バトルモードが一新されてさらなる盛り上がりを見せているNintendo Switch『マリオカート8 デラックス』。前編ではバトルの基礎テクニック、そして「ふうせんバトル」「ドッカン!ボムへい」のポイントを解説しました。
◆パックン VS スパイ
「パックン VS スパイ」は簡単に言えば「ケイドロ(あるいはドロケイ)」です。パックンチームとスパイチームに別れ、パックンチームは相手を全員捕まえれば勝利となり、逆にスパイチームは時間いっぱいまで逃げ切れば勝利となります。
パックンチームに捕まってしまったスパイは牢屋の中に入れられます。牢屋の下には鍵のスイッチがあり、それをスパイチームが触れると捕まっている仲間を逃がすことができるのです。これができればスパイチームは大幅有利なわけですが、パックンチームとしても仲間を助けに来たスパイを捕まえるチャンスになります。
■妨害するのも重要
パックンフラワーはアイテムで攻撃されると一時的に攻撃不能になります。そのため、もしスパイが追い詰められてもこうらをぶつけたりファイアフラワーで攻撃すれば危機を脱することが可能です。もちろんパックンチームもアイテムを使うことができるので、どうしても追いつけそうになかったら相手をスピンさせてから捕まえましょう。
■アイテムの有効な使い方
このルールはアイテムの使い方がとても重要です。ダッシュキノコは一気に牢屋へ近づけるので仲間を解放する時にとても強いですし、スーパークラクションを鳴らせばどんな危険な場所でも突っ込むことができるでしょう。また、正面から来たパックンチームをハネで飛び越えたり、ゲッソーで視界を奪ったり……と、適切な場面で使えばアイテムはとても頼りになります。
ちなみに、スーパースターはこのルールだと強すぎます。無敵状態で牢屋へ突っ込めるので、はっきりいって反則級に強いです。アイテムの出現をダイナミックにしない限りは滅多に出ませんが、バランスが壊れるほどに強いので使用する際は気をつけましょう。
■隠れてやり過ごすのも手のうち
スパイチームは相手に見つかっていない場合マップに映りません(発見された場合はパックン上部のパトランプが点灯します)。そのため、残り時間が少ない場合などは隠れて様子を伺うのも手のひとつ。デカライン高架下などのステージは一方からしか入れない場所があるため、隠れるにはぴったりです。
こうして隠れられるとパックンチームは困るかもしれませんが、ひとりが背中から追いかけ、スパイが飛び出したところをもうひとりが捕まえるというチームプレイで解決しましょう。スパイの動きだけでなく、味方の動きにも注意すればチームワークが発揮できるはずです。
■地味に大事なコイン
このルールではコース上にコインが落ちています。コインはスピードを上昇させる効果があるので、まずは10枚回収することを目指しましょう。追うにも逃げるにも、とにかくコインです。
◆あつめてコイン
守銭奴であればあるほど強いのが「あつめてコイン」。
■マップに要注意
このルールではマップ上にコインが表示されています。どこにコインが残っているか、どのルートで行けば他のプレイヤーと奪い合いにならないかなど考えてから進んでいきましょう。なお、コインは一定時間で消えてしまうようなので、あまりにも遠いコインは諦めたほうが無難です。
■積極的な妨害が勝利のコツ
落ちているコインを拾っていくだけでも稼げはするものの、差がついてしまうと挽回は難しくなってしまいます。また、コインを多く持っているプレイヤーにアイテムをぶつければより多くのコインを落とすため、兎にも角にも妨害しまくることが勝利への近道となります。ただし、相手が落としたコインを拾っている途中に狙われないよう注意しましょう。
■トップならば逃げるが勝ち
妨害が重要なルールなので、逆に言えばトッププレイヤーは逃げつつのんびりコインを拾っていれば問題なく勝てるわけです。うまくトップに立てたらトリプルバナナなどを身にまとい、敵と遭遇しないようにしながら地道にコインを集めていきましょう。
◆いただきシャイン
「いただきシャイン」はコツを掴むまでなかなか難しいルールです。このルールは、コース上にあるシャインを取ってカウントが0になるまで逃げ切れれば勝利となります。
シャインは他のルール同様、こうらなどのアイテムをぶつけて落とさせるもよし、ダッシュキノコやハネなどで体当たりして奪うもよし。妨害すべき相手が明確なので、とにかく周囲でカートがスピンしまくるような状況になりやすいです。
■基本は挟み撃ち
このルールはシャインを持っているプレイヤーを皆で追うという状況になりやすいですが、追ってくれる人がいる場合は反対側から向かって挟み撃ちをしましょう。全員が素直に後ろから追ってしまうと逃げ切られる可能性が高くなってしまうため、確実に挟んで追い詰める必要があります。
■漁夫の利をねらえ
特に個人戦ではそうなのですが、落ちたシャインを拾うということが非常に難しいです。シャインはどの方向に落ちるかわからないため、相手にこうらなどをぶつけてもシャインが違う方向に飛んでいって拾えないなんてこともしばしば。そのため、誰かが落とさせたシャインを横からかっさらうかのように動いてみるといいでしょう。
ただし、「自分以外の誰かがシャイン持ちを妨害するだろう……」と思ってしまうと、誰も落とさせずカウントが0になってしまいます。なかなかマヌケな光景になるので気をつけましょう。
■基礎テクニックが活きる
シャインを持って逃げている場合、やはり挟み撃ちを狙ってくる相手もいるわけです。そんな時はスピンターンやUターンで急に動きを変えると相手を翻弄できます。
■個人戦とチーム戦の違い
このルールは個人戦とチーム戦でかなりゲーム内容が変わります。個人戦はゴチャゴチャした内容なのですが、チーム戦はシャイン持ちの味方を守ったり、あるいはシャインを落としてもフォローして拾い直してあげるなどの戦法を取ることができます。もはや違うルールのようにすらなってくるので、個人戦だけでなくチーム戦もおすすめです。
◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
さて、ここまで読んでいただけたのであればバトルの基礎とポイントはしっかりと身についているはずです。あとはプレイを重ねていけば確実に実力がついていくことでしょう。しかし『マリオカート8 デラックス』のバトルで最も大切なのは、みんなでワイワイ騒いで楽しむこと。エンジョイする気持ちを忘れずにプレイしてください。
(C)2017 Nintendo
引き続き、残りのルールのコツをお伝えしていきます。
◆パックン VS スパイ
「パックン VS スパイ」は簡単に言えば「ケイドロ(あるいはドロケイ)」です。パックンチームとスパイチームに別れ、パックンチームは相手を全員捕まえれば勝利となり、逆にスパイチームは時間いっぱいまで逃げ切れば勝利となります。
パックンチームに捕まってしまったスパイは牢屋の中に入れられます。牢屋の下には鍵のスイッチがあり、それをスパイチームが触れると捕まっている仲間を逃がすことができるのです。これができればスパイチームは大幅有利なわけですが、パックンチームとしても仲間を助けに来たスパイを捕まえるチャンスになります。
■妨害するのも重要
パックンフラワーはアイテムで攻撃されると一時的に攻撃不能になります。そのため、もしスパイが追い詰められてもこうらをぶつけたりファイアフラワーで攻撃すれば危機を脱することが可能です。もちろんパックンチームもアイテムを使うことができるので、どうしても追いつけそうになかったら相手をスピンさせてから捕まえましょう。
■アイテムの有効な使い方
このルールはアイテムの使い方がとても重要です。ダッシュキノコは一気に牢屋へ近づけるので仲間を解放する時にとても強いですし、スーパークラクションを鳴らせばどんな危険な場所でも突っ込むことができるでしょう。また、正面から来たパックンチームをハネで飛び越えたり、ゲッソーで視界を奪ったり……と、適切な場面で使えばアイテムはとても頼りになります。
ちなみに、スーパースターはこのルールだと強すぎます。無敵状態で牢屋へ突っ込めるので、はっきりいって反則級に強いです。アイテムの出現をダイナミックにしない限りは滅多に出ませんが、バランスが壊れるほどに強いので使用する際は気をつけましょう。
■隠れてやり過ごすのも手のうち
スパイチームは相手に見つかっていない場合マップに映りません(発見された場合はパックン上部のパトランプが点灯します)。そのため、残り時間が少ない場合などは隠れて様子を伺うのも手のひとつ。デカライン高架下などのステージは一方からしか入れない場所があるため、隠れるにはぴったりです。
こうして隠れられるとパックンチームは困るかもしれませんが、ひとりが背中から追いかけ、スパイが飛び出したところをもうひとりが捕まえるというチームプレイで解決しましょう。スパイの動きだけでなく、味方の動きにも注意すればチームワークが発揮できるはずです。
■地味に大事なコイン
このルールではコース上にコインが落ちています。コインはスピードを上昇させる効果があるので、まずは10枚回収することを目指しましょう。追うにも逃げるにも、とにかくコインです。
◆あつめてコイン
守銭奴であればあるほど強いのが「あつめてコイン」。
とにかくコインを集めるというシンプルな内容で、制限時間内に最もコインを集めたプレイヤーが勝者となります。このルールでも敵にアイテムをぶつけるとコインを落としますし、ダッシュキノコなどで体当たりしてもコインを奪い取ることができます。
■マップに要注意
このルールではマップ上にコインが表示されています。どこにコインが残っているか、どのルートで行けば他のプレイヤーと奪い合いにならないかなど考えてから進んでいきましょう。なお、コインは一定時間で消えてしまうようなので、あまりにも遠いコインは諦めたほうが無難です。
■積極的な妨害が勝利のコツ
落ちているコインを拾っていくだけでも稼げはするものの、差がついてしまうと挽回は難しくなってしまいます。また、コインを多く持っているプレイヤーにアイテムをぶつければより多くのコインを落とすため、兎にも角にも妨害しまくることが勝利への近道となります。ただし、相手が落としたコインを拾っている途中に狙われないよう注意しましょう。
■トップならば逃げるが勝ち
妨害が重要なルールなので、逆に言えばトッププレイヤーは逃げつつのんびりコインを拾っていれば問題なく勝てるわけです。うまくトップに立てたらトリプルバナナなどを身にまとい、敵と遭遇しないようにしながら地道にコインを集めていきましょう。
◆いただきシャイン
「いただきシャイン」はコツを掴むまでなかなか難しいルールです。このルールは、コース上にあるシャインを取ってカウントが0になるまで逃げ切れれば勝利となります。
ただし、シャインを持っているとスピードが遅くなるため妨害されやすくなってしまいます。
シャインは他のルール同様、こうらなどのアイテムをぶつけて落とさせるもよし、ダッシュキノコやハネなどで体当たりして奪うもよし。妨害すべき相手が明確なので、とにかく周囲でカートがスピンしまくるような状況になりやすいです。
■基本は挟み撃ち
このルールはシャインを持っているプレイヤーを皆で追うという状況になりやすいですが、追ってくれる人がいる場合は反対側から向かって挟み撃ちをしましょう。全員が素直に後ろから追ってしまうと逃げ切られる可能性が高くなってしまうため、確実に挟んで追い詰める必要があります。
■漁夫の利をねらえ
特に個人戦ではそうなのですが、落ちたシャインを拾うということが非常に難しいです。シャインはどの方向に落ちるかわからないため、相手にこうらなどをぶつけてもシャインが違う方向に飛んでいって拾えないなんてこともしばしば。そのため、誰かが落とさせたシャインを横からかっさらうかのように動いてみるといいでしょう。
ただし、「自分以外の誰かがシャイン持ちを妨害するだろう……」と思ってしまうと、誰も落とさせずカウントが0になってしまいます。なかなかマヌケな光景になるので気をつけましょう。
■基礎テクニックが活きる
シャインを持って逃げている場合、やはり挟み撃ちを狙ってくる相手もいるわけです。そんな時はスピンターンやUターンで急に動きを変えると相手を翻弄できます。
残り5カウントでうまく敵の間をすり抜けることができれば、もはや勝利はもらったようなものでしょう。
■個人戦とチーム戦の違い
このルールは個人戦とチーム戦でかなりゲーム内容が変わります。個人戦はゴチャゴチャした内容なのですが、チーム戦はシャイン持ちの味方を守ったり、あるいはシャインを落としてもフォローして拾い直してあげるなどの戦法を取ることができます。もはや違うルールのようにすらなってくるので、個人戦だけでなくチーム戦もおすすめです。
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さて、ここまで読んでいただけたのであればバトルの基礎とポイントはしっかりと身についているはずです。あとはプレイを重ねていけば確実に実力がついていくことでしょう。しかし『マリオカート8 デラックス』のバトルで最も大切なのは、みんなでワイワイ騒いで楽しむこと。エンジョイする気持ちを忘れずにプレイしてください。
(C)2017 Nintendo
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