少年少女の葛藤や成長を紡ぎつつ、奇怪な事件へと立ち向かう物語を描く『ペルソナ』シリーズ。ナンバリング最新作となる『ペルソナ5』が2016年9月に発売され、国内外で好評を博しました。


『ペルソナ5』の勢いは2018年になっても留まるところを知らず、今年4月にはTVアニメ「PERSONA5 the Animation」が地上波で放映開始。さらに、5月24日には『ペルソナ5 ダンシング・スターナイト』(以下、P5D)が発売を迎えました。

今なお厚い支持を受ける『ペルソナ5』。その魅力の鍵を握るのは、主人公を始めとするキャラクターたちです。そこで、『P5D』発売を記念し、「『ペルソナ5』であなたが一番好きな主要キャラは?」というお題でアンケートを実施しました。あなたの一押しキャラは果たして何位にランキングしたのか。気になる結果を、こちらでチェックしてみてください。

◆まずは下位勢を発表

今回のアンケートで最下位になってしまったのは、「ジュスティーヌ&カロリーヌ」(55票 1.6%)でした。イゴールに付き従い、主人公を囚人と呼ぶ謎めく双子。高圧的な態度かと思えば、主人公の行動次第ではその功績を認める時も。また、ペルソナに関するサポートもしっかりとこなします。これまでのベルベットルームの住人と比べても一風変わった存在のため、残念ながらこの位置となった模様です。


続いては、「モルガナ」(94票 2.7%)が10位に。ジュスティーヌ&カロリーヌとはまた別の意味で、実に謎めいています。一見黒猫ですが、「猫って言うな!」と本人(本猫?)は否定。人の言葉を理解するだけでなく、パレスの中では人型や車に変身することもできます。ナビゲート兼マスコットなモルガナですが、広く愛されているだけに、深い愛情を獲得するには至らなかったのかもしれません。

そして、今回9位になったのは、「奥村 春」(97票 2.8%)でした。大手外食メーカーの社長令嬢という立場ゆえか、どこかおっとりしており、浮世離れした雰囲気も感じさせます。他者との深い関わりを避けてきた一面もあり、もう一人の自分である「ペルソナ」を発現させる素養は、一際大きかったのかもしれません。怪盗団への加入は遅めで、その時間差が今回の順位に響いた可能性も…?

8位には、「坂本 竜司」(172票 4.9%)がランクイン。最序盤で、主人公の男友達としてパーティに加わるクラスメイトの存在が『ペルソナ3』以降定番化しており、本作では竜司がそのポジションに当たります。教師からは問題児として認識されていますが、仲間に対しては情が厚く、怪盗団の活動にも前のめりな意欲を見せることも。順位としては8位ですが、9位とは倍近い投票数を稼いでおり、根強い人気を感じさせます。


わずは14票差で竜司をかわした7位は? 熾烈な中間層をチェック

◆ベルベットルームの住人も健闘!? 激戦となった中間層
■第7位:佐倉 双葉(186票 5.4%)

天才的なプログラミングスキルを活用し、怪盗団のナビゲート役として活躍する佐倉 双葉。とある事情から引きこもり生活を続けていましたが、意外な接点から主人公と知り合い、その結果怪盗団に加わる形となりました。怪盗団の誰もが「もうひとりの自分」を抱えていますが、それは双葉にとっても同様で、怪盗団との出会いで彼女の人生も大きく変わったことでしょう。

■第6位:ラヴェンツァ(270票 7.8%)

今回のランキングでちょうど真ん中に陣取ったのは、こちらもベルベットルームの住人の一人「ラヴェンツァ」。『P5D』公式サイトでは「悟り世代」と紹介されており、ご存じの方にとっては納得のコメントでしょう。詳しく紹介するとネタバレになりかねないので、彼女のことを詳しく知りたい方は『ペルソナ5』をプレイしてみてください。

■第5位:喜多川 祐介(346票 10%)

今回のアンケートでは、「喜多川 祐介」がベスト5入りを果たしました。芸術科肌で、かなり独特な感性の持ち主なため、個性派揃いの怪盗団でもかなり強い存在感を放っています。二枚目なビジュアルとのギャップがたまらないという方も少なくないのでは。なお、4位とはわずか16票差。かなりの接戦を繰り広げています。

◆3位・4位は女性対決! まさにヒロイン争奪戦!?
■第4位:高巻 杏(362票 10.4%)

祐介に僅差で勝利を収め、堂々の4位に食い込んだのは「高巻 杏」。
アメリカ系クォーターの美少女という特徴的な容姿のため、周囲から孤立しがちでしたが、「もうひとりの自分」と向き合うことで一歩前へと進みました。彼女も関わった一件が怪盗団発足の要因となったため、その意味でもユーザーにとって印象深いキャラと言えるでしょう。また、可愛らしい一面を覗かせることもあり、その内面にも惹かれます。

■第3位:新島 真(563票 16.2%)

ベスト3入りを果たしただけでなく、女性陣ではトップを飾った「新島 真」。怪盗団全メンバーの中では中盤からの参加ですが、登場時期を挽回する人気ぶりを見せました。彼女の初期ペルソナ「ヨハンナ」は、大型バイクを模しており、品行方正な生徒会長像とはかけ離れたパワフルさも、個性を際立たせた一因かもしれません。

女性陣のトップに輝いた真ですが、裏を返せば1位・2位は男性キャラが占める結果となっています。残った2人は、主人公と明智 吾郎。この対決もかなりの熾烈を極めることとなりましたが、果たしてどちらに軍配が上がったのか。その結果を、どうぞお確かめください。

その差はわずか36票(1.1%)! 最も高い人気を集めたのは…

◆『ペルソナ5』屈指の人気キャラが激突! 果たしてその結果は…
■第2位:明智 吾郎(647票 18.6%)

今回2位となったのは、高校生探偵の「明智 吾郎」。全体の18.6%を集めており、3位の真に80票以上の差をつけています。
“探偵王子の再来”といった呼び声も高く、『ペルソナ5』本編も鋭い観察眼で怪盗団に迫ります。作中でも人気の高い明智ですが、プレイしたユーザーからも熱い注目を集めている模様。『P3D』と『P5D』には、DLCという形で登場します。明智ファンの方は、彼の端麗なダンスを堪能しましょう

■第1位:主人公(683票 19.7%)

プレイヤーの分身として活躍する「主人公」が、栄えある1位に輝きました。明智とは僅差で、かなり厳しい戦いでしたが、わずかにリードし見事に勝利。眼鏡をかけ、一見大人しそうな雰囲気を感じさせますが、ひとたびパレスに侵入すれば、黒のコートをなびかせて“心”を盗む怪盗に変貌。強い意志を持って立ち向かう勇姿も、人気を集めた理由のひとつでしょう。初期ペルソナ「アルセーヌ」も、ピカレスク・ロマンを掲げる『ペルソナ5』らしいチョイスと言えます。

『ペルソナ5』主要キャラによる人気ランキングは、主人公がトップを飾る結果となりました。なお、同時期に行った『ペルソナ3』主要キャラのランキング結果も公開しているので、気になる方はそちらも合わせてチェックしてみてください。そちらも、かなり興味深い結果となっています。

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