日本橋三越本店 本館6階アートギャラリーにて、「大西信之 作品展 ~大西信之の世界~」が開催されている。
かつてアニメ作品「オネアミスの翼(山賀博之監督)」で仕事をし、世界中から高い評価を受けた「大西信之の世界-Timeless World of Light&Shadow-」。
アメリカの都市と風景を描き続ける画家の大西信之氏
シアトル現代美術館COCAで日本人として初めて展示を行った大西信之氏。ニューヨークのART54、ロサンゼルスのLA ARTBANKなど全米各地で開かれた同氏の展覧会は、アメリカの美術関係者の注目を集め、アメリカ、フランス、ドイツのコレクターが殺到することになった。
中でも自ら製版、複雑なインクの混色、刷りを日本で行い海外で発表するリトグラフ(平版画。ロートレックやドラクロワが有名)はかつての浮世絵版画を彷彿とさせる。デンヴァーの展覧会では、“Sensei(先生)”、“Honored Teacher or Master(名誉ある教師、あるいは達人)”と呼ばれ非常に高く評価された。
有料入場者数16,000人。シアトル市長をはじめ招待、関係者を含めると2万人近いアメリカ人が見た伝説の展覧会と同じ作品達を、日本橋三越で鑑賞しよう。
知る人ぞ知るアニメ界のスター
「新世紀エヴァンゲリオン」などを手がけるアニメ制作会社ガイナックスの第一回作品「オネアミスの翼」のオープニング・タイトルを手がけた大西氏。アメリカやフランスでは知る人ぞ知るアニメ界の大スターだ。
同氏は「学生時代からアメリカの現代美術やポップ・アートに憧れていた。ウォーホル、リキテンスタイン、ローゼンクイスト…でも、まさかそのアメリカで発表ができるようになるとは夢にも思っていなかった。しかしアメリカに行って日本の文化、視覚芸術で世界に通用するのはアニメと版画だと知った」と語る。
なかなか出会えない大西氏の貴重で希少なリトグラフたちを、この機会に鑑賞しに行こう。
大西信之 作品展 ~大西信之の世界~
会期:10月8日(水)~10月21日(火)最終日は午後5時終了
会場:日本橋三越本店 本館6階 アートフレーム&ソリューションズ
所在地:東京都中央区日本橋室町1-4-1
詳細ページ:日本橋三越本店アートギャラリーページ
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000163.000029095.html
(MOCA.O)
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