『ペルソナ3』の躍進はそれだけに留まらず、コミカライズや舞台化、劇場アニメ作品4部作の上映など、活躍の場を大きく広げました。
この『P3D』の発売を記念し、「『ペルソナ3』であなたが一番好きな主要キャラは?」というお題でアンケートを実施しました。『ペルソナ3』発売からもうじき12年が経とうとしていますが、未だに高い支持をユーザーから得ており、今回も多くの読者からご投票いただきました。今の『ペルソナ3』ファンが支持するのは、果たしてどのキャラなのか。気になる結果を、じっくりとご覧ください。
◆まずは下位勢を発表
今回の最下位は、『P3D』で初登場を飾ったベルベットルームの住人「テオドア」(21票 1.2%)。オリジナル版をプレイしたユーザーには馴染みも薄く、他の主要キャラと比べると知名度の点も少々不利なため、やむを得ない結果と言えるかもしれません。
続いて11位となったのは、「コロマル」(25票 1.4%)。柴犬ながらもペルソナ能力に目覚め、パーティの一員としてしっかり活躍してくれる忠犬です。プレイ中も健気な姿を幾度も見せ、プレイヤーの心を掴みますが、『P3D』への登場については現時点で不明。ちなみに、同日発売の『ペルソナ5 ダンシング・スターナイト』にはモルガナが登場しますが、人型形態が可能という点で明暗を分けたのでしょう。
そして、「山岸 風花」も25票を獲得し、同率11位に。
また、「伊織 順平」も10位という結果に(30票 1.7%)。ペルソナ能力の発現に喜ぶものの、思春期ならではの挫折も味わった順平。ある意味、『ペルソナ3』で最も“青春”を味わったキャラと言えるかも。ですがその成長ぶりは、今回調査した人気には繋がらなかった模様です。
中間層は肉薄する争いに!
◆特別課外活動部の先輩が意地を見せる!
ここからは、いよいよ1桁台に突入。9位は、初等科の生徒として唯一参戦する「天田 乾」(31票 1.7%)。母子家庭で育つも、その母も亡くしたため、どこか陰を感じさせる一面も。幼さ故に思い込む傾向もあり、それは時に強さとなり、同時に脆さにも繋がります。そんな天田から目が離せない、と思った方も少なくないのでは。
8位には、「岳羽 ゆかり」がランクイン(40票 2.2%)。『ペルソナ3』では、主人公だけでなく美鶴との関係性も描かれており、物語的な出番も少なくない彼女。しかし今回の順位としては手こずっており、女性陣の中でも低め。風花同様、相手が悪かったのかもしれません。
7位には、「真田 明彦」(48票 2.7%)が登場。美鶴と共に、特別課外活動部を支えてきた先輩が順位的にはちょうど真ん中辺りに落ち着きました。活動の実績を考えると物足りないかもしれませんが、プレイヤーの分身である主人公を除いた後輩勢(順平やゆかり)は上回っており、面目躍如といったところでしょうか。ただし、坂本真綾さん演じる“彼女”には敗北を喫してしまいます。
そして、もうひとりのベルベットルームの住人「エリザベス」が、6位に食い込みました(52票 2.9%)。特徴的な物言いが印象深い彼女ですが、強敵と渡り合えるのも彼女の支援あってこそ。エリザベス自身も主人公に対してなにかと気にかけてくれるので、票を投じたくなる気持ちも分かります。
◆ここからはベスト5! まずは4位・5位を発表
■5位:桐条 美鶴(52票 2.9%)
月光館学園の生徒会長を務めると同時に、特別課外活動部の部長でもある桐条 美鶴。
■4位:アイギス(82票 4.6%)
対シャドウ非常制圧兵器として作り出された、少女型ロボット「アイギス」。その特別な立ち位置や、主人公との間に生まれる絆は、『ペルソナ3』における重要なポイントのひとつです。まや、『ペルソナ3 フェス』で追加された新シナリオ「Episode Aegis」では中核的な存在として活躍するなど、『ペルソナ3』を語る上で彼女は決して欠かせません。そのため、人気が出るのも納得ですが、今回は惜しくもベスト3入りを逃しました。アイギスを下し、1位になったキャラクターは果たして…?
残るは、男性主人公・女性主人公・荒垣 真次郎の三人! 三つ巴の結果や如何に
◆いよいよベスト3を発表! 13キャラの頂点に立ったのは…
■3位:荒垣 真次郎(124票 7%)
先輩組の中でただ一人ベスト3入りを果たしたのは、「荒垣 真次郎」でした。かつて特別課外活動部に身を置いていたものの、とある事情で脱退。近寄りがたい雰囲気もありますが、責任感の裏返しでもあり、案外世話好きな一面も。そんな意外性や、シナリオでの活躍などで、大きな支持を集める形となったようです。
■2位:男性主人公(557票 31.3%)
オリジナル版や『フェス』、『P3P』などはもちろん、『P3D』でも活躍する「男性主人公」が、3位を大きく引き離して2位に輝きました。主人公という立場上、ゲーム内ではほとんどセリフを喋ることはありませんが、選択肢や周囲の評価などでその人となりが窺えます。また劇場アニメでは、控えめな口数ながらもその個性がしっかりと感じられ、改めて男性主人公に惹かれた方も少なくないのでは。『P3D』ではどのような活躍を見せてくるのか、実に楽しみです。
■1位:女性主人公(691票 38.9%)
2位も多大な支持を集めましたが、更に100票以上の差をつけ、「女性主人公」が1位という栄冠を掴む形となりました。『フェス』や劇場アニメ、そして『P3D』にも残念ながら登場せず、『P3P』や舞台などで活躍。機会こそ少なめですが、そのチャンスを最大限に生かし、ユーザーや観客の心をしっかりと掴んだ模様です。
『P3P』では、男性主人公とは異なる切り口でコミュニケーションを計るため、彼女らしい人間関係を築く場面も。その違いが心地よい刺激となり、より注目を集めたのかもしれません。明るくしなやかな振る舞いは、特別課外活動部に新たな風を吹き込んだことでしょう。何らかのタイミングで、彼女が再び活躍する機会に恵まれて欲しいものです。
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