2020年2月28日、ついに「ポケモン・オブ・ザ・イヤー」人気ポケモン投票企画の結果が発表されました。この企画は全ポケモンを対象に、世界規模で人気投票が行われるというものとなっています。
確かに上位には人気があるのも納得なポケモンたちが並んでいます。しかし気になるのは、なぜ人気になったのかというところ。この特集では、その人気の理由に迫りたいと思います。
◆第1位:ゲッコウガ
1位に輝いたゲッコウガは約14万票を獲得してひとつ頭が抜けるほどの人気でした。『ポケットモンスター X・Y』から登場したポケモンですが、人気の理由は解説しなくてもわかるかもしれませんね。
■ニンジャである
やはり人気の理由は「ニンジャをモチーフにしたポケモンだから」でしょう。忍者は洋の東西を問わず人気ですし、忍者らしさをうまく活かしたデザインになっており見事なもの。これが大きな理由のひとつです。
■『スマブラ』に出演
ゲッコウガは『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』からファイターとして参戦しています。なんでもそのカッコよさから『ポケットモンスター X・Y』発売前に参戦が内定していたそうで、もともと人気が出るであろう素質があったんですね。
『スマブラ』に登場するゲッコウガも非常にカッコよく、原作のイメージをさらに膨らませて活躍してくれます。おかげでさらに人気が増したのは言うまでもありません。
■アニメでも大活躍!
アニメ『ポケットモンスター XY』シリーズでもゲッコウガは大活躍。サトシのパートナーになるだけでなく、さらにキズナの力で「サトシゲッコウガ」に変身するのです。
当然ながらストーリーでも重要な立場になりましたし、その後ゲームでもサトシゲッコウガが逆輸入されました。まさしく特別なポケモンNo.1といえるわけで、人気投票1位も当然なのかもしれません。
◆第2位:ルカリオ
2位はルカリオでした。約10万票でゲッコウガには及びませんでしたが、それにしてもかなりの人気です。
■映画で主役のような扱いに
ルカリオが最初に活躍したのは『劇場版ポケットモンスターアドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者ルカリオ』です。ルカリオは幻のポケモンではないのですが、ゲーム発売前から新作映画の主役として抜擢されました。
■『スマブラ』に出演
そしてルカリオも『大活躍スマッシュブラザーズX』から出演を果たしています。やはり人気上位となるとプレイアブルで『スマブラ』に出演しているかどうかは大きい差になるのかも。
■メガシンカの代表的な扱いに
『ポケットモンスター X・Y』でははじめてメガシンカを見せてくれる存在であり、かつプレイヤーにとっても初のメガシンカができる相棒となります。非常に印象的な役割なので、人気の理由のひとつになっているでしょう。
◆第3位:ミミッキュ
3位にランクインしたのはミミッキュでした。票数は約9万9千票で、ルカリオとかなり僅差でした。かわいくて人気とはいえ、ミミッキュが3位になることに驚いた人も多いのでは。
■ピカチュウに似たポケモンの中でも特にインパクトあり
『ポケットモンスター』シリーズではいつもピカチュウに似たようなポケモンが出てくるわけですが、ミミッキュはその仲間たちの中でも特殊です。ゴーストタイプですし、ピカチュウにあこがれて姿を真似ていているうえ、本当の姿を見ると死んでしまうなんて強烈な設定がついているのですから。
しかし、その設定が逆に人気を呼んだのかもしれません。見られると相手を殺してしまうくせにさみしがりやだったり、ギャップがいいのかも。
■ピカチュウじゃないよミミッキュだYO!
現在は見られなくなっていますが、公式で『ミミッキュのうた』が作られていました。曲の内容は「ピカチュウじゃないよミミッキュだYO!」とピカチュウでないことをアピールするラップで、なんともインパクト抜群でした。この「ピカチュウに似ているけどピカチュウじゃない作戦」のおかげか、グッズ展開も多くかなり活躍の幅を広げていました。
■通信対戦でも非常に強い
『ポケットモンスター サン・ムーン』で初登場したミミッキュは、特性「ばけのかわ」がとても強く通信対戦で大活躍。ガチ勢からも愛されるポケモンでした。
◆第4位:リザードン
リザードンは約9万4千票を獲得して4位になりました。このポケモンがベスト5に入るのは納得だと思う人も多いのではないでしょうか。
■初代を代表するポケモンとして文句なし
『ポケットモンスター 赤』のパッケージにはリザードンが大きく描かれています。このパッケージがカッコよくて赤を選んだ人も多かったように、初代ポケモンで一番最初に大きく目立った存在だったのです。
■メガシンカが2種類も!
リザードンも『ポケットモンスター X・Y』からメガシンカができるようになったポケモンですが、なんと2種類のメガシンカがあるという驚きの優遇具合。どちらもカッコいいうえにXではドラゴンタイプまでついているのです。さらに人気に拍車がかかりました。
■キョダイマックスも一足先にゲット
そして『ポケットモンスター ソード・シールド』ではフシギバナやカメックスに先駆け、一匹だけキョダイマックスのすがたになっています。フシギバナやカメックスも有料追加コンテンツでキョダイマックスできるようになりますが、やはりリザードンのほうが一足先になれるくらいに人気の差があるわけです。
■『スマブラ』にも出演&ソロでも登場
『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではポケモントレーナーの使うポケモンの1体として出演し、その後の『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』では単独ファイターとなりました(その後またポケモントレーナーの使う1体に戻りました)。ひとりだけ独立できるくらいには注目度の高いポケモンだというわけですね。
◆第5位:ブラッキー
5位に滑り込んだのはブラッキー。
■人気の理由が説明しづらいポケモン
もともとイーブイとその進化系のポケモンは全般的に人気が高く、グッズ化される場合もみんな一緒にというケースが多い印象です。なのでブラッキーだけ突出する理由は明確にわからない、というのが正直なところです。
今回の企画では「投票したいポケモンの地方を選択してからポケモンを選ぶ方式」だったので、ジョウト地方のなかでのトップを獲得した結果、全体ランキングでも上位に入れたという可能性がありえます。
しかし、6位のニンフィアと約1000票差、20位のイーブイとは約1万5千票差をつけているわけで、ブラッキーの人気があることは間違いなし。ダークホース的ポケモンといえるかもしれません。
確かに上位には人気があるのも納得なポケモンたちが並んでいます。しかし気になるのは、なぜ人気になったのかというところ。この特集では、その人気の理由に迫りたいと思います。
◆第1位:ゲッコウガ
1位に輝いたゲッコウガは約14万票を獲得してひとつ頭が抜けるほどの人気でした。『ポケットモンスター X・Y』から登場したポケモンですが、人気の理由は解説しなくてもわかるかもしれませんね。
■ニンジャである
やはり人気の理由は「ニンジャをモチーフにしたポケモンだから」でしょう。忍者は洋の東西を問わず人気ですし、忍者らしさをうまく活かしたデザインになっており見事なもの。これが大きな理由のひとつです。
■『スマブラ』に出演
ゲッコウガは『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』からファイターとして参戦しています。なんでもそのカッコよさから『ポケットモンスター X・Y』発売前に参戦が内定していたそうで、もともと人気が出るであろう素質があったんですね。
『スマブラ』に登場するゲッコウガも非常にカッコよく、原作のイメージをさらに膨らませて活躍してくれます。おかげでさらに人気が増したのは言うまでもありません。
■アニメでも大活躍!
アニメ『ポケットモンスター XY』シリーズでもゲッコウガは大活躍。サトシのパートナーになるだけでなく、さらにキズナの力で「サトシゲッコウガ」に変身するのです。
当然ながらストーリーでも重要な立場になりましたし、その後ゲームでもサトシゲッコウガが逆輸入されました。まさしく特別なポケモンNo.1といえるわけで、人気投票1位も当然なのかもしれません。
◆第2位:ルカリオ
2位はルカリオでした。約10万票でゲッコウガには及びませんでしたが、それにしてもかなりの人気です。
■映画で主役のような扱いに
ルカリオが最初に活躍したのは『劇場版ポケットモンスターアドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者ルカリオ』です。ルカリオは幻のポケモンではないのですが、ゲーム発売前から新作映画の主役として抜擢されました。
■『スマブラ』に出演
そしてルカリオも『大活躍スマッシュブラザーズX』から出演を果たしています。やはり人気上位となるとプレイアブルで『スマブラ』に出演しているかどうかは大きい差になるのかも。
■メガシンカの代表的な扱いに
『ポケットモンスター X・Y』でははじめてメガシンカを見せてくれる存在であり、かつプレイヤーにとっても初のメガシンカができる相棒となります。非常に印象的な役割なので、人気の理由のひとつになっているでしょう。
◆第3位:ミミッキュ
3位にランクインしたのはミミッキュでした。票数は約9万9千票で、ルカリオとかなり僅差でした。かわいくて人気とはいえ、ミミッキュが3位になることに驚いた人も多いのでは。
■ピカチュウに似たポケモンの中でも特にインパクトあり
『ポケットモンスター』シリーズではいつもピカチュウに似たようなポケモンが出てくるわけですが、ミミッキュはその仲間たちの中でも特殊です。ゴーストタイプですし、ピカチュウにあこがれて姿を真似ていているうえ、本当の姿を見ると死んでしまうなんて強烈な設定がついているのですから。
しかし、その設定が逆に人気を呼んだのかもしれません。見られると相手を殺してしまうくせにさみしがりやだったり、ギャップがいいのかも。
■ピカチュウじゃないよミミッキュだYO!
現在は見られなくなっていますが、公式で『ミミッキュのうた』が作られていました。曲の内容は「ピカチュウじゃないよミミッキュだYO!」とピカチュウでないことをアピールするラップで、なんともインパクト抜群でした。この「ピカチュウに似ているけどピカチュウじゃない作戦」のおかげか、グッズ展開も多くかなり活躍の幅を広げていました。
■通信対戦でも非常に強い
『ポケットモンスター サン・ムーン』で初登場したミミッキュは、特性「ばけのかわ」がとても強く通信対戦で大活躍。ガチ勢からも愛されるポケモンでした。
◆第4位:リザードン
リザードンは約9万4千票を獲得して4位になりました。このポケモンがベスト5に入るのは納得だと思う人も多いのではないでしょうか。
■初代を代表するポケモンとして文句なし
『ポケットモンスター 赤』のパッケージにはリザードンが大きく描かれています。このパッケージがカッコよくて赤を選んだ人も多かったように、初代ポケモンで一番最初に大きく目立った存在だったのです。
■メガシンカが2種類も!
リザードンも『ポケットモンスター X・Y』からメガシンカができるようになったポケモンですが、なんと2種類のメガシンカがあるという驚きの優遇具合。どちらもカッコいいうえにXではドラゴンタイプまでついているのです。さらに人気に拍車がかかりました。
■キョダイマックスも一足先にゲット
そして『ポケットモンスター ソード・シールド』ではフシギバナやカメックスに先駆け、一匹だけキョダイマックスのすがたになっています。フシギバナやカメックスも有料追加コンテンツでキョダイマックスできるようになりますが、やはりリザードンのほうが一足先になれるくらいに人気の差があるわけです。
■『スマブラ』にも出演&ソロでも登場
『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではポケモントレーナーの使うポケモンの1体として出演し、その後の『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』では単独ファイターとなりました(その後またポケモントレーナーの使う1体に戻りました)。ひとりだけ独立できるくらいには注目度の高いポケモンだというわけですね。
◆第5位:ブラッキー
5位に滑り込んだのはブラッキー。
約6万7千票を獲得しており、イーブイの進化系ではトップの位置に君臨しています。意外な結果と思う人もけっこういるかも。
■人気の理由が説明しづらいポケモン
もともとイーブイとその進化系のポケモンは全般的に人気が高く、グッズ化される場合もみんな一緒にというケースが多い印象です。なのでブラッキーだけ突出する理由は明確にわからない、というのが正直なところです。
今回の企画では「投票したいポケモンの地方を選択してからポケモンを選ぶ方式」だったので、ジョウト地方のなかでのトップを獲得した結果、全体ランキングでも上位に入れたという可能性がありえます。
しかし、6位のニンフィアと約1000票差、20位のイーブイとは約1万5千票差をつけているわけで、ブラッキーの人気があることは間違いなし。ダークホース的ポケモンといえるかもしれません。
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