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2019年5月3日より映画『名探偵ピカチュウ』が公開されました。ポケモンがなんとハリウッドで映画化、さらにピカチュウがもふもふになって、ほかのポケモンたちも妙にリアルに! 予告映像などを見て驚いた方も多いのではないでしょうか。


この作品、ポケモンに思い入れがある人ならばきっと気にいることでしょう。具体的にどこが魅力なのか、12項目に分けて簡単に説明いたします。

◆1.ピカチュウは生意気だけどかわいい
この映画に出てくるピカチュウはちょっとヘン。なぜか主人公のティムと会話できますし、コーヒーが大好きなカフェイン中毒ポケモンで、ついでにしわしわな顔になったりすることもあります。

まるで中身がおっさんになったかのようなピカチュウですが、それでもやはり動きはとても愛らしいのです。ぜひ大きな画面で「おっさん声なのにかわいいピカチュウ」を堪能してください。そのギャップがたまりません。

◆2.ほかのポケモンたちもほどよい具合にキモかわいい
ほかのポケモンたち、たとえばカビゴンやゼニガメなどもリアル寄りの描写になっており、毛が生えているポケモンはふさふさで、そうでないポケモンはぬめぬめな感じになっています。

はじめて見た時は抵抗があるかもしれませんが、慣れればたぶん大丈夫! デメリットよりもポケモンたちが生き生きしている部分に目が行くはずです。

◆3.『ミュウツーの逆襲』を意識していると思しきシーンがある
冒頭のシーンやミュウツーがキーパーソン(キーポケモン?)として登場するあたり、どうやら『ミュウツーの逆襲』をオマージュしているかのようなのです。『ミュウツーの逆襲』は2019年夏にリメイクされますし、昔からのファンにとっても嬉しい要素ですよね。

『名探偵ピカチュウ』は確かにハリウッド映画ですが、他のポケモン作品をリスペクトしていることがところどころで確認できます。
そういう細かい部分に気づけるとより楽しいですよ。

◆4.ポケモンたちの特徴が活かされている
ヒトカゲは炎を活かして料理の手伝いをし、ドゴームは音楽を鳴らし、ウォーグルは高所作業員に荷物を届ける! これぞポケモンと人間が共生している世界で、映画ではそういうシーンがいくつもあるのです。

「自分の好きなポケモンと一緒に過ごしたらこんなことになるだろう!」という世界が描かれるのが、この作品の魅力。ポケモン好きにとっては夢のような映画ですよね。

◆5.バトルシーンもある!
物語の舞台となるライムシティでは、ポケモンバトルはほとんど行われない設定のようです。ただし、映画ではきちんとバトルシーンがありますよ。

やはりポケモンという作品にとってバトルは大きな魅力のひとつ。ゲームとはかなり違う感じですが、迫力あるバトルに仕上がっています。

◆6.あの“技”についての言及がある
バトルがあるということは、ポケモンは技を繰り出す必要があるわけですよね。そして主人公はピカチュウ! もちろん、皆さんが期待しているものが映画には含まれていますよ。特に、名探偵ピカチュウが技を出そうとするシーンは必見です。

◆7.初代が多めだけど意外なポケモンも出てくる
フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメなど、映画に出てくるのは初代のポケモンが多め。
とはいえご安心ください。ヤンチャムやタブンネにバチュルなど、比較的新しく発見されたポケモンたちにも出番が用意されています。

脇役のポケモンにもいろいろ見所があるのも映画『名探偵ピカチュウ』のいいところ。あなたの好きなポケモンが映画に出演したら、じっくり見てあげてください。

◆8.バリヤードがヤバい
この映画にはさまざまなポケモンが出てきますが、脇役のバリヤードが異常な存在感を放っています。普段であればあまりパッとしないポケモンなものの、ここでは特性を活かして大活躍(?)。ここまでバリヤードが印象的な作品も珍しいはずです。

◆9.ピカチュウはかわいい声でも喋る
ピカチュウといえば大谷育江さんの声が定番になりましたが、この映画ではおっさんの声になっている……と落ち込む必要はありません。なぜなら、おっさんの声に聞こえているのは主人公のティムだけなのですから。

というわけで、あのかわいい声で「ピカピカ!」と鳴いているシーンも一部分とはいえあったりします。そのギャップがまたいいものですよ。

◆10.名探偵ピカチュウのもふもふ感もたまらない
映画『名探偵ピカチュウ』では、ピカチュウのモフモフ感も大きなウリのひとつとなっています。
もちろん作中では毛の描写が丁寧ですし、劇場によってはモフモフ感を味わえるポップも出ているようです。

名探偵ピカチュウのぬいぐるみも、通常のピカチュウとは違ってもふもふ感が全面に出されているようなデザインになっています。普段のポケモンとは一風変わったグッズも魅力のひとつでしょう。

◆11.細かい小ネタにも注目
本作にはいろいろな小ネタがたくさん用意されています。ティムの部屋にはシンオウ地方ポケモンリーグのポスターらしきものが貼ってありますし、とあるビルを訪れた時には伝説のポケモンの像もあったりするのです。

このほかにも、ポケモンに詳しい人ならばピンと来るセリフもたくさん。映画を見た人たちで気づいた小ネタを話し合うと盛り上がるかも。

◆12.エンドロールも見逃すな!
映画が終わってもすぐに席を立たないほうがいいかもしれません。『名探偵ピカチュウ』はエンドロールもひとつの大きな見どころになっているので、落ち着いて鑑賞しましょう。昔からのポケモンファンなら嬉しいオマケ要素です。
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