【特集・アンケート】「『ファイアーエムブレム』あるある」10選―“鋼よりも鉄”“0%と100%しか信じない”“タイトルの表記間違いが気になる”https://t.co/iRcaLLUugY #アンケート #タイトル #ファイアーエムブレム pic.twitter.com/ZC9XROBJbI— インサイド (@INSIDEjp) 2017年11月4日
ファミコン時代にデビューし、時代に合わせ様々なプラットフォームで活躍し続けてきた『ファイアーエムブレム』シリーズ。戦略と育成を融合させたシステムや、一度倒れた仲間は戻らないシビアな切り口などで好評を博しました。


シリーズ作品を重ねていく中で、倒れた仲間が復活する「カジュアルモード」を実装するなど、時代に合わせた変化も取り入れてきましたが、根幹の魅力は受け継がれてきました。そして、本シリーズならではの“あるある”もまた、時代を超えて活躍しています。

そこでインサイドでは、そんな「『ファイアーエムブレム』あるある10選」を掲示し、特に共感する“あるある”を選ぶアンケートを実施しました。シリーズファンならば、“あるある10選”の多くを体験していることと思いますが、その中でも特に賛同を得たのはどれなのか。気になる結果発表をご覧ください。

【関連記事】
・【特集・アンケート】「『ファイアーエムブレム』あるある」10選―“鋼よりも鉄”“0%と100%しか信じない”“タイトルの表記間違いが気になる”
URL:https://www.inside-games.jp/article/2017/11/04/110682.html
◆まずは6位から10位までをチェック!

今回のアンケートでは、「MAPクリア直前まできてリセット」が最も少なく、40票(2.9%)で10位という結果でした。MAPクリアが近づくほど、強い敵が立ちはだかることが多く、返り討ちの危険が増していきます。ですが、その脅威に屈することなく乗り越えた方々が多かったのかもしれません。筆者は、初代で相当カミュにやられました……。

9位は、58票(4.2%)の「より良い成長を求めてリセット」。強いユニット作りを極めようと思うと避けて通れない道ですが、非常に手間がかかるため忍耐力が問われるのも確か。また、出た結果を受け入れてプレイするのも本シリーズの醍醐味のひとつなので、そのため票が集まらない結果となったのかもしれません。


続いて、「思わぬ増援出現による悲劇」が74票(5.4%)を集めて8位に。シナリオの展開で増援の出現を読める場合もありますが、どのターンにどこから来るのかは把握しにくいケースも多く、油断していると致命的な展開になることもしばしば。この時にリセットするか、仲間の犠牲を踏み越えて先に進むか、実に悩ましいところです。

98票(7.1%)で7位となったのは、「好きなユニットの成長がヘタれる」でした。重要なステータスが上がりやすい、いわゆる「強キャラ」もいるゲームですが、ステータスの上昇自体はあくまで確率の話。「強キャラ」であっても、平均値以下の成長率になることも少なくありません。お気に入りのユニットの成長が伸びるかヘタれるか、全て運次第ですが、覚悟していても落ち込む気持ちは止められません。

6位に食い込んだのは、119票 (8.6%)を獲得した「『ファイヤーエンブレム』じゃないから! タイトルの誤表記が見過ごせない」です。普通のゲーム好きだけでなく、シリーズファンも時折『ファイアー』を『ファイヤー』と、『エムブレム』を『エンブレム』と間違えて表記してしまうことがあるほど。だからこそ、余計に気になってしまう部分と言えるでしょう。

1位に選ばれた“あるある”は果たして…!? 次ページでは1位~5位を発表

◆栄えある1位の“あるある”はコレ! 頭一つ抜けた共感を集める

5位は「0%と100%しか信じない」で、135票(9.8%)を集めました。本シリーズはダメージ計算がしやすいため、その計算を元に戦略を立てることもしばしば。
ですが、命中率と必殺の一撃については、0%が100%でない限り、不確定要素となります。「まず当たるだろう」という命中率で外し、わずか1%の必殺を食らってしまう……そんな悲劇を味わった方々が、順位を押し上げたのかもしれません。

惜しくもベスト3入りは逃したものの、160票(11.6%)を獲得した「勝ちすぎてピンチ」が4位に。攻撃は最大の防御と言いますが、本シリーズでは「勝つ=攻撃可能なマスが空く」を意味しており、移動可能な敵がいる限り連戦を強いられる場合も多々。1戦1戦はダメージが少なくとも、それが累積することで危機を招く場合もあり、これも恐ろしい体験と言えます。

3位に食い込んだのは「鋼の武器より鉄の武器」で、177票 (12.8%)の賛同者が。威力の面では鋼の武器に軍配が上がるものの、軽さやコストパフォーマンスの点では鉄の武器にもメリットがあることも多い本シリーズ。攻略または節約の観点から、敢えて鉄の武器選ぶ方々が多かった模様です。

そして2位は、「希少武器を使えないままゲームクリア」。3位とはわずか22票差の199票 (14.4%)と、熾烈な争いを見せました。ごく一部を除き、本シリーズの武器は伝説級のものにも耐久度があり、0になれば容赦なく壊れてしまいます。そのため、もったいなくて使えないと思うのも無理のない話。
その気持ちは最終MAPでも尾を引き、結局倉庫にしまったクリア…という展開も珍しくありません。

栄えある1位に輝いたのは、「身ぐるみを剥いで2軍送り」でした! 票数も321票(23.2%)と他を大きく引き離し、全体の1/4近くを占める勢いを見せています。倒れたら復活しない、という基本ルールがあるシリーズゆえに、仲間に加わるユニットはかなり多め。しかしMAPに出せる数には限りがあるため、使用しないユニットも少なくありません。

そんな彼らに武器を持たせておく必要はなく、また耐久度の問題もあるため武器はいくらあっても困らず…その結果、「身ぐるみを剥いで2軍送り」という悲劇(?)が起こってしまうのも、やむを得ない話と言えるでしょう。言えますよね。言えるといいな。でもちょっとごめん。

記念すべき一作目が登場した1990年から数え、27年に及ぶ足跡を刻んできた『ファイアーエムブレム』。来年は、据え置き機向けの新作が久しぶりに登場と、今なお活気に満ちた展開を続けています。最新作では、どのような“あるある”が待ち受けているのか、今から楽しみですね。
編集部おすすめ