読者の皆様、最近のゲームでは実写と見まごうようなフォトリアリスティックな作品も随分増えましたね。そこで今回は敢えて正反対を突きドット絵を採用した名作、それもアクションゲームを7選して皆様にご紹介致したく思います。


8bitより愛を込めてライツカメラアクション!

◆『Downwell』 価格:298円
開発元:Moppin 開発年:2015年

――ガンガン降りろ!超高速8bitアクション!
井戸を模したステージを高速で落下し続けるという、爽快感溢れる名作アクションゲームです。本作においては「靴型兵器ガンブーツ」というもので敵を下方向へ撃ったり、踏みつけながら下降してステージを攻略していきます。また、制作者の「Moppin」さんは本作の開発において「Devolver Digital」から声が掛かるという華々しいデビューを飾っていて、インディーゲームのシンデレラストーリーという面でも注目を浴びました。

◆『Terraria』 価格:980円
開発元:Re-Logic 開発年:2011年

――大いなる大地を駆け抜けろ!
自動生成される横スクロールの世界に対して、何をクラフトするのも自由、何処へ冒険するのも自由という、いわば2Dドット絵版「Minecraft」とも呼ぶべき作品です。登場以来長きにわたって愛され、コンシューマ展開なども盛んに行われました。ゲーム自体のアクション性は高く、銃や弓などの遠距離武器もあれば刀剣などの近接武器もあり、大いにアクションを楽しめる名作となっています。

◆『Broforce』 価格:1,480円
開発元:Free Lives 開発年:2015年

――エクスペンダブルズ?消耗品だなんて言わせない!
至ってシンプルな操作でハチャメチャアクションが楽しめる本作ですが、オンライン対応作品でもあり、協力プレイや対戦プレイでは更にハチャメチャな遊び方が出来ます。十名以上からなる多数のプレイアブルキャラクターを備え、登場するキャラクター達は何処かで見たことのあるような顔ぶれが並んでいるパロディ満載の作品です。ゲーム進行においては、敵を倒してとにかく先に進めばオールオッケー、地形を破壊しながら進んでもよし(!)という迷うことのないデザインとなっており、プレイするハードルが低いのも好印象と言えるでしょう。

◆『Hotline Miami』 価格:980円
開発元:Dennaton Games 開発年:2012年

――殺しと死亡の目眩
ハイテンション・ハイボルテージな見下ろし型アクションゲームである本作は、キルのテンポが早ければデスのテンポも早く、目まぐるしくキル・デスを繰り返しながらステージをクリアしていく、これぞSteamにおけるアクションゲームの金字塔と呼べる名作です。本作は、刃物はもちろん殴打する武器もあれば銃もあり、それらによる爽快感でアドレナリンがマックスになること請け合いです。その上、ステルスゲームの要素もあって様々なプレイを許容しています。


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◆『Starbound』 価格:1,480円
開発元:Chucklefish 開発年:2016年

――広大なるスペースアクション!
宇宙や様々な特色を持つ惑星を舞台にプレイを繰り広げられる本作は、アイテムクラフトや入植地の建造など建築要素も備えたRPGライクなアクションゲームです。特筆すべきはそのアクション性の高さで、遠近両方の武器による戦闘もあれば「テック」と呼ばれる特殊能力要素まであります。その特殊能力は、二段ジャンプや、身体をボールに変形させるなどの要素に分けられ、ダンジョン攻略においてはメトロイドヴァニアの要素もあります。

◆『Enter the Gungeon』 価格:1,480円
開発元:Dodge Roll 開発年:2016年

――ローグライク・弾幕アクション!
ローグライクでランダム生成ダンジョンでシューターで弾幕!こんなにも欲張りなのに楽しくって堪らないゲーム、それが本作です。タイトルにも含まれるように銃をメインフィーチャーに据えた作品で、登場する銃は実弾兵器からレーザー兵器まで備えています。見下ろし型のデザインでありながら、ドッジロールという緊急回避アクションを採用しており、敵の弾幕避けゲームとしてもスリル満点に楽しめるのでシューティングゲーマーにもオススメと言えるでしょう。

◆『Corporate Lifestyle Simulator』 価格:498円
開発元:bignic - Dolphin Barn 開発年:2014年

――会社勤めは超過酷!
有名作ではなく隠れた名作である本作は、会社内で突如ゾンビになった同僚や上司達を倒しまくる超痛快アクションゲームとなっております。エレクトロやEDMなどを採用したサウンド面も非常に優れており、痛快なゲームプレイをとことん盛り上げてくれるといえるでしょう。ゲームプレイにおいては、正気の同僚を助けながらキーアイテムを拾い進行していく事になります。社内の機器等オブジェクト破壊も存分に楽しめますので、会社勤めでストレスが溜まっている方に打って付けのゲームかも?

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読者の皆様、いかがでしたでしょうか?ドット絵を採用した作品には、写実的なグラフィックじゃなくとも充分に面白く、ドット絵だからこそ表現できる独特の爽快さや楽しさがあります。それはアクションというゲーム形式でこそ強く打ち出されます。次回の記事ではADVとRPG作品におけるドット絵採用の作品7選をお送りしようと思いますので合わせてお読み下されば光栄です。
それでは皆様また次回、グッドゲーミング!
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