トスカーナワインの進化を牽引してきたルフィーノが、日本市場で新たな一歩を踏み出す。
ピーロート・ジャパン社が展開するのは、グラン・セレツィオーネやスーパー・タスカンなど、最上級クラスに位置づけられる5本。
世界83カ国が認めるワイナリーの最高峰
1877年創業のルフィーノは、イタリア・トスカーナ地方において、キャンティ・クラシコの品質向上と革新をけん引してきたワイナリーだ。
今回発表された5つのワインは、いずれもその頂点に位置づけられる銘柄。グラン・セレツィオーネやブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、スーパー・タスカンといった各カテゴリの中でも特に評価の高いアイテムがそろう。
歴史に裏打ちされた王室御用達の系譜
1877年、ルフィーノはフィレンツェ近郊のポンタッシエーヴェにワイナリーを構え、世界市場を視野に入れた高品質なワイン造りを開始。1890年にはその実力がサヴォイア王家に認められ、王室御用達としての地位を確立する。
第二次大戦後には、キャンティ・クラシコの象徴的存在として「リゼルヴァ・ドゥカーレ・オーロ」を生産開始。
金のラベルを纏ったこの一本は、現在では“3本に1本がオーロ”と言われるほどの支持を得ており、グラン・セレツィオーネ認定ワインの中でも存在感を放っている。
トスカーナを進化させる多彩なラインナップ
ルフィーノは現在、トスカーナ各地に6つの銘醸畑を構え、約30種のワインを展開している。
その中でも今回、日本でお披露目されたのは最上級ラインに位置づけられる5本。いずれも産地やスタイルの異なる個性派だ。
2021 リゼルヴァ・ドゥカーレ・オーロ
世界中で親しまれるグラン・セレツィオーネの代表格。バランスの取れた味わいで、デキャンター90ポイントを獲得している。

2022 ロミトリオ・ディ・サンテダーメ
優良年にのみ造られる希少なサンジョヴェーゼ主体の一本。土壌の個性が際立ち、マスターメダルを受賞。

2020 グレッポーネ・マッツィ
5年熟成を経てリリースされるブルネッロ・ディ・モンタルチーノ。エレガントで、評価誌でも高得点を記録。

2021 モドゥス・プリモ・トスカーナ
名作「モドゥス」の系譜を継ぐスーパー・タスカン。濃厚かつ滑らかで、ジェームス・サックリング94ポイント。

2021 アラウダ・ロッソ
限定生産の希少な一本。複数品種が織りなす複雑な香りと厚みが特徴。WSで93ポイントを獲得。
日常に、トスカーナの革新を迎え入れる
世界の映画やレストランでも愛されてきたルフィーノ。その最新章となる5本は、トスカーナワインの“いま”と“これから”を語るうえで欠かせない存在となりそうだ。
グラン・セレツィオーネの重厚感、スーパー・タスカンの洗練、そしてブルネッロの奥深さ──その一杯に込められた時間と技術に、五感を委ねてみてはいかがだろうか。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000120672.html
(山之内渉)