今回はそんな懐かしい要素をピックアップしてご紹介。原作ファンならばわかる素晴らしいシーンや要素を見つけると、思わずニヤリとしてしまいますよね。
◆「ゲッダウン!」がちゃんとある
「クレアがゾンビに追われている時、ドアの向こうから銃を構えたレオンが現れる」というのがふたりの主人公の出会いのシーンです。原作にもあったこのシーン、きちんと再現されていますよ。
銃を持っているレオンにひるむクレアですが、レオンのほうはすぐに状況を察知して「Get Down!」と叫びます。そしてゾンビをヘッドショット! このカッコいい流れは何度見てもいいものですね。
◆マップを見まくる感じのゲームプレイ
最近のゲームは特に親切で、どこへ行けばいいのか表示されまくりで迷うことは少ないです。一方、『バイオハザード RE:2』は警察署を探索して進むべき道を探すのが醍醐味のひとつ。マップをジロジロ見て、「あっちに鍵があるかな?」などと考えながら進む懐かしい感じになっています。
ラクーンシティの警察署はもともと美術館だったそうで、妙に複雑な仕掛けがいろいろあるのも大きな特徴。この感じ、まさにかつての『バイオハザード』です。
◆警察署の鍵がやたらと複雑
ラクーン警察署の中でもなかなか意味がわからないのが、鍵です。
しかし鍵はいくつかの扉で使いまわすことができ、その場所が離れていたり、使える場所の一貫性がなかったりとかなり謎めいています。とはいえ、そういうゲームっぽい感じがまた『バイオハザード2』の遺伝子のひとつと言えるのです。
◆クランクが役に立つ
『バイオハザード』シリーズで最も有名なアイテムと言えば? サムライエッジ、ハーブ、ロケットランチャー……。確かにそれらも正解です。しかし、やはりクランクも知名度があるのではないでしょうか。
『バイオハザード2』でも大活躍したクランクは、リメイクでも続投しています。もっとも出番はかなり少なくなっていますが、それでも見つけると「おっ」と思いますよね。
◆やっぱり図書室で落ちる
序盤は警察署の3階になかなかたどり着けず、多くのプレイヤーは2階西側にある図書室からそこへ行こうとするはず。そこで待ち受けるトラップ(?)がもろい床。ここへ行くと、レオンたちは落下してひるんでしまいます。
原作でも図書室に床が抜ける場所があり、それが妙に印象深いのでした。ハンクや豆腐と同じく、もろい床も無事にリメイクに登場できたというわけです。
◆嫌な予感がするマジックミラー
警察署ということで当然ながら取り調べ室があり、そこには大きなマジックミラーが設置されています。隣の部屋から刑事たちが取り調べの様子を眺める……という使われ方がふつうのことでしょう。
しかし『バイオハザード RE:2』のマジックミラーはもっと違う用途で使われます。原作を遊んでいればそのことを思い出し、マジックミラーを見るだけで嫌な感じになることでしょう。
◆銃のカスタム要素がある
『バイオハザード2』はアクション要素が強くなりはじめた作品で、銃のカスタマイズアイテムがいろいろと出てくるところにもそれが現れています。
もちろん『バイオハザード RE:2』にもたくさんのカスタマイズ系アイテムが登場。ショットガンやグレネードランチャーを強化できた時には、相変わらず喜びが湧いてきます。
◆ちゃんとワニが出てくる
インパクトありすぎなクリーチャーといえば、やはりワニでしょう。デカすぎるうえに倒し方が印象的すぎます。原作ではなんとガスボンベを食わせて爆散させるのです。
そして『バイオハザード RE:2』にもワニは登場します。倒し方はもちろん……、ご自身の目で確認してみてください。
(後編に続く)
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