昨今、製造から25年を超える日本のスポーツカーが米国で注目を浴び、中古価格が高騰するという現象(もちろん他の要因もありますが)が起きています。(参考記事)。そんな中、今から26年前の中古車情報誌の中古車価格を載せたポストが注目されていました。


X(旧ツイッター)ユーザーの「あぎり (@S40II)」さんが

「1999年9月の中古車情報雑誌

ハチロク25 万円
70スープラ11万円
シビック1万円は草

そりゃあ昔の人からしたら今は異常に感じるのも仕方無いよね」

というコメントと共に同雑誌の表紙と中身の写真を投稿し、記事作成時で5千を超える「いいね」を獲得していました。

なんと、2025年には1200万円の高値が付けられて話題となったトヨタ「ハチロク」が25万円で売り出されているなど、今の時代では考えられない値段が付けられていました。さらに追加の写真も↓




この投稿を見たXユーザーからは、こんな声があがっていました。


・デフレ真っ只中でエコカー減税も始まる前だったから、安さで言えば黄金期だったかもしれませんね

・そもそも昔の人は10年10万キロで買い替えてる人が大半だから、古い車に値段がつく事がおかしいとすら思ってると思う笑

・まあ当時は10年で毎年車検になってたし
4年でモデルチェンジして更に高性能になったのがどんどん出てきてたしね

著者注:購入から10年がたつと毎年車検を受けなくてはならない車検制度は1995年の法改正で廃止されています。ただ、廃止されたと知らない人がまだ多く、10年で手放す人が多かったようです

・シビック1万……
下手したらホイールより安いやん

・1万の中古車は、なんだかんだ変な諸費用つけられるので、実際は26万くらいでしたね。
価格表示の総額表示にも緩かったので

・うちの近所の中古車屋にインテグラ、タダもあった。持ってけ!ってプライス表に書いてあった。やはり2000年くらいのとき

・ソアラ11万!ほしい!

・今じゃ中古でもほぼ高級車クラスの値段だからなぁ……

・この頃、一番割高感があったのが軽自動車だった気がします

・この頃はトレノやレビン、GT-RよりもワゴンRの中古車の方が高かったですからね.....

・R32(著者注:日産スカイラインGT-R)が60万?????
今の値段で10台買える()

・32GTRが100万円台の時期もありましたから…
今や4桁までいきそうな勢いですが…

・ハチロクは当時から年式の割に高かった記憶が・・・

・86はイニDのせいで高くなってきた頃ですね、これ

↑ ハチロクが主人公の車として登場した漫画「頭文字D(イニシャルディー)」は1995年に連載開始。1998年からテレビアニメ化されました

・ハチロク、当時はハイコンプ、フルロールケージ、その他諸々で公認取ってた(笑)全塗装ハチロクが車体価格20万円でした。
例のアニメ放映後にショップ行ったら60万円に(泣)
それでも今からすれば激安ですが

・もうこの頃、イニDの影響でハチロクの価格はとんでもない事になってましたねぇ… 私もタダ同然で譲ってもらった前期GTVトレノが35万で売れましたから


ということで、高騰している現在から見てみると夢のような安値が並ぶ1999年の中古車情報誌に、当時を思い起こすコメントが多数付いていました。あの頃買っておけば、、、でも20年以上保管するのは現実的に大変ですね。

(いまトピ編集部:クロスブ)
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