ニンテンドースイッチソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』(以下、スマブラSP)では、発売以後も多彩なファイターが有料追加コンテンツとして参戦を果たしています。第1弾の「ジョーカー」(ペルソナ5)を皮切りに、「勇者」(ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S)や「バンジョー&カズーイ」(バンジョーとカズーイの大冒険)など、いずれも注目度の高いキャラクターたちが『スマブラSP』に登場。そして、第4弾となる「テリー・ボガード」(餓狼伝説)の参戦も決定しています。このテリーについて詳しく明かす特別番組「テリーのつかいかた」が、11月6日22時に公開。『スマブラSP』のディレクターを務める桜井政博氏が、テリーの魅力を直接お届けしました。この放送で判明した新情報について、本記事でまとめて紹介いたします。なお、この番組の公開直後、「テリー」の配信がスタート。まだ触れていない方は、こちらで予習をどうぞ。◆新ファイター「テリー・ボガード」についてテリーは1対1の時、常に相手の方へと向き直ります。リュウと同様に、格闘ゲーム出身らしいデザインに。また、基本攻撃の速度は、リュウと比べると全体的に遅め(原作の再現)。各攻撃は原作を踏襲したものですが、「サマーソルトキック」のような攻撃も新規に用意されています。必殺ワザなどのかけ声は、新旧様々なバージョンを採用。また、カラーバリエーションは、帽子のデザインが少しずつ異なっています。いずれも原作を踏襲したデザインに。【基本攻撃】・弱攻撃:ジャブ・ボディブロー・ハイキック・ダッシュ攻撃:パワーチャージ・横強攻撃:ミドルキック・上強攻撃:ライジングアッパー・下強攻撃:アンダーキック【スマッシュ攻撃】・横スマッシュ攻撃:バックスピンキック・上スマッシュ攻撃:ワイルドアッパー・下スマッシュ攻撃:スライドキック【空中攻撃】・通常空中攻撃:ジャンプ手刀・前空中攻撃:ジャンプテリーキック・後空中攻撃:ジャンプ後ろ回し蹴り・上空中攻撃:サマーソルトキック・下空中攻撃:ジャンプ正拳突き(※メテオ効果あり)【投げ】・前投げ/後投げ:バスタースルー・下投げ:ネックブリーカードロップ・上投げ:グラスピングアッパー【通常必殺ワザ】(※ファイターが右を向いている時)全ての必殺ワザは、ボタンを押す長さで「弱」「強」の打ち分けが可能。■Bボタン:パワーウェイブ空中では、射程が短い衝撃波を放ちます。(『KOF'96』などのパワーウェイブ風)■右方向+Bボタン:バーンナックルコマンド入力もあり(下、右下、右方向+AorBボタン)、成功するとちょっと強力になります。コマンドを入力すると音が入り、炎に緑のエフェクトも追加。コマンドありの「強」なら撃墜も狙えます。ただし、シールドされると隙だらけなのでご注意を。■左方向+Bボタン:クラックシュート弧を描いて飛ぶため、対空に使いやすい必殺ワザ。近距離で出すと、シールドされても間合いが離れるので、反撃を受けにくいといった特徴も。こちらにもコマンド入力があり(下、左下、左方向+AorBボタン)、攻撃力とふっとばし力が上昇します。また、コマンドをせずに後ろを入力し続けると、戻る方向にクラックシュートを打つことも可能です。テリーは、いわゆる横必殺ワザとして、「バーンナックル」と「クラックシュート」を持っており、前(右方向)と後(左方向)で別の必殺ワザを使用できるのは、『スマブラ』初。■上+Bボタン:ライジングタックル「弱」「強」でジャンプのジャンプの高さが変化し、下に軽く溜めてから使うと攻撃力・上昇距離がアップし、ワザの出始めが無敵となります。また、他のワザの後にライジングタックルを出すこともできるので、復帰にも使えます。■下+Bボタン:パワーダンクこちらの必殺ワザにもコマンド入力があります(右、下、右下+AorBボタン)。コマンドを入力すると、出だしが無敵に。成功した時には“スコーン”と音が入ります。コマンド入力+「強」だと、出始めが無敵になり、急降下の後半にメテオ効果が発生。【最後の切りふだ】テリーの最後の切りふだは、「トリプルゲイザー」。この攻撃を当てると、「トリプルゲイザー・パワーダンク・バスターウルフ」を連続で食らわせるという演出に。最初のトリプルゲイザーは範囲が広く、複数の敵に当てることが可能です。【超必殺ワザ】(※ファイターが右を向いている時)ダメージ100%(体力制の場合は、残り体力1/3以下)になると「GOサイン」が表示され、その状態の時に特定のコマンドを入力すると発動。■下、左下、左、左下、右+AorBボタン:パワーゲイザーパワーゲイザーは、前と後ろへの打ち分けが可能。後ろに出したい場合は、コマンドを逆に入力します。■下、右下、右、下、右下、右+AorBボタン:バスターウルフコマンド入力には簡易的なものもあり、「バスターウルフ」は下、右、下、右+ボタンでも発動します。「パワーゲイザー」の場合は、下、左、下、右+ボタン。超必殺ワザはシールドで防げるため、ハイリスク・ハイリターン。キャンセルに組み込むのもお勧めです。【アピール】・上アピール:『KOF』の“Hey come on! come on!”・下アピール:『リアルバウト飢狼伝説』の“帽子くるくる”・横アピール:『飢狼-MARK OF THE WOLVES-』の“Stand up”新ステージには、総勢20体のゲストキャラが! 楽曲やアップデート情報も◆新ステージ「KOFスタジアム」闘技場のようなステージとなる「KOFスタジアム」は、これまでの『スマブラ』にはなかった特殊なルールが採用されており、画面端が壁になっています。この壁にぶつかったファイターは、通常であれば弾き返される形に。そして、ダメージを蓄積した状態で相手を壁にぶつけると、壁を突き抜けてリングアウトさせることができます。壁に近い位置でぶつけると、低ダメージでも突き抜ける場合も。「KOFスタジアム」には、関連するゲストキャラクターたち(総勢20体)が登場。なお、不知火舞は残念ながら不参加です。・アンディ・ボガード・ジョー・ヒガシ・ダン・フー・ルー・ビリー・カーン・ギース・ハワード・ロック・ハワード・キム・カッファン・山崎竜二・ブルー・マリー・麻宮アテナ・草薙京・八神庵・大門五郎・チャン・コーハン/・チョイ・ボンゲ・ラルフ・ジョーンズ/・クラーク・ステイル・リョウ・サカザキ・キング・ユリ・サカザキ◆収録楽曲について【追加楽曲】収録される追加楽曲はなんと全50曲!うち17曲が新規アレンジ。「餓狼伝説」シリーズに限らず、SNKの幅広いタイトルから数多くの名曲を取り揃えています。#スマブラSP pic.twitter.com/5YRysGQOD2— 大乱闘スマッシュブラザーズ【スマブラ公式】 (@SmashBrosJP) 2019年11月6日今回はSNK全体を選曲の対象とし、桜井氏はまず50曲をリストアップ。この中から、「許される範囲で選んでいただこう」と打診したところ、SNK側からOKとの返事が。その結果、50曲相当の楽曲の収録が実現しました。うち17曲は、新規アレンジとなります。◆Miiファイターコスチューム 第4弾今回のMiiファイターは格闘ゲームにゆかりのあるラインナップになっており、「ナコルル(剣術)」「リョウ・サカザキ(格闘)」「八神庵(格闘)」「アキラ(格闘)」「ジャッキー(格闘)」の5キャラとなります。なお、Miiファイターコスチューム 第4弾は「ファイターパス」に含まれていないので、ご注意ください。◆Ver.6.0 アップデート情報【お知らせ】 本日配信された更新データ(Ver. 6.0)では、オンラインの「専用部屋」の機能を拡張しました。新ファイター「テリー・ボガード」も本日参戦!その他の修正や調整が入ったファイターなどはこちらをご覧ください。https://t.co/JUxxYSuc6L pic.twitter.com/ewxPbvms5w— 大乱闘スマッシュブラザーズ【スマブラ公式】 (@SmashBrosJP) 2019年11月6日オンライン専用部屋に機能が追加され、より遊びやすくなりました。この他の点については、公式サイトをご覧ください。【オンライン専用部屋の新機能】・部屋の中で特定のメッセージが送信可能に。・部屋を作った人が、ルールの一部を変更可能に。・ステージの設定に「戦場・終点化ランダム」を追加。・部屋の目的に「VIPのみ」を追加。【Ver.6.0.0 [2019.11.6 配信]について】https://www.nintendo.co.jp/support/switch/software_support/aaab/600.html