遊ぶだけでも相当のボリュームが楽しめるのですが、やはり作るのもかなりおもしろいです。しかしながらモノを作るというのは簡単ではなく、「何を作ったらいいんだろう?」だとか「どうしたらいいんだろう?」と悩む方もいるはず。今回は、そんな方に向けた7つのアドバイスをお送りします。
◆まずはインプットしよう
小説を書きたいならいろいろな小説を読んでみるのがいいように、モノを作るためにはまずインプットが必要です。『スーパーマリオメーカー2』の場合はさまざまなコースを遊んでみましょう。
ストーリーモードはギミックの使い方の基本を教えてくれるうえに、どのコースの出来栄えもかなりのもの。間違いなく参考になるでしょう。あるいは世界のコースでいろいろ遊べば「あれをこうすればいいのに!」と思うこともあるので、それを原動力にしてコースを作るのもいいでしょう。
いずれにせよ、いろいろと遊んでみることが大事。そこで「これはおもしろい!」と思ったものをメモしておき、コース作りに活かしていきましょう。
◆1つのアイデアで1コースを作ってみよう
コース作りの際に気をつけたいのは、アイデアを盛り込みすぎないこと。たとえば「敵を踏んで進んでいく」というアイデアがあるならば、とりあえずそれだけでひとつ作ってみましょう。
たくさんのアイデアを盛り込むのは慣れてきてからでOK。シンプルなほうがわかりやすいですし、作りやすく、遊ぶほうも混乱しづらいです。また、アイデアを分割するとたくさんのコースが作れますよ。
◆長いコースより短めのコース
同じように、コースを作っていくとどうしても長くなりがちです。短ければサクッとクリアできて悪印象もつきづらいので、やはり短めのほうがオススメになります。
長いとサブエリアも作り込む必要が出てきますし、コースの破綻(意図せぬクリア方法が見つかる)なども起こりやすいです。まずはシンプルに短くいきましょう。
◆完成したら身近な人に遊んでもらおう
とりあえずコースが形になったら、家族や友達などに遊んでもらうといいかもしれません。制作者が気づかない問題や意外な遊び方が絶対に見つかるので、テストプレイは重要です。
「あそこでつまづいてたからヒントが必要かな?」だとか「序盤が難しすぎたから仕掛けを入れ替えよう」など、参考になることはたくさん。遊んでいる姿を見せてもらいましょう。
◆他人のコースを真似するのもよし
世界にはたくさんの名作コースがありますので、それを参考にして自分のコースに活かすのもいいでしょう。
もちろん、そのままパクるのはNGなので気をつけてください。あくまで目で見て参考にさせてもらうだけに留めましょう。
◆難しいコースを作るのは簡単
自分でコースを作れるとなると、やはり誰もが難しいものを作りたがります。敵をたくさん置く! 隠されたブロックで穴に落とす! 見えないところから敵が来る! このゲームの“あるある”かもしれません。
ただ、難しくするのは誰もがやってしまうことです。むしろ簡単だったり、ほどよい難易度のコースは需要が多いのに作る人が少なめです。そのあたりは狙い目かも。
◆ヤマムラ道場を訪ねよう
ポーズメニューには鳩のアイコンがあり、それを選択するとヤマムラ道場に行くことができます。コース作りのいろはを教えてくれるのでとても役に立ちますよ。
ちなみに前作のものになりますが、ニンテンドーキッズスペースには「ましことヤマムラ」というコース作成講座が掲載されています。おもしろくて役に立つので目を通しておくといいでしょう。
https://www.nintendo.co.jp/kids/151014/supermariomaker/index.html