2024年7月3日より新紙幣が発行となり、発行直後から「とあるマナー」がささやかれるようになった渋沢栄一が肖像画の新一万円札。なんでも、渋沢栄一は芸者と遊び妾を持っていたという話が残っていて「不貞」を連想させるため、結婚式のご祝儀に使うのはマナー違反だというものです。


このような風潮に対して、過去に発行されていた紙幣の肖像画となっていた人物にまつわるこんなコメントが注目されていました。


X(旧ツイッター)ユーザーの「Vatanabeus (@nabe1975)」さんが

「渋沢栄一の女性関係で紙幣がマナー違反になってしまうのであれば、生前から度を越した助平ぶりで知られていた旧千円札の伊藤博文公はどうなってしまうのか。」

というコメントと共に、1963年から1986年まで発行された伊藤博文が肖像画の千円札の画像をXにポストし、記事執筆時で1万に迫る「いいね」を獲得していました。

40代以下の方は見たことがないという割合も多いかもしれませんが、長州藩出身の志士として幕末から活躍し、日本の初代内閣総理大臣となった歴史の教科書でもおなじみの人物です。

ただ、この伊藤博文は渋沢栄一以上に女性関係のエピソードが多く残っているようで…。


この投稿を見たXユーザーからはこんな声があがっていました(すべてが歴史的検証がされた内容ではないのでご了承ください)。


・伊藤博文の女好きのエピはかなりあるぞ

・明治帝に「伊藤、女遊びもたいがいにせい」といわれたとか。w

・明治天皇からお叱りを受けるほど^_^

・女癖もだが、博打の金遣いも荒すぎて自宅が担保で取られホームレス大臣にするのを回避する為に建てられた制度が首相官邸公邸っていうのがまた(笑)

・「芸者遊びが行き過ぎて住む家がなくなってしまったため、首相官邸を建てた」というエピソード、
今日では否定されていると今ググって知りました

・ほんの40年、50年前までは政治家や富豪が妾を持っているのは普通だったから、今の常識で断罪するのは不自然なことです。

・渋沢栄一さんも
伊藤博文さんも
現代やったら文春砲で
つぶされてるんやろうねえ

・複数人の妃をもっていた
聖徳太子はどうなるのか。

・聖徳太子だって何人もお妃いたよな
かな~り年がはなれたお妃が

野口英世だって借金しまくりの
踏み倒しまくりだったし

・あと野口英世も業績もあるけど、人としては稀代のクズだったような。
あっちこっちで借りた留学資金を女遊びで一晩で溶かしたはずだし。

・福沢諭吉先生は当時としては貞操観念が強すぎ、晩婚だったため新婚さんに送ると「や~い、この行き遅れ!」という意味があるためマナー違反です
また、離婚に際しては「人間ではなく畜生である」ため絶対に離婚してはなりません

・それを言い出したら、明治~昭和の偉人で女性関係が綺麗な人なんてほぼいません。女性の津田梅子は、出来の悪い生徒は容赦なく殴る暴力教師でした。

・明治から戦前くらいまでの著名な政治家とか偉人で問題ない人探す方が難しそうである

■伊藤博文の場合はそもそも祝儀に関係ない?

・でも祝い金は、万札だから…

・千円札は、祝儀には使わないかと。。。

・さすがに結婚式の祝儀で1000円単位は(笑)

・結婚式のお祝いでは千円札の出番はないから問題にならなかった。


■近未来のご祝儀はこうなるのか?

・『どの紙幣を渡してもこのようにケチがつくのでプリペイドカードを渡すのがマナーになります』 コレで行こう。(゚∀゚)


ということで、結婚式のご祝儀に使うには「不貞」なイメージが強いのでマナー違反になると昨今取り立たされている渋沢栄一より、約40年前までの千円札の肖像画だった伊藤博文の方が女性関係が派手だったということで盛り上がっていたネタを取り上げました。伊藤博文のお札は過去のものなので今後も影響はありませんが、福沢諭吉の一万円札が手薄になる近未来には、この「マナー違反」はどう決着がつくのでしょうか。

(いまトピ編集部:クロスブ)
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