インサイド読者の皆様、あけましておめでとうございます。今回は年末年始企画として趣向を凝らしまして人外の個性的なキャラクターを10のゲームから10名のキャラクターをピックアップして皆様にご紹介したく思います。
取り上げたキャラクターはロボット・メカもあればケモノキャラもありで選びました。なおSteamホリデーセール中であることも加味しSteamでもリリースされている作品群となっております。

さあ読者の皆様!いざこちら側(?)の世界へ!

◆Claptrap『Borderlands 2』
開発元:Gearbox Software 開発年:2012年 機種:PC/PlayStation 3/Xbox 360

――ポンコツだけど憎めない!
正式名称「CL4P-TP」こと「Claptrap」はシリーズのマスコット的なキャラクターでみんなから愛されているポンコツロボットです。また続編かつ前日譚である『Borderlands: The Pre-Sequel』ではプレイアブルキャラクターまで出世しました。本作はロールプレイイングシューターとして大好評を博しており、ハックアンドスラッシュゲームとしても高い評価を得ています。

◆ヘイリー『Dust: An Elysian Tail』
開発元:Humble Hearts LLC 開発年:2013年 機種:PC/PlayStation 4/Xbox 360

――ケモカワイイ!
個人制作のインディゲームで長い期間を掛けて開発が行われた『Dust: An Elysian Tail』より「ヘイリー」です。主人公「ダスト」がアイデンティティを探る旅を通じて出会う彼女は鍛冶屋で、たった一人で弟を育てて切り盛りしているタフでキュートな女性です。また本作は横スクロールアクションゲームで爽快感たっぷりのアクションが楽しめる良作です。

◆Ms. Splosion Man『Ms. Splosion Man』
開発元:Twisted Pixel Games 開発年:2011年 機種:PC/Xbox Live Arcade

――クレイジーで超キュート!
『Splosion man』の続編である『Ms. Splosion Man』より同名の「Ms. Splosion Man」です。彼女は実験生物で、脚部から爆発を引き起こして爽快ジャンプアクションをします。本作は痛快極まりないハイテンポ横スクロールアクションで、音楽のノリの良さも相まって素晴らしいプレイフィールを実現していますし、未プレイの方は是非遊んでみて下さい。期待を裏切らない楽しさで溢れています。


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◆I.R.I.S.(アイリス)『LocoCycle』
開発元:Twisted Pixel Games 開発年:2013年 機種:PC/Xbox 360

――イカれてるけど愛嬌たっぷり!
超お馬鹿ゲーである『LocoCycle』より「I.R.I.S.」(アイリス)です。この子は男性ではなく女性のAIを持った武術を操るバイクで、ズボンの裾が引っかかって取れなくなった主人公パブロを文字通り引きずりながら世界の果て目指して駆け抜けます。何を言っているか分かりますか?分からない方は下記動画を見て、そして是非プレイしてみて下さい。抱腹絶倒のプレイが楽しめるオススメ作品です!
動画は英語版ですが日本語対応しています
◆キマリ『FINAL FANTASY X/X-2 HD Remaster』
開発元:SQUARE ENIX 開発年:2013年 機種:PC/PlayStation 3/PlayStation 4/PlayStation Vita

――キマリは通さない
獣人のロンゾ族の青年こと「キマリ」は誇り高い戦士で、ヒロインである召喚士「ユウナ」のガードの一人です。年齢不詳のように見えて実はなんと25歳という若さで、角のないロンゾ族としての物語背景も味わい深いものを持っています。またRPGである本作において育成が上級者向けとなっており、玄人好みのキャラクターとも言えるでしょう。

◆ネコアルク『MELTY BLOOD Actress Again Current Code』
開発元:TYPE-MOON/エコールソフトウェア 開発年:2010年 機種:PC/PlayStation 2/アーケード

――ネコアルクは6人いる!?
「ネコアルク」の初出はTYPE-MOONのビジュアルノベル『月姫』が原典の猫のようなキャラクターですが、格闘ゲームである本作にも登場します。厳密には謎の吸血生物(きゅうけつナマモノ)という設定になっております。ただし本作においては圧倒的に使いづらいネタキャラ枠としての扱いとなっており、不遇ながらも愛される不思議なキャラクターと言えるでしょう。

◆キュリー『Fallout 4』
開発元:Bethesda Game Studios 開発年:2015年 機種:PC/PlayStation 4/Xbox One

――それは本当に必要なものなのですか?
「Vault 81」の地下で眠っていたMr.ハンディ型ロボットの女性版「キュリー」です。彼女は非常に知的好奇心が強く、道徳的で愛らしいキャラクターと言えるでしょう。また、彼女に関係するクエストを進めるとなんとロボットだったのが…!?という驚愕の展開も待っております。
本作にはその他「エイダ」などロボット型の仲間やグールの仲間も登場します。

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◆オクトダッド『Octodad: Dadliest Catch』
開発元:Young Horses 開発年:2014年 機種:PC/PlayStation 4/Xbox One

――ブルルル!(怯えている声)
家庭機版タイトル『オクトダッド ~タコと呼ばないで~』こと本作より「オクトダッド(タコ父ちゃん)」です。右手左手・右足左足を別々に操作する、超キテレツな動きを楽しむ本作ですが全編ほのぼのとした雰囲気が流れており、パーティゲームとしても非常に優れたタイトルと言えるでしょう。彼は他の人からは人間に見えるようにタコである事を隠しているのですが、オクトダッドがスーパーの鮮魚コーナーへ行くときは非常にシュールな光景が繰り広げられます。

◆TORIEL『Undertale』
開発元:tobyfox 開発年:2015年 機種:PC

――新しい家へようこそ、我が子よ
ゲーム開始直後、プレイヤーをいざない救ってくれる存在である「TORIEL」は母性の象徴のようなキャラクターです。主人公を「我が子」と呼び愛してくれますが、彼女にも奥深い物語があり、本作は魂を揺さぶられるような体験をもたらしてくれます。未プレイの方にオススメ出来る作品ですが、有志による非公式の日本語化もあり、また公式にも日本語版をリリースするという予定があります。音楽も非常に素晴らしいスコアを持っておりサウンドトラックもオススメ出来ると言えるでしょう。

◆ホラ吹きのムアイク『The Elder Scrolls V: Skyrim』
開発元:Bethesda Game Studios 開発年:2011年 機種:PC/PlayStation 3/Xbox 360/PlayStation 4/Xbox One

――ムアイクは多くを知り、いくらか語る
スカイリムの各地でランダム出現する謎のカジート(猫のような種族)こと「ホラ吹きのムアイク」はTES3から三作連続出演を果たしている、非常にメタ的なキャラクターです。その発言はゲーム開発者の声を婉曲に表現している等様々な推測がなされています。ゲームのTips的な発言も多く見られるので出会えた人は幸運と言えるでしょう。ムアイクの話はおしまい。


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皆様いかがでしたか?いずれも個性的でキュートだったり愛嬌のあるキャラクターばかりで人外キャラクターも悪くないでしょう?しかしピックアップするにあたり外したくなかったのですが、ゲームキャラクターではないので外したキャラクターが一名居ます。そう……それはインサイドちゃん!これはもうどこかのデベロッパーさんにインサイドちゃんのゲームを作って貰うしか…と思ったらなんとインサイドちゃんはスマートフォンゲームなどにキャラクターとして進出していた事が判明しました!正月休みに是非プレイしてみて下さい!
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