.html
(zlatan)