TVアニメ「新サクラ大戦」に新華撃団が登場、キービジュアルにヒントが!?―「光武・改」立体化など、2次元・3次元に太正浪漫が溢れる【TGS2019】

シリーズ最新作『新サクラ大戦』をはじめ、本シリーズの最新情報を綴る公式放送「サクラ大戦 帝劇宣伝部通信」。YouTube上での活動などが知られていますが、「東京ゲームショウ 2019」ではステージイベントという形で、様々な情報を毎日発信しています。初回となった9月12日のステージイベントでは、横山智佐さんがCVを担当する謎のキャラクター「夜叉」や、伯林華撃団に属する「エリス」（CV：水樹奈々さん）、「マルガレーテ」（CV：釘宮理恵さん）など、新たな登場人物を発表し、大きな注目を集めました。そのため、第2回目となる9月13日のステージイベントにも多くの来場者がステージ前に足を運んでおり、登壇者の片野徹氏（『新サクラ大戦』プロデューサー）が「昨日よりも（来場者の数が）多いですね」とこぼしたほど。これを受け、アシスタントMCの山下まみさんは「昨日の発表のおかげかもしれませんね」と、前日の濃密な発表がユーザーの期待を高めたのではとコメントしました。もうひとりの登壇者であり、『サクラ大戦』シリーズのディレクターを担当する寺田貴治氏も、「あれ（昨日の発表）、4日分でいいです」と語り、昨日の発表は濃厚だったと口にします。期待に満ちた視線が寄せられる今回のステージイベントは、『サクラ大戦』関連の商品展開を紹介。すでに始まっているコミカライズや、「東京ゲームショウ 2019」で販売されているオリジナルグッズなどに触れた後、このステージイベントで初出しとなる情報を続々とお披露目しました。まずは、バンダイのHGシリーズにて、『新サクラ大戦』に登場する「量子戦闘機・無限」のプラモデル化が決定しました。また、『サクラ大戦2』の「光武・改」を、約125mmのプラモデルとしてリリース。この「光武・改」は内部コックピットも再現されており、搭乗状態のキャラクターパーツも付属。「真宮寺さくら機」と「大神一郎機」が2020年1月に発売され、続いて「神埼すみれ機」が2020年3月にリリースされます。また、『新サクラ大戦』に登場する機体を手のひらサイズにしたプラモデルを、海洋堂が手掛けます。詳細はまだ明かされていませんが、片野氏のコメントによれば「お求めやすい価格」とのこと。発売時期は、2020年夏ごろを予定しています。加えて、AMAKUNIからは「天宮さくら」の1/7スケールフィギュアが登場するなど、立体化の発表が相次ぎました。しかし、本ステージでの衝撃的な発表は、まだ終わりではありません。『新サクラ大戦』のTVアニメ化が決定し、2020年に放送を開始すると明かしました。タイトルはずばり、「新サクラ大戦 the Animation」。このアニメには、ゲームに関わったクリエイター陣も多数参加しており、寺田氏も監修役として携わっています。今回発表したTVアニメ版について、寺田氏は「外伝やスピンオフではない」と延べ、メインストーリーとなるような話が展開していくと強調。また、アニメ版は「天宮さくら」が主人公を務めるとも発表され、彼女の内面が浮き彫りになるのも注目すべき点のひとつとなりそうです。そして、アニメ版には更に新たな華撃団が出る模様。この件に関する明確な情報はまだ伏せられていますが、本アニメのキービジュアルにそのヒントが隠されているとのコメントが飛び出しました。キービジュアルには、満開の桜を背にした「天宮さくら」の勇ましい姿が描かれていますが、散りばめられている雪の結晶のようなものも印象的で、色々と深読みできそうな一枚になっています。様々な立体化に加えTVアニメの決定と、初日に負けず劣らずの発表が相次いだステージイベントも無事閉幕。第3回目は、ステージ上で『新サクラ大戦』のゲームプレイが披露されます。そこからどんな情報が飛び出すのか、心待ちにしておきましょう。