いまトピ編集部です。
さて、今週の漢字クイズです。この漢字、読めますか?
今回は簡単…でしたか?
「甘味料(かんみりょう)」の「甘味」だから「かんみ」、「処」は「食事処(しょくじどころ)」などの読みから「ところ」、これらを合わせたら…

「かんみどころ」こう読むのが正解でしょうか?
はたまた

「あまみどころ」か…

では答えを見てみましょう。
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それでは正解です。

正解は、「あまみどころ」または「かんみどころ」でした。
goo辞書によると、「甘味処(かんみどころ)」の意味は
甘い味の菓子を出す飲食店。特に、あんみつやだんごなどの和菓子を供する店をいう。あまみどころ。
とあり、読み方はどちらでも間違いではないようです。

なお、Weblio辞書の「実用日本語表現辞典」によると「『甘味処』の正しい読み方」の頁に以下のような記載がありました。
関東地方では「かんみどころ」と読むのが主流となっているが、関西地方では「あまみどころ」という読み方が多く使われている
どちらをより一般的な読みとするかは、地域によって差があるかもしれないですね。
では続いて第2問。
こちらの漢字、何と読むか分かりますか?

「玉」と「蜀」は読めそうですが、「黍」はちょっと見慣れない漢字かもしれません。

なんとなく雰囲気で読むと、こんな感じ?

では正解を見てみましょう。
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それでは正解です。

正解は「とうもろこし」でした。
goo辞書によると、「玉蜀黍(とうもろこし)」の頁には
イネ科の一年草。高さ2~3メートル。茎は中に白い髄が詰まり、節に細長い葉が互生する。夏、茎頂に雄花穂を円錐状につけ、雌花穂は中ほどの葉の付け根につける。雌花は太い軸に多数規則正しく並び、数枚の苞 (ほう) に包まれ、毛状の花柱を出している。種子は扁円形で、でんぷんに富み、食用および飼料にする。アメリカ熱帯地方の原産で、日本へは天正の初めに渡来。とうきび。まきび。
とあります。

なお、「オーギョーチー」はこのように書きます。

全然、別物でしたね。

ちなみに、「玉蜀黍」の「黍」は「きび」と読み、「蜀黍」で「もろこし」と読みます。もともととうもろこしは「唐」から伝わった「蜀黍」で「唐蜀黍」と表記していたのが、玉のように美しい「玉黍」の「玉」を当てて、「玉蜀黍」と書くようになったのだとか。
さて、今回の難読漢字、いかがでしたか?意味、読み共に正しく覚えたいですね。

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