シャンパーニュ最古のメゾン「ゴッセ」が10月1日(水)よりパシフィック洋行が正規代理店として取り扱いを開始する。
泡に頼らずワインの完成度を追求する姿勢は「時間を味わうシャンパーニュ」と称され、フランス国家から「生きた遺産企業(EPV)」に認定されるなど、その存在は唯一無二だ。
「泡は飾りでしかない」哲学が導く美学
ゴッセの最大の特徴は、マロラクティック発酵を行わずに長期熟成を施すこと。最低でも60カ月、場合によっては120カ月以上熟成させることで、酸とミネラル感を最大限に活かす。
樽を使わず、リザーヴワインも最小限にとどめるなど、徹底して素材の個性を引き出す造りは、日本料理の「引き算の美」にも通じる。ワインの純粋さを追求する稀有なメゾンとして、シャンパーニュ界で独自の地位を築いている。
ゴッセ史上究極の逸品「セレブリス」シリーズ
1995年、アルベール・ゴッセ氏の夢が形となり誕生した「Gosset Celebris(セレブリス)」。
優れた年にのみ、厳選されたわずかなキュヴェだけが「セレブリス」として瓶詰され、10年以上の熟成を経て世に出される。熟練の技と長い時間が織りなす、比類なきバランスと複雑性を備えた“時間を味わうシャンパーニュ”だ。
そのほか「グラン・ロゼ」「グラン・ブラン・ド・ブラン」「セレブリス・ヴィンテージ」など、幅広いキュヴェが揃い、ゴッセの多彩な表現を堪能できる。
サステナブルな取り組みと文化的貢献
ゴッセは環境や文化への配慮にも積極的だ。ブドウを段階的にビオロジックやビオディナミへ移行し、資材を100%リサイクル可能にするなど持続可能な生産を推進。
さらに、文化遺産継承に貢献する個人や団体を表彰する「トロフェ・ゴッセ」も主催し、その活動範囲を広げている。
日本市場に新たに広がる、シャンパーニュ最古のメゾンの味わい。その哲学と歴史に触れる特別な一杯を、ぜひ体験してみてはいかがだろうか。
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(山之内渉)