12月7日より発売開始され、絶賛人気沸騰中の『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』。既にひたすら遊びまくっている!という方も多いのではないでしょうか。
何を隠そう、実は筆者もそんなゲーマーの1人です。『DX』時代から『スマブラ』をプレイしまくっているため、今作も屋内屋外問わず日夜遊び倒しています。ただ、このような状況、環境でプレイしていると、1つだけどうしても気になることがあります。
それはズバリ、「コントローラー」の違い。『DX』以降、ずっと「ゲームキューブコントローラ(以下、GCコン)」で乱闘を続けて来た筆者にとって、初めて体験するGCコン以外での乱闘は操作感が非常に異なり、今まで出来たことが出来なかったり、逆に今までやり辛いと思っていたことを簡単に出来て戸惑うことが多々ありました。
そこで本記事では、そんな筆者が気づいた『スマブラSP』のプレイにおける「GCコン」と「Joy-Con」の違いを解説します。なお、プレイにあたって使用しているGCコンは記事執筆現在で発売されている「スマブラブラック」ではなく、ゲームキューブ発売当時に購入した筆者の私物であること、操作は全てデフォルトの設定に基づいていることにご注意ください。
1.スティック感の違いに注目
まず、両コントローラーの最も大きな違いとして、スティックを動かす際の操作感の差が挙げられます。具体的には、GCコンのほうがメインで使用するスティックの可動域が大きく、逆にJoy-Conはどのモードでも可動域が小さいという点です。
これにより、GCコンのほうがハーフ入力や思いっきり弾く動作がしやすく、強攻撃やスマッシュを使いやすいという利点があるように感じられました。また、GCコンにはスティック押し込みが存在しないため、Joy-Con横持ち時に発生する「白熱しすぎるあまりスティックを押し込んでしまい、間違ってアピールをしてしまう」などの誤操作が少なくなると感じました。ただ、スティック自体はJoy-コンのほうが概ね滑らかに動くため、操作の仕方次第ではJoy-Conのほうが上手く動けるかもしれません。
2.L/Rのトリガー感
続いて挙げられるのは、「L/Rボタンのトリガー感の違い」。Joy-ConのL/Rボタンは比較的軽く触るだけで押せる緩めのトリガー感になっています。対するGCコンのL/Rボタンは、ある程度しっかり押し込まなければ反応しない作りになっているため、筆者としては熱中しているときに誤ってボタンを押してしまうことが減ると感じました。
また、Joy-Conはそれぞれのボタンの間隔がかなり近く、かつどれもサイズが小さめなため、手の大きさや力の入れ方によってはつかみとシールドを間違って押してしまうことも多いかもしれません。ただし、押し心地自体はJoy-Conのほうが軽く、それでいてクリック感もしっかりしているため、プレイスタイルによってはJoy-Conの方が適している可能性もあるでしょう。
次のページ:グリップ感の違いや、GCコンならではの問題にも注目
3.グリップ感も大幅に違う
また、2つのコントローラーはそのグリップ感も大幅に異なります。双方の形状をご覧になって頂ければその差は一目瞭然かと思いますが、横持ちや携帯モードのJoy-Conと比べるとGCコンのほうがはるかに握りやすく、操作が安定します。ただし、Joy-Conグリップを使用すればJoy-Conでも良好な保持性が得られる上に、Joy-Conグリップを使用したJoy-ConのほうがGCコンより重くずっしりとした感覚があるため、この辺りはコントローラーの重さに対する好みが出るのではないかと思います。
4.撮影やホームボタンがない
このように、実際のゲームプレイでは概ねGCコンのほうが使いやすいと感じられますが、実はGCコンにはJoy-Conでいうホームボタンやキャプチャーボタンに相当するボタンがなく、これらの機能をとっさに使用することが出来ません。そのため、スクリーンショットを大量に撮影したい方や、頻繁にホームを確認する方には明確に不向きであるように感じました。このような遊ぶ方をする方は、適宜コントローラーを使い分けるなどの対策を取ったほうがいいでしょう。
5.周辺機器の差
スイッチでGCコンを使用する場合、基本的には専用の接続タップが必要になります。
また、現行のコントローラーであるJoy-Conに比べ、GCコンはアクセサリー的な周辺機器が比較的入手しづらく、この点も違いとして挙げられます。もちろん探し方や住んでいる地域によって異なるものの、筆者の体感では、店舗で探す場合にはJoy-Con関連商品のほうが探しやすいと感じました。
GCコンは昔から慣れ親しんでいるプレイヤーも多く、その信頼に違わない操作性の良さを誇っています。もちろん、Joy-Conにも優れた点は複数存在していますが、筆者の個人的な意見を申し上げるならば、GCコンを使ったほうがより上手に『スマブラSP』を遊べるのではないかと思います。なお、『スマブラSP』はこれ以外にも「Proコントローラー」やホリの「クラシックコントローラー for Nintendo Switch」などでも遊べるため、これらのゲームパッドを試してみるのもいいかもしれません。
何を隠そう、実は筆者もそんなゲーマーの1人です。『DX』時代から『スマブラ』をプレイしまくっているため、今作も屋内屋外問わず日夜遊び倒しています。ただ、このような状況、環境でプレイしていると、1つだけどうしても気になることがあります。
それはズバリ、「コントローラー」の違い。『DX』以降、ずっと「ゲームキューブコントローラ(以下、GCコン)」で乱闘を続けて来た筆者にとって、初めて体験するGCコン以外での乱闘は操作感が非常に異なり、今まで出来たことが出来なかったり、逆に今までやり辛いと思っていたことを簡単に出来て戸惑うことが多々ありました。
そこで本記事では、そんな筆者が気づいた『スマブラSP』のプレイにおける「GCコン」と「Joy-Con」の違いを解説します。なお、プレイにあたって使用しているGCコンは記事執筆現在で発売されている「スマブラブラック」ではなく、ゲームキューブ発売当時に購入した筆者の私物であること、操作は全てデフォルトの設定に基づいていることにご注意ください。
1.スティック感の違いに注目
まず、両コントローラーの最も大きな違いとして、スティックを動かす際の操作感の差が挙げられます。具体的には、GCコンのほうがメインで使用するスティックの可動域が大きく、逆にJoy-Conはどのモードでも可動域が小さいという点です。
これにより、GCコンのほうがハーフ入力や思いっきり弾く動作がしやすく、強攻撃やスマッシュを使いやすいという利点があるように感じられました。また、GCコンにはスティック押し込みが存在しないため、Joy-Con横持ち時に発生する「白熱しすぎるあまりスティックを押し込んでしまい、間違ってアピールをしてしまう」などの誤操作が少なくなると感じました。ただ、スティック自体はJoy-コンのほうが概ね滑らかに動くため、操作の仕方次第ではJoy-Conのほうが上手く動けるかもしれません。
2.L/Rのトリガー感
続いて挙げられるのは、「L/Rボタンのトリガー感の違い」。Joy-ConのL/Rボタンは比較的軽く触るだけで押せる緩めのトリガー感になっています。対するGCコンのL/Rボタンは、ある程度しっかり押し込まなければ反応しない作りになっているため、筆者としては熱中しているときに誤ってボタンを押してしまうことが減ると感じました。
また、Joy-Conはそれぞれのボタンの間隔がかなり近く、かつどれもサイズが小さめなため、手の大きさや力の入れ方によってはつかみとシールドを間違って押してしまうことも多いかもしれません。ただし、押し心地自体はJoy-Conのほうが軽く、それでいてクリック感もしっかりしているため、プレイスタイルによってはJoy-Conの方が適している可能性もあるでしょう。
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3.グリップ感も大幅に違う
また、2つのコントローラーはそのグリップ感も大幅に異なります。双方の形状をご覧になって頂ければその差は一目瞭然かと思いますが、横持ちや携帯モードのJoy-Conと比べるとGCコンのほうがはるかに握りやすく、操作が安定します。ただし、Joy-Conグリップを使用すればJoy-Conでも良好な保持性が得られる上に、Joy-Conグリップを使用したJoy-ConのほうがGCコンより重くずっしりとした感覚があるため、この辺りはコントローラーの重さに対する好みが出るのではないかと思います。
4.撮影やホームボタンがない
このように、実際のゲームプレイでは概ねGCコンのほうが使いやすいと感じられますが、実はGCコンにはJoy-Conでいうホームボタンやキャプチャーボタンに相当するボタンがなく、これらの機能をとっさに使用することが出来ません。そのため、スクリーンショットを大量に撮影したい方や、頻繁にホームを確認する方には明確に不向きであるように感じました。このような遊ぶ方をする方は、適宜コントローラーを使い分けるなどの対策を取ったほうがいいでしょう。
5.周辺機器の差
スイッチでGCコンを使用する場合、基本的には専用の接続タップが必要になります。
接続タップはドックと接続する必要があるため、純正品の場合は携帯モードで使用することが出来ません。また、GCコンは有線接続を前提としているため、この辺りもJoy-Conとの大きな違いと言えるでしょう。
また、現行のコントローラーであるJoy-Conに比べ、GCコンはアクセサリー的な周辺機器が比較的入手しづらく、この点も違いとして挙げられます。もちろん探し方や住んでいる地域によって異なるものの、筆者の体感では、店舗で探す場合にはJoy-Con関連商品のほうが探しやすいと感じました。
GCコンは昔から慣れ親しんでいるプレイヤーも多く、その信頼に違わない操作性の良さを誇っています。もちろん、Joy-Conにも優れた点は複数存在していますが、筆者の個人的な意見を申し上げるならば、GCコンを使ったほうがより上手に『スマブラSP』を遊べるのではないかと思います。なお、『スマブラSP』はこれ以外にも「Proコントローラー」やホリの「クラシックコントローラー for Nintendo Switch」などでも遊べるため、これらのゲームパッドを試してみるのもいいかもしれません。
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