伝統を守り続ける沖縄・石垣島の老舗蔵元・池原酒造と世界的な建築家やクリエイターが手がける別荘を展開するNOT A HOTELのコラボレーションにより、唯一無二の泡盛が誕生した。伝統の直火蒸留で作られた泡盛は、荒々しくも濃厚な味が楽しめる。
Photo:Ichi Nakamura(Nowhere)
伝統直火蒸留による唯一無二の味
池原酒造の蒸留所の特徴は、銅鍋を使用した伝統直火蒸留にある。極限まで粗濾過にこだわることで、旨味や甘み、商品のポテンシャルを最大に引き出しているほか、蒸留直後でも硫黄やガスなど刺激臭がなく、蒸留したてを楽しめる。この蒸留方式を取り入れているのは、沖縄の46ある泡盛蔵のうち池原酒造のみ。
Photo:Ichi Nakamura(Nowhere)
今回のオリジナル泡盛は、1ロットの原料米使用が300kgと少量だ。通常は数回のロットをブレンドしているため味が均一になるが、ロットごとに生まれる魅力的な個性をそのまま生かし、同じものは二度と生まれない唯一無二の泡盛を実現した。
Photo:Ichi Nakamura(Nowhere)
伝統的な直火蒸留と銅鍋、原酒の状態だからこそ醸し出される荒々しく濃厚な味わい。さらに手作りで仕込まれているため、よりスムースさも感じられるだろう。
泡盛を通じて文化や時間を共有する
本プロジェクトは、NOT A HOTELの拠点運営業務を担う「NOT A HOTEL MANAGEMENT」の執行役員COO兼国際ソムリエである野村大智氏が監修した。実際に石垣島に滞在し、麹菌の選定、麹づくりの工程にも参加している。
野村氏は「池原酒造の泡盛はこの土地の気候や文化に根ざし、長く愛されてきた。その味わいを活かしながら、NOT A HOTELの食体験に寄り添う形に仕上げた。石垣島の食材や調理法を生かした料理と自然に溶け合い、互いを引き立て合う一杯になったと思う」と話す。
また、同社はボトル選びやラベルのデザインも手がけている。ラベルは石垣島の海辺に建つ「NOT A HOTEL ISHIGAKI」を真上から俯瞰した姿がモチーフ。円形の建築と庭のシルエットを抽象化したデザインは、まさに建築と島の調和の象徴であり、石垣島の唯一無二の風景を彷彿させる。
Photo:Newcolor inc.
池原酒造代表の池原優氏は「泡盛は人と人を結び、文化や時間を共有する存在。仕込みからデザインまで共に歩んだ今回の挑戦は、まさにその象徴だ。この取り組みを通して、より多くの方々に泡盛の魅力を知ってもらいたい」と振り返る。
さらに同社では、今回のコラボレーションを通じてNOT A HOTEL ISHIGAKI「EARTH」に滞在するオーナーを対象に、菌・酵母の選定から仕込み、ボトル・ラベルデザインに至るまでを職人と共に体験いただける「オリジナル泡盛づくりプログラム」も提供する。石垣島の文化やものづくりの魅力をより深く味わえる特別な体験となるだろう。
オリジナル泡盛はNOT A HOTEL ISHIGAKI「EARTH」で購入可能なほか、NOT A HOTELのオーナー向けイベントでも提供予定だ。
池原酒造公式サイト:https://www.shirayuri-ikehara.com/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000074209.html
(Uchiyama Shintaro)
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