以前紹介した最強コピー能力10選で挙げられたものはどれも有名だと思われますが、逆にあまり脚光を浴びていないもの、つまりマイナーなコピー能力もたくさんあります。奥が深いコピー能力の世界、あなたはどれほどご存知ですか?
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◆クラッシュとダダ被り「ペイント」
ペイントは『星のカービィ スーパーデラックス』で初登場したコピー能力です。画家になったカービィがインクを撒き散らし画面全体を攻撃するという能力で、見た目は違えどクラッシュそのままと言えるでしょう。
そのためか、『星のカービィ スーパーデラックス』とそのリメイク以外では出番がありません。このコピー能力ならではのカービィの格好はかわいいのですが、マイナーになってしまうのも仕方ないかも。
◆狂気のコピー能力「コック」
カービィのコピー能力で何が最も恐ろしいかと聞かれれば、やはりコックを挙げるしかないでしょう。『星のカービィ スーパーデラックス』で登場したこのコピー能力は、周囲にいるザコ敵を鍋に吸い込んで煮込み、そして料理に変えてしまうのです。
今やワドルディもすっかりカービィの友達となっていますが、かつては一方的に捕食していた時代もあったのです。……しかし、ザコ敵からオムライスやおにぎりを作り出すこの鍋、いったいどういう構造になっているのでしょうか。
◆存在感も小さい「ミニマム」
『星のカービィ 鏡の大迷宮』は、さまざまな場所を探索してお宝を見つけ出すという内容になっています。そのため、探索する際に必要なコピー能力も産まれました。それがミニマムです。
ミニマムは名前のとおりカービィが小さくなるというもので、小さくなると狭い通路を通れるようになるのです。ただ、戦闘能力は皆無で本当に小さくなるだけ。強くはないけれども、かわいさでは上位に食い込むかも?
◆飛び回る快感「ミサイル」
同じく、ミサイルは『星のカービィ 鏡の大迷宮』から登場したコピー能力です。能力を使うとカービィがミサイルになり、勢い良く飛んでいきます。敵や壁にぶつかれば爆発、もちろん周囲にダメージを与えるというものになっています。
ミサイルになって飛んでいくのは楽しいのですが、マップがあまり広くないので思い切り飛べないのが欠点でした。また、移動中に敵にぶつかるとダメージを受けてしまうので使いづらいところも。ただ、ミサイルになったカービィはスピンオフタイトルなどでちょくちょく出ているのです。
◆周囲を照らすだけ「ライト」
ライトはその名のとおり、ライトです。使うと暗い場面を照らすことができます。以上です。
……なんだかマイナーになってしまった理由が一瞬でわかる寂しいコピー能力ですね。
◆強いけど扱いにくすぎる「ボール」
ライトと同じく『星のカービィ 夢の泉の物語』で登場したボールというコピー能力も知名度が低いのではないでしょうか。このコピー能力は、カービィが丸いボールになって飛び跳ねるというもの。跳ねて相手にぶつかると大ダメージを与えることが可能です。
ただ、天井や床などにぶつかる瞬間、つまり減速するところでは敵にぶつかるとカービィがダメージを受けてしまいます。そのため強いけれどもピーキーで扱いにくい、まさしく玄人向けのコピー能力なのです。
◆カービィはプロレスも得意?「バックドロップ」
マイナーというよりはいつの間にか消えてしまった系コピー能力ですが、バックドロップというものも存在しています。これは敵を掴んでプロレス技をかけるというもので、掴んだあとの操作で出る技がいろいろと変化するのが特徴です。
このコピー能力自体は面白かったのですが、投げ技専門のコピー能力スロウと見分けづらかったり、続編ではスープレックスというコピー能力に統合されてしまいました。
◆ついに復活!「クリーン」
クリーンは『星のカービィ3』にのみ登場していたコピー能力です。カービィがほうきを持って掃除しつつ攻撃をしかけるというもので、仲間たちとの組み合わせで攻撃方法が変化する点が特徴でした。
その後はすっかり音沙汰のなかったクリーンですが、2018年3月16日発売予定のNintendo Switch『星のカービィ スターアライズ』で20年振りに復活することが明らかになっています。しかも、仲間たちも技の一種として登場するようです。これでマイナーコピー能力から脱するかも?
◆相反する属性の組み合わせ!「バーニングアイス」
『星のカービィ64』ではコピー能力を掛け合わせることで新たなミックス能力を使えるようになります。組み合わせは実にさまざまですが、あまりというかほとんど使わないものもあります。
バーニングアイスは、氷漬けになったカービィを炎で溶かすことにより蒸気で攻撃するというもの。氷と炎という正反対のコピー能力を組み合わせるだけでだいぶ制作スタッフも頭を悩ませたでしょうが、蒸気攻撃の範囲は非常に狭く、かつ効果時間も短く、しかも発動中は大きく移動が制限されるというプレイヤーにとっても悩まされるコピー能力です。
◆カービィが伝統芸能に挑戦!?「カブキ」
実を言うとカービィはアニメ限定のコピー能力をいくつか持っています。その中でも特にインパクトがあるのがカブキ。ゲームでは『あつめて!カービィ』のミニゲーム「カービィマスター」に技として登場しています。
カブキの原点は、アニメの特別編「星のカービィ~特別編~ 倒せ!!甲殻魔獣エビゾウ」。エビゾウからカブキの能力を奪ったカービィは棒やビームで攻撃するのですが、さらには人型にすらなってしまいます。かなり無茶苦茶なコピー能力ですが、それもアニメらしい魅力と言えるでしょう。